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【函館】幕末の風を感じよう♪雪化粧をした五稜郭と箱館奉行所を行く!

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2016/02/11
【函館】幕末の風を感じよう♪雪化粧をした五稜郭と箱館奉行所を行く!

五稜郭はヨーロッパの城塞を手本とした星形城郭で、国の特別史跡です。
4月下旬は桜の名所です✿
2010年に復元された箱館奉行所は、五稜郭や箱館奉行所の歴史を学べるほか、忠実に当時の様式が再現されており、日本伝統工芸の匠を満喫できる施設となっています。
感性豊かに、幕末の雰囲気を楽しみつつ、散策しましょう♪
歴史好きなカップルは一緒に楽しめますが、自分だけ歴史好きな場合は、歴史好きのツボな場所や展示が多いため、一緒に行ったお相手が飽きないように、観光プランが押さないように、気をつけてみてください(^^)
歴史好きな方は、1時間があっという間に過ぎてしまいます。
箱館奉行所だけでも1時間コースなのですが、いろいろ函館観光するため、今回は奉行所を30分で観て、城内もサラッと観て、五稜郭滞在は1時間でした。

・掲載時点の情報です。最新情報については各施設のHPをご確認ください。
・紹介している施設等について、アフィリエイトプログラムを利用した広告リンクを設置している場合があります。
五稜郭

五稜郭タワーから徒歩2分ほど、五稜郭に来ました♪
五稜郭は星型城郭です。
星型を楽しめるのは上から見下ろす五稜郭タワーからの景色で、五稜郭を歩いても、私は星型を実感できません(笑)

函館市公式観光情報 特別史跡五稜郭跡
http://www.hakobura.jp/db/db-view/2011/04/post-122.html

五稜郭五稜郭五稜郭

お堀沿いを一の橋、二の橋を渡って城内へ行きます。
4月末~10月下旬までは、外周1800mのお堀をボートで一周できます。

五稜郭

二の橋です。
五稜郭の土方歳三を、1番イメージできた場所です!
五稜郭タワーで見た、五稜郭に立つ土方歳三像の雰囲気を思い出しましょう。
広い敷地内ではどこを歩いたか想像するしかありませんが、橋なら必ず歩いたはず!
京都から北上し、五稜郭を見て何を思われていたのでしょう。
五稜郭から出陣し、一本木関門で没したと言われています。
死を覚悟して惜別の情とともに、五稜郭を去ったのでしょうか?
それとも、死にそうな目にはあうものの、自分がまさか死ぬとは思っていなかったのでしょうか??
私の想像では、後者ですね☆
だって、知れば知るほど、土方歳三は強いのですから!(^^)!

五稜郭五稜郭五稜郭五稜郭五稜郭

いよいよ城内に入っていきます。
土塁・石垣についての説明パネルもありました。
正面入り口にある石垣は、特に高く築かれています。
上部は迫り出していて、「刎ね出し(はねだし)」と呼ばれます。(写真右上)
5~6月は、藤棚が綺麗そうですね♪(写真左上)
城好きな方は箱館奉行所に着くまでも、時間をかけて観がちですが、観光プランが押さないように、気をつけましょう☆

五稜郭

箱館奉行所に入っていく手前に、武田斐三郎先生 顕彰碑があります。
五稜郭を設計された方です。
顔を撫でると頭が良くなると言われ、ご覧のとおり顔だけピッカピカ☆
どんだけ触られ続けてるんだ…(゜o゜)
五稜郭の名物スポットです!

