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おすすめ岐阜県観光♪関ヶ原の戦いの古戦場と、ウォーランドで合戦をリアル体感!鍾乳洞と旧陸軍火薬庫も

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2019/05/28
おすすめ岐阜県観光♪関ヶ原の戦いの古戦場と、ウォーランドで合戦をリアル体感!鍾乳洞と旧陸軍火薬庫も

岐阜県不破郡関ヶ原町にある、関ヶ原の戦いのあった古戦場をめぐり、関ヶ原ウォーランドでコンクリートの人形の武将たちの表情や布陣からリアルに合戦を体感してみよう。自転車や車で回っている人がおおいです。時間がゆるせば、関ヶ原鍾乳洞と旧陸軍の火薬庫ものぞいてみましょう。壬申の乱の史跡めぐりのコースもあります。

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関ケ原駅関ケ原駅関ケ原駅関ケ原駅

名古屋駅から関ヶ原駅までは東海道本線で約50分。関ヶ原は、1600年に行われた関ヶ原の戦い(関ヶ原の合戦)が行われた場所です。駅の看板には、徳川家康率いる東軍と、石田三成率いる西軍の主な武将な名前が連なります。駅前には、観光交流館を建設中です。仮設の街角案内所で「関ヶ原合戦史跡めぐり」の地図をゲットします。武将の家紋を押せる、ハンコ帳も100円で購入できます。

関ケ原町歴史民俗資料館関ケ原町歴史民俗資料館関ケ原町歴史民俗資料館関ケ原町歴史民俗資料館

関ヶ原町歴史民族資料館をめざします。途中、東首塚に寄り道。関ヶ原町役場には、武将の絵が描かれた、強大な塔のような看板があります。役場を過ぎたあたりに、歴史民族資料館があります。駅から8分くらい。

大型ジオラマでは、合戦時の東西両軍の陣形と戦の流れがよくわかります。ここで自転車を借りることができます。4時間500円、8時間1000円です。子どもの座席つき自転車もありました。

開館時間:9:00~17:00(4月から10月)、9:00~16:30(11月から3月)、 入場料:大人350円、小人200円

関ケ原町歴史民俗資料館
場所:岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原894-28
アクセス:関ケ原駅[出口]から徒歩約8分
営業時間:4月〜10月 9:00〜16:30/11月〜3月 9:00〜16:00

岡山(丸山)烽火場

岡山(丸山)烽火場をめざします。途中、細川忠興陣跡もあります。164mほどの山の上にあります。自転車の場合は、国道21号の丸山交差点から坂道をのぼって、山頂をめざすのがおすすめ。

ここには、黒田長政と竹中重門の陣があった場所。ここで、開戦の烽火(のろし)が上がりました。関ヶ原の町と、合戦の重要なスポットを一望することができます。当時の合戦に思いを馳せることができます。

エコフィールド関ヶ原

緑深い森の中にある、。池のそばの道を進みます。野鳥の観察小屋もあります。舗装されていない道ですが、すごく気持ちのいい場所です。

関ヶ原古戦場 決戦地

決戦地に到着しました。徳川家と石田家の家紋入りの旗がかかげられています。小早川秀秋の裏切りで、一挙に東軍が優勢となる中、西軍の総大将石田三成の首を狙って、この場所で最大の激戦が繰り広げられたといわれます。

関ヶ原古戦場 決戦地
場所:岐阜県不破郡関ケ原町大字関ケ原1202
アクセス:関ケ原駅[出口]から徒歩約16分

石田三成陣地

笹尾山に到着。この山の上に、石田三成の陣跡、山の下に島左近の陣跡があります。石田三成は、東軍・黒田長政に攻め込まれて敗走し、伊吹山へ逃げ込み、やがて、近江国伊香郡古橋村(滋賀県長浜市木之本町)で捕らえられます。

関ケ原ウォーランド関ケ原ウォーランド関ケ原ウォーランド関ケ原ウォーランド関ケ原ウォーランド

関ヶ原ウォーランドでは、関ヶ原の戦いを200 体以上の等身大コンクリート像で再現。東西両軍の布陣や、地形も忠実に再現されています。合戦の中に放り込まれたような錯覚を起こします。

