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韓国の奇山&パワースポット・馬耳山を訪れ、名物の骨付きの黒豚を豪快に食べる!【ポッコッマウル、塔寺】

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2016/12/20
韓国の奇山&パワースポット・馬耳山を訪れ、名物の骨付きの黒豚を豪快に食べる!【ポッコッマウル、塔寺】

韓国の南西部にある全州(チョンジュ)から1時間ほどの鎮安(チナン)には、馬耳山とよばれる山があります。その名の通り、馬の耳にそっくりな奇妙な形の山です。ここはパワースポットとしても知られている場所です。名物の黒豚焼肉や山菜料理も楽しめます。

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馬耳山

全州(チョンジュ)から30分ほどバスで走ると、鎮安(チナン)という町につきます。バスの車窓から奇妙な形の馬耳山(マイサン)が見えてきます。ミシュランガイド、ミシュラン・グリーン・ガイドに最高のおすすめ度である三ツ星で掲載されたスポットです。

馬耳山駐車場

駐車場に到着。登山の格好をした人をたくさんみかけます。春になると桜が咲き乱れる花見の名所でもあり、年間120万人が訪れるといいます。ここから徒歩で、馬耳山のふもとにある塔寺を目指します。北部駐車場からは約1.5km25分ほど、南部駐車場からは約1.9km30分ほどの距離です。今回は北部駐車場から目指しました。

観覧料:3000ウォン
住所:全羅北道 鎮安郡 馬霊面 馬耳山南路367
電話:063-433-0012

馬耳山

道中には、様々な食品や土産物を売っている店が立ち並びます。韓国のお正月のお菓子ハングァユグァを売る店では、小さなせんべいがふくらむ様子が面白く、つい見入ってしまいました。朝鮮人参(高麗人参)の産地だけに、天ぷらや漢方などをいろいろと見かけます。

馬耳山

韓国でも、ガマの油を売っている店が……。しかもガマたちがそのまま釜にはいっています(閲覧注意)。石臼でモチをついているお婆ちゃんも。見ているとお餅を試食でくれました。情が深い、あったかい人たちです。

金堂寺

金堂寺というお寺につきました。歩いて来た方向に振り返ると、山の中腹に金色に輝くお堂がみえます。そのお堂が、人が来やすい場所に移ってきたのが、このお寺だそうです。

さらに進むと湖(人工湖)があり、その先に雄馬耳峰(680m)を臨めるスポットがあります。その奥に雌馬耳峰(686m)の頭が少しだけ出ているのがわかります。

馬耳山

途中、飴を売っているお店があり、包丁でをカットしていました。ガイドさんいわく韓国には「飴屋が切るようにはいかない(そうは問屋が卸さない)」ということわざがあるそうです。

葛根湯のもとになる漢方・葛根や、アヒルの卵を赤土で焼いているお店、アマニ油を目の前でしぼる店など多彩なお店があり、その様子を見ているだけでも飽きないです。

塔寺

塔寺(タプサ)に到着しました。ここには石で積み上げられた塔があります。1800年代後半、李甲龍(イガブリョン)という人が、25歳で両親を失ったことをきっかけに道(どう)の世界に入り、一人で石を積み上げて作ったとされています。もともとは108個あったものが、今は80個余りになっているそうです。一番てっぺんにある2つの大きな石塔の付近が、もっとも「気」がたまっている場所だそうです。

ポッコッマウル

塔寺から駐車場にもどる途中にある「ポッコマウル」という黒豚焼肉の専門店へ。骨のついた黒豚の肉を豪快にいただきます。サンチュに黒豚と山菜を包んで、タレをつけてパクリ。かなり病みつきになる味わいです。ついでにマッコリも少々。なかなか素敵なランチでした。

鎮安休憩所

馬耳山は、近くに行くとその全景が見えなくなってしまいます。そんな馬耳山の全容を見るおすすめのスポットが、高速道路にある鎮安休憩所です。

鎮安休憩所

ここにある展望台からは、馬耳山の全体像を眺めることができます。また、ミニチュアの馬耳山もあるので、記念撮影にも打ってつけ。韓国を代表するパワースポットである奇山・馬耳山へぜひ足を運んでみてください。

野口 武
編集者・ライター。1977年7月1日生まれ。大学時代にバックパッカーとして旅する。出版社に勤務し、ガイドブックなどを制作。現在、編集プロダクションJETならびに出版社まる出版に所属し、児童書を中心に多岐にわたる本を制作する。著書に『タオルの絆』(コープ出版)、『うごかすえほん はたらくくるまとまちをつくろう!』(まる出版)がある。
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※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。