五稜郭

兵糧庫(土蔵)です。
箱館戦争降伏後は、建物の大半は取り壊されてしまいましたが、唯一現存する当時の建物です。

五稜郭

五稜郭にあったものではありませんが、箱館戦争で使用された大砲が2門設置されています。
左側が、築芝台場に備え付けられた英国ブラッケリー社製の大砲、
右側が、1869年5月11日に箱館湾海戦で沈没した新政府軍の軍艦「朝陽」に搭載されていたドイツのクルップ社製の大砲です。

五稜郭五稜郭

箱館奉行所付近には、立派なアカマツが植えられています。
樹齢150年で、五稜郭を当時から見守っています。
土方歳三、榎本武揚、武田斐三郎、箱館奉行所の方々も同じアカマツを見ていたのです!
幕末の風がそよいでくるかのようで、江戸時代を最も感じたスポットです。
とても風情のある良い風景で、心が潤います。
庭好きな方、良い木を見るのが好きな方には、たまらないですね☆
じっくり眺めていたかったのですが、観光プランが押すので、名残惜しく通り過ぎました。

五稜郭
場所:北海道函館市五稜郭町44
アクセス:五稜郭公園前駅[出口]から徒歩約15分
箱館奉行所

2010年に復元された、箱館奉行所です。
箱館奉行所は、1854年日米和親条約で箱館の開港が決定した際、五稜郭ではなく、
基坂(旧函館区公開堂に続く坂)に設置されました。
基坂は、函館湾に近く函館山からも丸見えで防御に適さないため、1864年五稜郭に移転されましたが、箱館戦争終結後の1871年に解体されました。
当時は3,000㎡の奉行所でしたが、法律や特別史跡である等により、3分の1の1,000㎡が復元されています。

太鼓櫓は、高さ16.5mで時報を告げたり、函館湾も見通せていました。
箱館戦争では、箱館奉行所は砲弾を受けています。
標的になる太鼓櫓は、切り落とされたとか。

【入館料】
大人500円、学生250円
【開館時間】
4月~10月 9:00~18:00(17:45 受付終了)
11月~3月 9:00~17:00(16:45 受付終了)
【HP】
http://www.hakodate-bugyosho.jp/index.html

箱館奉行所箱館奉行所箱館奉行所

箱館奉行所は、開港場となった箱館を治め、外国との交渉や防衛、蝦夷地の開拓を担っていました。
文献資料をもとに、畳、柱、天井、建具など忠実に再現されています。
写真左は、大広間の両側の畳廊下です。
各部屋を仕切る障子には、美濃(岐阜)産の手漉き和紙が張られています。
天井は3本の細い木材が支える竿縁(さおぶち)天井になっています。

写真左上で横書きの書は、箱館戦争後、榎本武揚が土方歳三の印象をしたためた書です。
「風清伹室入」
土方歳三が部屋に入ってくると、清らかな風が吹いていたと、絶賛されています。

箱館奉行所

壹之間から四之間まで襖で仕切られて続いた72畳の大広間は、圧巻です!
箱館奉行所の中で、最も格式の高い部屋です。
常時ではなく、年中行事の儀式に使用されていた部屋です。
畳には、最高級の備後表が使用されています。
床の間や違い棚のある壹之間は、写真一番奥です。

箱館奉行所箱館奉行所箱館奉行所

箱館奉行が接見に使用された壹之間です。
違い棚は、欅(けやき)の1枚板で作られており、漆黒の漆塗りがほどこされています。
とても芸術的なため、惚れ惚れと愛でてきました(*^_^*)
床の間に掛けられている書は、二代目の箱館奉行 堀織部正利煕(ほりおりべのしょうとしひろ)が書かれたものです。
現代語訳も展示されていますが、難しくて理解できません(*_*)
基坂にあった箱館奉行所の移転を上申し、五稜郭築造のきっかけを作られた方です。

箱館奉行所箱館奉行所箱館奉行所箱館奉行所箱館奉行所

歴史発見ゾーンでは、五稜郭の成り立ちや構造、箱館奉行所の歴史を学ぶことができます。
奥に続く建築復元ゾーンでは、箱館奉行所の復元経過や、部材の実物(瓦、釘隠し、竹釘、木材)の展示がされています。

再現ゾーンは、インテリアや和が好きな女性もすごく楽しめるゾーンです。
歴史発見&建築復元ゾーンは、歴史好きな方は特に、観光プランが押さないよう、時間配分に気をつけてみてください(^^)

箱館奉行所
場所:北海道函館市五稜郭町44番3号
アクセス:五稜郭公園前駅[出口]から徒歩約14分
プレイライフ編集部
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