コンクリート像は、日本のコンクリート像作家・浅野祥雲氏が晩年に製作したもの。リアルでありながら漫画のようなユーモラスな造形です。合戦で使われた武具などの展示も見られます。

開館時間:10:00~16:00(4月から11月)、10:00~15:00(12月から3月)、 入場料:大人500小人300円

関ケ原ウォーランド関ケ原ウォーランド関ケ原ウォーランド関ケ原ウォーランド関ケ原ウォーランド

徳川家康の陣の首実験場。家康の前に、首が置かれています。笹尾山の石田三成の陣は手薄です。松尾山の小早川秀秋の陣は、なかなか動く気配なし。小早川の裏切りで、奮戦するも自害する大谷吉継。他の部隊が逃亡する中、東軍のまっただ中に中央突破を果たした島津義弘。関ヶ原の戦いのストーリーも読み取れます。

関ケ原ウォーランド関ケ原ウォーランド関ケ原ウォーランド関ケ原ウォーランド関ケ原ウォーランド関ケ原ウォーランド

無名の兵士たちもたくさん登場。槍をもって戦う、宮本武蔵も発見しました。なぜか、戦を止めようとする、武田信玄の亡霊も・・・。この展示は、B級スポット的な扱いをされていますが、かなりの臨場感があり、人の狂気すら感じられる画期的なもの。関ヶ原に来たらはずせないスポットです。

敷地内には、観音様がまつられ、その近くの石碑の「祈 ノーモア関ヶ原合戦」のメッセージが、何とも沁みます。

ここには飛騨牛や近江牛を食べられるレストランや、お土産施設、20万本のひまわり畑もあります。

関ケ原ウォーランド
場所:岐阜県不破郡関ケ原町1701-6
アクセス:関ケ原駅[出口]から徒歩約23分
営業時間:開園時間:4月~11月 10:00~16:00 開園時間:12月~3月 10:00~15:00 土日祝は16時まで

関ヶ原鍾乳洞

関ヶ原ウォーランドから3kmくらいのところに関ヶ原鍾乳洞があります。途中にある、胡麻の郷、エコミュージアム関ヶ原は無料で見学できます。坂道も多く、自転車いくのはちょっと大変ですが、洞窟の中に入ると天然のクーラーのご褒美がまっています。ぐるりと一周して20分ほどです。

名古屋陸軍兵器補給廠関ヶ原分廠

関ヶ原鍾乳洞のすぐそばに、旧陸軍の火薬庫があります。中にはいることはできないですが、のぞきみることは可能です。見張りが立つ立哨台(りっしょうだい)は、爆発にそなえて、壁で囲われています。

関ヶ原古戦場 開戦地

関ヶ原の中心地にもどってきました。ここは、天下分け目の合戦が始まった開戦地です。東軍・井伊直政と松平忠吉様が、東軍の先鋒・福島正則の脇をだしぬいて、西軍・宇喜多秀家に向かって発砲。怒った福島正則は、宇喜多陣営に突撃を開始。こうして関ヶ原の戦いの火ぶたが切って落とされました。すぐ近くに小西行長の陣跡もあります。

徳川家康最後陣地

最後に訪れるのは、徳川家康最後陣地です。桃配山にいた家康は、東軍の動きを確認するために軍を進めて、この地に陣を敷きました。合戦後、敵の首を確認する首実検が行われたところです。

すぐ横には、自転車を借りた、関ヶ原町歴史民俗資料館があります。所要時間は、約4時間。鍾乳洞を省けば、1時間くらい短縮できます。歴史を肌で感じる旅を楽しんでください。

野口 武
編集者・ライター。1977年7月1日生まれ。大学時代にバックパッカーとして旅する。出版社に勤務し、ガイドブックなどを制作。現在、編集プロダクションJETならびに出版社まる出版に所属し、児童書を中心に多岐にわたる本を制作する。著書に『タオルの絆』(コープ出版)、『うごかすえほん はたらくくるまとまちをつくろう!』(まる出版)がある。
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