車で向かうも、周りは思いっきり閑静で綺麗な住宅街。本当にこんな場所にお城があるのだろうか。
「こんなところに本当にあるのかな?」
「これナビ間違えてるんじゃない?」
細い路地をグルグルと。
本当にお城があるのか不安になってきます。
こんなところにあるとしたら、隠れ家カフェ、いや、隠れ城だ。
しかし、しばらくすると、それらしきものが見えてきました。これは。。。
城じゃん!
本当に、普通の住宅地に急にある。いきなりすぎる!
「シャトードコーマル」の「ド」は、フランス城主会に正式にお城として認められた建物じゃないと、つけちゃいけないらしい。
城主の本気度合いが感じられる。
ちなみに、COMAL(コーマル)は、城主の苗字が高丸(こうまる)さんだから。
フランス語の辞書で調べても出てこないらしい。
建築デザインだけでなく、こちらの彫刻も、自分で彫った作品らしい。
しかも、あの誰もが知る、黒柳徹子さんがこの彫刻を見て、命名してくれたらしい。
他にも、スカルノ大統領(デヴィ夫人の旦那さん)から頂いた、鳥の剥製やらがあった。
人脈広すぎ!
城主さんの案内でお城の中へ。
中はこんな感じ。
城じゃん!
入るとすぐ、可愛くて、気品高いパピヨンがいた。
すぐにハウス!してしまったため、写真は撮れなかったが、本当、お城の犬としてふさわしいよ。
喫茶室に通されます。
お城なんて初めてなので、そわそわしてしてオーダーを待つ僕。
注文したミルクティーがこれまた美味しい。
食器や灰皿など、すべてにこのお城のオリジナルのエンブレムが刻まれている。
かっこいい。というか、すごいこだわり。
ゆっくりしたところで、城主さんが場内を案内してくれた。
それがもう、すごいの、いやもう、本当にすごいの。
城主さん自らが、歴史を交えて、丁寧に解説してくれるんですが、フランスの歴史や、クラシックとかの音楽史が好きな人は、おそらくド興奮!
城主さんがカギ束を持っていて、次から次へと違う部屋に入っていきます。
RPGのお城を探索しているみたいで、本当にかっこいい!
こちらがリビング、大広間。実際に著名な方が来られてパーティーを行ったりしていたらしい。
人脈広すぎ!
予約すれば、ここで貸切パーティーもできるそう。
礼拝堂も!
昔のオルガンがありました。壊れているそうですが、音も出ます。
他にも古いピアノやチェンバロなどの楽器が置いてありました。
「ちょっと弾いてみて良いですか?」と一声許可を取れば、触ってみてもOK。
乾いた味のある良い音がしました。
他にもたくさん部屋がありました。
しかも、隠し扉的な場所があり、お城の地下へも行けました。
そこは、洞窟のような場所で、ろうそくが灯る神秘的な場所でした。
FFの隠し通路を発見し、奥にレアアイテムが眠ってた時ぐらいテンション上がりました。
ここでも食事ができたり、ワインを飲めるそう。
一応、撮影許可はいただきましたが、写真は控えておきます。
気になる方は、是非足を運んでみてください♪
いやー、こんな住宅街に、本物のお城があるとは恐れ入った。
話によると、昔は、住宅などなく、丘の上にポツンとそびえ立つお城だったそう。
城主さんも奥さんも、暖かい方でしたので、お城や、歴史について、色々教えてくれると思います。
車だと迷いやすいです。柏駅東口からバスが出ているので、バスで行った方が確実です。
http://www.comaljoh.com/