伊勢丹ジャパンストアの地下一階は、いわゆるデパ地下になっています。お寿司や鉄板焼き、すき焼き、ラーメンのイートインのほか、なんと「プレミアムモルツ」が飲めるバーカウンターがあるんです。
マレーシアの物価は日本の3分の1なんて言いますが、お酒に関してはイスラム教の国なので酒税がとても高く、日本以上です。しかしこのビアカウンターでは、プレミアムモルツのグラスを1杯10リンギ(約250円)から提供しています。卵焼きやタタミイワシ、コロッケなど日本の居酒屋風の簡単なおつまみもあり、なんと5リンギから。
豪華なつまみで飲みたいときは、すぐ横の鮮魚コーナーで日本から空輸されたお刺身やお寿司を買ったり、お惣菜屋さんから持ち込んだりもOKです。
テーブル席もあります!
ビアカウンターだけでなく、ワインやウイスキー、クラフトビールが楽しめるカウンターもあります。こちらもつまみの持ち込みOKです。
クアラルンプール中心部の繁華街、ブキビンタン地区にオープンした伊勢丹ジャパンストア。クールジャパンを海外に伝えるための施設として2016年に開業しました。当初は日本の粋を集めた商品を展開していたため、生活水準の異なるマレーシアの一般の人からはなかなか理解されず、集客に苦戦。一部は「税金の無駄遣い」なんて批判もありました。しかし今、開業から4年が経ち、伊勢丹ジャパンストアのコンセプトに変化が。なんと、昼から安く飲めるスポットとして、クアラルンプールの「呑んべい」たちに愛されているのです。