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初めての登山、初心者におすすめ!関東屈指の山城・八王子城を攻略! 甲州街道いちょう並木も歩く!

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2016/07/11
初めての登山、初心者におすすめ!関東屈指の山城・八王子城を攻略! 甲州街道いちょう並木も歩く!

八王子市の名前の由来にもなる、日本百名城のひとつ八王子城に行きます。八王子城跡である城山は標高445mで、登り口から頂上まで約40分ほどでたどり着けます。それでいながら、自然がいっぱいで、登りごたえもあるため、はじめての登山や、登山初心者にもってこいの場所です。高尾山駅のカフェIchigendo(一言堂)や、紅葉の季節なら甲州街道いちょう並木も歩いてみましょう。11月中旬には、いちょう祭りも楽しめます。

・掲載時点の情報です。最新情報については各施設のHPをご確認ください。
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高尾山口駅

JR中央線の高尾駅に到着しました。天狗の巨大なお面があります。高尾山に行く人は、この駅で乗り換えて、高尾山口までいきます。今日の目的地「八王子城」は、ここから「八王子城跡行き」バスでいきます。バスは土曜・休日のみほぼ1時間に一本なので、事前に時間を調べておきましょう。

【バス時刻表】http://bus.ekitan.com/rosen/Rp610?t=0&b=310171&f=0&com=31&cn=%90%BC%93%8C%8B%9E%83o%83X&r=124

高尾山口駅
場所:東京都八王子市高尾町2241
アクセス:高尾山口駅[出口]から徒歩約3分
一言堂

その前に駅に隣接する「Ichigendo(一言堂)」で朝食、または食料調達。素材にこだわたったパンやおむすび、軽食などをいただけます。バスの時間調整にカフェがわりにもつかえます。営業時間 7:30~20:30

【食べログ】http://tabelog.com/tokyo/A1329/A132904/13111505/

出典:http://ichigendo.jp/

一言堂
場所:東京都八王子市高尾町1201-2 JR高尾駅北口改札横
アクセス:JR高尾駅北口改札横 高尾駅から116m
営業時間:7;30〜20:30 朝食営業、ランチ営業、日曜営業

八王子城ガイダンス施設

バスで10分ほどで到着。タクシーを使ってもよいかもです。八王子城ガイダンスは、なかなか充実した施設。ビデオやゲーム、展示資料などで、八王子城の歴史的な背景がよくわかります。八王子城は、豊臣秀吉の関東制圧の一環で、前田利家・上杉景勝軍に攻められて落城。これによって小田原城も開城し、北条氏は滅亡。八王子城を築いた北条氏照も自害しています。

八王子城跡八王子城跡八王子城跡

この鳥居から山頂までは、約40分ほどかかります。本格的な登山道が続くので、登山靴は履いておいたほうがよいです。

八王子城跡
場所:東京都八王子市元八王子町3
アクセス:高尾(東京都)駅[北口]から徒歩約24分

金子丸

15分ほど登ると、金子丸に到着。ここは金子三郎左衛門家重が守備をしていたところ。最初の休憩所でベンチが設置されています。すこし進むと七合目です。

柵門台は八合目、ここでも休憩できます。柵のような門が、かつてこの場所にあったのでしょうか・・・。真相は不明です。

八王子城跡 九号目

さらに進むと九号目。このあたりが、八王子城の中で、もっとも見晴らしが良いところです。八王子の町が一望でき、遥か彼方にスカイツリーも見えました。

日吉八王子神社日吉八王子神社日吉八王子神社

八王子神社に到着、お参りをして、さらに上を目指します。

日吉八王子神社
場所:東京都八王子市日吉町13-14
アクセス:西八王子駅[北口]から徒歩約9分
八王子城跡

標高445mの山頂に到着。小さな社がひとつあります。城というほどの建物はありません。この山頂に八王子権現を祀ったことが、八王子城と名付けられた由来だそうです。

八王子城跡
場所:東京都八王子市元八王子町3
アクセス:高尾(東京都)駅[北口]から徒歩約24分

松木曲輪

八王子神社にもどり、その左奧の松木曲輪(まつきくるわ)へ。ここは中山勘解由家範が守備していた場所で、前田利家軍を相手に奮闘したものの、多勢に無勢で防ぎ切れなかったといいます。

ここは広場になっており、テーブルもあります。眺めがよいので、ちょうどお昼をとるのによい場所です。

福善寺福善寺福善寺福善寺

下山します。途中、来た道と別の方向へ行くと、昔ながらのお堂を発見。福善寺というお寺(地図の大悲閣観音堂の位置)。壊れそうな石橋をわたると、ボランティアガイドの控え室があります。ここから御主殿跡をめざします。

福善寺
場所:東京都八王子市元八王子町3-2722
アクセス:高尾(東京都)駅[北口]から徒歩約41分
八王子城跡八王子城跡八王子城跡八王子城跡八王子城跡

曳橋(ひきはし)が修復中だったのでわたれないため、古道から御主殿跡にむかいました。御主殿とは、城主などが普段生活をする屋敷です。

虎口石垣や石畳は当時のものをそのまま利用し、できるだけ忠実に復元されたもの。御主殿入口の冠木門(かぶきもん)は、当時の門をイメージし復元。築石や水路の跡、建物跡などがわかるようになっています。

広々とした芝生のエリアなので、ピクニックにもおすすめの場所です。

八王子城跡
場所:東京都八王子市元八王子町3
アクセス:高尾(東京都)駅[北口]から徒歩約24分

御主殿の滝

御主殿跡のすぐそば、古道の途中に、御主殿の滝があります。落城時に御主殿にいた北条方の婦女子や武将らが滝の上流で自刃し、次々と身を投じたと伝わります。

北条氏照墓

帰りも、バスは1時間一本なので、時間調整もかねて、北条氏照の墓も見ておきましょう。八王子ガイダンス施設を通りすぎ、しばらくすると竹炭の無人販売。さらに進んで左手の道にはいっていきます。

かなりきつい階段があるので、体力が有り余っている人は、ぜひ登っておきましょう。八王子ガイダンス施設裏にある停留所からバスで高尾駅に戻ります。

高尾駅前 交差点

帰り際に、高尾駅前交差点の、いちょう並木も見ておきましょう。甲州街道に約4kmにわたって、黄金に色づくいちょう並木が続きます。

11月中旬の土日にはいちょう祭りが開催され、たくさんの出店がでて、大変にぎわいます。ローカルヒーロー『転成合神ゲンキダーJ』にも出会えます。いくつかの会場を回ってハンコを集める、いちょう運行手形というおもしろい試みもしていました。

野口 武
編集者・ライター。1977年7月1日生まれ。大学時代にバックパッカーとして旅する。出版社に勤務し、ガイドブックなどを制作。現在、編集プロダクションJETならびに出版社まる出版に所属し、児童書を中心に多岐にわたる本を制作する。著書に『タオルの絆』(コープ出版)、『うごかすえほん はたらくくるまとまちをつくろう!』(まる出版)がある。
八王子・立川×おでかけ・散歩のプラン
※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。