4.松島神社【大黒神】
「良夢札」が密かなブーム!
水天宮からは、道を渡ってすぐの場所にありました。
大黒様をお祀りする、「松島神社」です。
ビルの中にある小さな神社さんで、ピンポンすると、どうやら奥?上?からこちらの神社の方が来てくださいます。
向かって、右側に手水舎があり、その奥に御神体、大黒様が祀られてます拝殿があります。
向かって左側が社務所になります。
こちらの御祭神は、稲荷大神(いなりおおかみ)、伊邪那岐神(いざなぎのかみ)、伊邪那美神(いざなみのかみ)。
ですが、七福神の大黒様ほか10柱が祀られております。
ひとつの拝殿でこれだけの神様が祀られているのは、あまりありません。
なので、1度の参拝でたくさんのご利益をいただいてしまいましょう!
また、「良夢札」(800円)というものがあり、中に願い事を書き、枕の下に入れ、良い夢が見られたら、お札を神社に返すのだそうです。
みなさんも、行かれた際には、ぜひ、いただいてみては?
こちらが松島神社の御朱印です。
力強い墨書きですね。
先程も書きましたが、ビルの中にある小さな神社さんなので、インターホンを押すと、どうやら奥?上?から奥様らしき方がいらっしゃってくださって、御朱印の対応をしてくださいます。
この辺りは、そういう感じのところが多い印象です。
そして、こちらが七福神の大黒神の御朱印。
こちらも特徴的で、すごく魅力があります。
真ん中の大黒様の朱印も素敵ですね!
5.末廣神社【毘沙門天】
勝負の神様がいる!
やはり、都会のど真ん中ということで、こちらの神社も、ビルの谷間にひっそりと、しかし、その景色に溶け込むように立っておりました。
うっかりすると、見逃してしまいそうな、とても小さな神社「末廣神社」です。
こちら「末廣神社」は、江戸時代の初期に吉原(当所葦原と称した)が、この地にあった当時(元和3年から明暦3年まで)その地主神、産土神として信仰されていたそうです。
明暦の大火で吉原が移転してからは、その跡地の難波町・住吉町・高砂町・新泉町の四ヶ所の氏神として信仰されたといいます。
こちらが拝殿になります。
三方をビルに囲まれて… なかなかスリムなスタイルです(笑)
こちらの「末廣神社」という名は、延宝3年(1675)、社殿を修復した祭に、由緒の良い中啓(末廣扇)が見つかったことから、これに因んで「末廣神社」と名付けられました。
御祭神は、宇賀之美多摩命(うかのみたまのみこと)
そして、七福神の担当は、武甕槌命(たけみかづちのみこと) すなわち毘沙門天さまです。
毘沙門天は、別名、多聞天と呼ばれており、勝運向上、疫病鎮め、厄除、財運向上、福徳繁栄など様々なご利益があります。
多くの願いを叶えてくれることから、「万能の神」とも言われております。
実は、こちらの末廣神社には、成功を収めた企業経営者や、億単位を稼ぐトレーダーが密かに足を運んでいるのだとか…
そんな噂がささやかれる神社さんですから、こちらには、そういう方々の強いパワーが集まっているわけです。
もし、あなたが富と財を手にしたい!!とするならば、こちらにお詣りするといいかも…♡
こちらが末廣神社の御朱印です。
すごく印象的な墨書きでしょう。
どちらの寺社でも書き手さんが何人かおりますので、その時にいただく御朱印は、やはり一期一会です。
有難く頂戴しましょう。
そして、こちらが毘沙門天の御朱印。
こちらも独特で、本当に素晴らしいですよね。
まさに、毘沙門天さまが立っておられるかのような墨書き。
わたし、特に好きな御朱印です♡
6.笠間稲荷神社 東京別院【寿老神】
運命を良い方向に導いてくれる♪
日本橋浜町に鎮座する笠間稲荷神社東京別社は、「紋三郎稲荷」とも称せられ、旧笠間藩主牧野氏の邸内社でした。
今から325年前の延宝9年に、牧野成貞が五代将軍綱吉から、下屋敷として拝領した土地で、現在の久松警察署前の小川橋・蛎浜橋辺から隅田川に至る21,269坪(約7万平米)の広さがあり、邸内には広大な屋敷と庭園、泉池を設け、築山には稲荷・山王・八幡を祀っていました。
その後、替え地が行なわれ、延享4年(1747年)に、牧野貞通が笠間に入封すると、御本社「笠間稲荷神社」を祈願所としました。
安政6年(1859年)には、御分霊を現在の地に合祀奉斎し崇敬したといわれています。
こちらの御祭神は、もちろん、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。
「五穀豊穣」「商売繁盛」などのご利益があります。
確かに、街の中にひっそりと、且つ溶け込んでいる、こちらの神社。
お詣りしている間にも、ご近所の方と思われる方が、何人もの方がお詣りされていきました。
また、ご本殿に向かって左側に七福神の一神、寿老神がお祀りされております。
寿老神は長寿の神・お導きの神・幸運の神として、運命を良い方向に切り開いて下さる御守護で、日本橋七福神の一神として、毎日多くの方が参拝されています。
こちらは神社の御朱印。
これもまた、達筆ですね。
対応してくださったのは、若い巫女さんでした。
そして、こちらが七福神「寿老神」の御朱印。
こちらも達筆です。
神様のお姿が現れているかのようですね。
7.椙森神社【恵比寿神】
宝くじ当選祈願するならココへ!
