京都の有名寺院、東福寺を見に行こう!

東福寺とは?

関白九条道家が1236年に祖父、兼実の菩提寺を創建したのがはじまりです。
奈良の東大寺と興福寺から1文字ずつ取り、「東福寺」と命名されました。
京都市東山区にあり、臨済宗東福寺派大本山です。
京都五山の第四位の禅寺として中世、近世と栄えました。

境内には諸堂が立ち並び三門、法堂、仏殿、方丈をはじめ、その多くは国宝や国の重要文化財に指定されています。
またミシュラングリーンガイドには、東福寺・通天橋・三門・方丈庭園が二ツ星に、方丈が一ツ星に選ばれ、世界にも認められた人気の観光スポットです。

拝観時間・拝観料は?

拝観時間

拝観時間は時期によって異なります。

4月~10月末まで 9:00~16:00 拝観受付終了は16:00 ※16:30に閉門
11月~12月 第1日曜日まで 8:30~16:00 拝観受付終了は16:00 ※16:30に閉門
12月 第1日曜日~3月末 9:00~15:30 拝観受付終了は15:30 ※16:00に閉門

となっています。

拝観料金

拝観料金は、
通天橋・開山堂、東福寺本坊庭園は、通年を通して拝観できます。
また拝観については、拝観料金が発生します。
          
【通常期拝観料(下記の秋季期間以外)】
通天橋・開山堂は大人:600円・小人:300円
東福寺本坊庭園(方丈)は大人:500円・小人:300円
東福寺本坊庭園(方丈)、通天橋・開山堂(共通拝観券)は大人:1,000円・小人:500円

【秋季拝観料:11月10日〜11月30日】
東福寺本坊庭園(方丈)は大人:500円・小人:300円
通天橋・開山堂は大人:1,000円・小人:300円
東福寺本坊庭園(方丈)、通天橋・開山堂(共通拝観券)は設定なし

小人は小中学生です。 
団体料金の設定はありません。

アクセス・交通手段は?

電車でのアクセス

阪急電車:阪急 河原町→京阪 祇園四条→京阪 東福寺で約20分

JR・市営地下鉄:各線 京都→JR東福寺で約15分

京阪電車:京阪 東福寺駅から徒歩約10分、京阪 鳥羽街道駅から徒歩約8分

バスでのアクセス

京都駅→88系統・208系統で約20分

四条河原町→207系統で約25分

東山三条→202系統で約25分

自転車・バイクでのアクセス

秋の拝観期間中、自転車・50cc以下のバイクは境内外に駐輪場が設けられます。
※50ccを超えるバイクにつきましては駐輪場はありません。

車・観光バスでのアクセス

名神高速京都南ICから約4㎞

名神高速京都東ICから約7㎞

阪神高速8号京都線ICから約1㎞

※自家用車も観光バスも無料で駐車場が利用できます。
※紅葉の期間10月25日~12月10日まで駐車場は閉鎖されます。
※秋の観光シーズン中、交通規制が行われる期間があります。

混雑情報は?

紅葉シーズンの京都内は混雑するため、車での移動時間が大幅に変わる可能性があるのでご注意ください!

東福寺の通天橋から見る紅葉は、京都で最も有名な紅葉スポットです。
紅葉名所として人気があるので紅葉が見頃の11月中旬から12月上旬のピーク時は大変混みあいます。
ピーク時の車での移動は一般道の渋滞だけでなく、駐車場を探すのも大変で、結局時間が無くなり残念な観光になることも。
ピーク時は公共交通機関の利用をおすすめします。

秋の特別拝観期間は朝8時30分に開門するので開門15分前に行き、開門直後に行くのがおすすめです!

東福寺のおすすめの見所!

いざ東福寺へ!

三門

境内の最も南にある三門は1405年に再建されました。
禅寺の三門としては日本最古で最大、国宝に指定されています。
五間三戸(ごけんさんこ)という造りで、二階建ての構造です。

二階の内部には、画家・明兆(みんちょう)の手による極彩画が描かれ、宝冠釈迦如来(ほうかん しゃかにょらい)などの仏像群が鎮座されています。
通常は拝観できませんが、毎年3月14日~16日の涅槃会(ねはんえ)期間に特別公開されています。

法堂

三門の北に建つのが、東福寺の本堂である法堂です。
明治の火災で仏殿も仏像も焼失し、現在の建物は1934年に再建されました。
ご本尊は塔頭寺院から移された、13世紀後期制作と伝わる釈迦如来立像です。

