黄昏効果

思考力や判断力といった人間の活動能力が最も低下する時間帯があるのをご存じでしょうか?
それは「黄昏時」つまり「夕暮れ時」です。
これは体内時計のリズムが最も不安定になる時間帯だと考えられており、わざわざ夕暮れ時を狙って商談を持ってくるビジネスマンもいるほどです。

このように夕方になると冷静な判断ができなくなる、注意力が散漫になることを、心理学では「黄昏効果」と呼んでいます。
恋愛における「告白」も一種の交渉と考えることができるので、夕暮れ時が告白を成功させるベストな時間帯だと言えるでしょう。

ボッサードの法則

「遠距離恋愛を続けるのは難しい」とよく言われていますが、恋愛が物理的な距離を超えることはどこまで難しいのでしょうか?
心理学者スタッフォードが行った遠距離恋愛をしているカップルを対象にした調査によると、半分のカップルは遠距離を解消して近くで生活し、もう半分は距離的に離れたまま終わってしまうことが分かりました。

さらに遠距離を解消したとしても、そのうちの3分の1のカップルが3か月以内に破局してしまったというデータが出ています。
つまり遠距離恋愛から関係を維持できるのは全体の約3割程度だと考えられます。

一方で心理学者ボッサードは結婚したカップルを対象に距離を調査しました。
結果は、住んでいる距離が近いほど、結婚する確率も高くなったというものでした。

このことから男女間の物理的な距離が近いほど、心理的な距離が縮まることを「ボッサードの法則」と呼んでいます。
好きな人の「近くにいること」も単純ながら有効な恋愛テクニックだと言えるでしょう。
とはいえ遠距離恋愛中のカップルも多いはず!
PlayLifeでは遠距離恋愛中のカップルも応援しています!

ウィンザー効果

インターネットの口コミやレビューの評価を見て、商品を購入したり、食事をするお店を決めたりする人は多いと思います。
実は、ここにも心理学のあるテクニックが隠されています。
それは「ウィンザー効果」と呼ばれるもので、本人から直接伝えられるよりも、第三者からの情報の方が、影響力が高くなる効果を意味します。

恋愛テクニックとして応用するのなら、第三者の助けを借りて、自分の印象を良くすることができると考えられます。つまり、共通の友人を介して自分の良いところを、さりげなく伝えてもらうのです。

「Aさんって、本当に優しいよね」、「Aさんは家庭的だし、きっと良いお嫁さんになるよ」などのように友達に協力してもらうことで、相手からの印象も良くなるはずです。
また、付き合えるまであと少し!と感じているのなら「Aさん、あなたのこと好きみたいだよ」と勝負に出るという手段もあります。

とはいえ脈絡もなくそういった話を友達にしてもらったら「なんで急にそんな話をするんだ?」と疑われてしまうのでは?と思う人も多いかと思います。
そこで、仲良しの友達同士を誘って遊びに行くのはいかがでしょうか?
お互いの話をする機会も増えて自然とウィンザー効果を実践できます。

ただし、協力してもらう友人はできるだけ信頼できる人にしましょう。
知らずに恋のライバルである友人にお願いしてしまい「悪いウワサを伝えられた」ということはよくある話です。

おわりに

いかがですか?
どれも実践しやすい恋愛心理学なのでPlayLifeのおすすめプランと組み合わせて応用してみてくださいね!