こちらは「恵比寿神」が祀られております、「椙森神社」です。
御祭神は、五社稲荷大神。
五社とは、倉稲魂大神(うがのみたまのおおかみ)、素盞嗚大神(すさのおのおおかみ)、
大市姫大神(おおいちひめのおおかみ)、大己貴大神(おなむちのおおかみ)、四大神(しのおおかみ)。
それと、恵比寿大神が祀られています。
創建は約1千年前。
田原藤太秀郷の平将門の討伐祈願や、太田道灌の雨乞い祈願などの記録も残る古社です。
祀られている恵比寿様は、右手に釣竿、左手に鯛を持ち、はじめは豊漁の神さまとして、後に「えびす顔」と言うとおり商売繁盛の神さまへと変化しました。
江戸時代には神田・柳森神社、新橋・烏森神社などと共に「江戸三森」として信仰されました。
10月の恵比寿神大祭は、毎年大いに盛り上がるそうです。
こちらの神社には「日本で唯一」の「富塚」があります。
江戸時代に宝くじの前身と言われる富興業が行われました。
富くじの抽選を、こちらで行っていたんだそうです。
それを記念して、境内には富塚と名付けた石碑があります。
関東大震災で被災したため、現在のものは二代目で、昭和二十八年再建を始め翌三月除幕式を行っています。
こちらの石碑を拝むと、どうやら宝くじに当選するという話です。
今日も億万長者を夢見て、たくさんの方がお詣りされていることでしょう(笑)
こちらが社務所でして、御朱印をいただくことができます。
神事がある時は対応できない場合もありますので、ご了承ください。
インターホンがありましたので、そちらを押すと神職の方が来てくださいました。
今回は、無事いただけた御朱印ですが、お忙しいようなので、
いらっしゃらない場合はまたの機会にいただきましょう。
こちらが神社の御朱印になります。
朱印がとても印象的です。
墨書きも丁寧に書かれてました。
そして、こちらが七福神「恵比寿神」の御朱印です。
可愛い恵比寿様の印もいいですね!
さて、ここまで回ったら、終了です。
ご苦労様でした。
ただ、日本橋七福神めぐりには、もう1か所、「寶田恵比寿神社」があります。
しかし、こちらは通常無人の神社で、お祀りしているのは椙森神社と一緒の「恵比寿様」。
なので、例外的で回らなくても良いとされています。
気になる方は、お正月の期間か、人形町でいちばん盛り上がるお祭りである「べったら市」のときに参拝するのがベストです。
では、出発点の日本橋三越まで戻りましょう!
いかがでしたか?日本橋七福神めぐり♪
七福神めぐり、いかがでしたでしょうか?
東京のど真ん中を巡る、開運さんぽ。
日本一短い距離で回れるとあり、気軽に楽しめるのも魅力のひとつです。
また、近くには名店と呼ばれる場所も多く、ついでに美味しいものもいただけるのがいいですね♪
先程も書きました通り、本来ならお正月の7日間が七福神めぐりの期間です。
大変人気のコースなので混雑は必須ですが、新しい年の初めに、初詣を兼ねて行かれると、ご利益は倍増!ですよ。
ぜひ、いまからでも予定を立ててみては?
近頃、密かなブームになっている「七福神めぐり」
ここ数年の「御朱印ブーム」も手伝って、 手軽にまわれる都内の七福神めぐりには多くの人が訪れております。
今回は、都会でありながら、それでいて風情を感じられる「日本橋七福神めぐり」にスポットをあててご紹介します。