仏殿(本堂)内部には入れませんが外からのぞき込むと、ご本尊とともに大迫力の天井画が見えます。
東西約22m、南北約11mの天井に描かれた体長54m胴回り6.2mに及ぶ迫力ある龍の天井画です。
日本画家・堂本印象がわずか16日間で書き上げたという、渾身の作は必見です。

通天橋

通天橋は、修行僧が渓谷を渡らなくてもいいようにと、谷を渡る修行僧の苦労を和らげるため1380年に架けられた橋です。
通天橋からは真っ赤に染まった紅葉が渓谷を埋め尽くす絶景を一望できます。

秋の紅葉鑑賞も素晴らしいですが、春から夏にかけては静かで爽やかな青葉が茂る光景を眺められます。

方丈庭園

東福寺境内には枯山水が見事な名勝、方丈南庭・方丈東庭・方丈西庭があります。
そして最も有名なのがこちら!
市松模様がおしゃれなモダンガーデン、方丈北庭です。
秋には真っ赤な紅葉と美しい緑色の苔のコントラストを楽しめます。

東福寺
場所:京都市東山区本町十五丁目778
アクセス:鳥羽街道駅[出口]から徒歩約9分 京都駅から東福寺バス停まで京都市バスで約15分。 四条河原町から東福寺バス停まで京都市バスで約19分。 東山三条から東福寺バス停まで京都市バスで約18分。 祇園からバス停まで京都市バスで約14分。

東福寺の周辺スポット3選!

1. 三十三間堂

東福寺から北に徒歩20分ほどのところにある三十三間堂

平清盛の協力で後白河法皇により創建されました。
薄暗い本堂の中に整然と並んだ1,000体の黄金色に輝く千手観音像。
その幻想的な雰囲気は圧巻です。

日本一の長さ、120メートルの本堂は壮観で迫力があります。

三十三間堂(蓮華王院)
場所:京都府京都市東山区三十三間堂廻町657
アクセス:七条駅[2]から徒歩約7分

2. 京都国立博物館

東福寺から北に徒歩20分ほどのところにある京都国立博物館
平安時代から江戸時代の京都文化を中心とした所蔵品は国宝と重要文化財あわせて約200件が含まれます。

お寺では見られない国宝が寄託展示されている貴重な博物館です。

京都国立博物館の建物自体も明治古都館や表門、札売場および袖塀が国の重要文化財に指定されています。
技術資料参考館は国の登録有形文化財に登録されています。
歴史が感じられる広々とした敷地内は庭園や噴水もあり、趣ある雰囲気に包まれています。

庭園からは京都タワーを始めとする京都市街地を一望できます。

館内にあるミュージアムショップ京都便利堂では博物館オリジナルグッズや京都のステーショナリーや雑貨などお土産にもぴったりのアイテムが揃います。

敷地内にあるカフェ 前田珈琲 京博店では、薫り高いコーヒーや京都産宇治抹茶で作ったデザートなど地元食材を使用したグルメを食べられます。
重要文化財の明治古都館やロダンの「考える人」がある庭園を眺めながら、京都グルメを堪能できます。

週末は混みあいますが、平日は穴場贅沢スポットです!

京都国立博物館
場所:京都府京都市東山区茶屋町527
アクセス:七条駅[4]から徒歩約5分 JR京都駅下車、京都駅前D1のりばから市バス100号、D2のりばから市バス206・208号系統にて博物館・三十三間堂前下車、徒歩すぐ。 JR京都駅下車、京都駅八条口のりばからプリンセスラインバス(京都女子大学前行き)にて東山七条下車、徒歩1分。
営業時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで) ※特別展覧会期間中のみ延長あり

3. 京都きものレンタルwargo 京都駅前 京都タワー店

東福寺から徒歩約30分、バスで20分のところにある京都きものレンタルwargo 京都駅前 京都タワー店
京都エリア最大級の着物レンタルショップです。
レンタルプランや、品揃えが多く、カラフルな着物や浴衣をリーズナブルにレンタルできます。

京都駅の目の前にある京都タワーの3階にあるのでレンタル後、京都観光へアクセス便利です。
カップルやお友達と一緒に、キレイな着物や浴衣を着て京都散策を楽しんでみませんか?

着物を着て紅葉狩りや写真撮影するとまた違った特別な東福寺を楽しめます。

京都きものレンタルwargo 京都駅前 京都タワー店
場所:店舗情報 京都府京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721-1京都タワービル2F
営業時間:09:00~19:00 ※最終返却 18:30

これで東福寺は完璧!

いかがでしたか?
東福寺の見所満載でしたね!
今年も観光客に人気の東福寺へ、観光に行く際には周辺情報も含めて参考にしてみてください♪