最近、話題の「御朱印」ですが…

実は、わたし、良く知らないんです…そんな方に朗報です!(笑)

こんにちは!御朱印ガールの高橋のりこです。
御朱印を集め始めて数年が経ちますが、ここ最近は、ブームに拍車がかかっていますね。

先日の改元の際には、明治神宮で10時間待ちというニュースもかなり話題になりました。

でも、実際、御朱印ってなんだろう…
始めてみたいけど、そうすればいいかわからない。
そう思われている方も多いでしょう。

今回は、いまさら人には聞けない「御朱印」について、その意味から集め方まで、こっそりとお教えします。
これさえ読めば、明日からでも早速始められますよ!

最近は、芸能人にも御朱印ガールが!

近年のパワースポットブームの影響か、若い女性が神社やお寺に足を運ぶようになり、
それをきっかけに、御朱印をもらう「御朱印ガール」が急増中!

タレントさんの中にも、永作博美さん、杏さん、篠原ともえさんなど、御朱印ガールの先駆け的存在として、紹介されてました。

わたしは、元々神社仏閣が大好きで、観光に行くと、必ずそのコースの中に神社やお寺を入れてました。
数年前に、”御朱印”というものを知り、お詣りするたびに、いただくようになりました。

また、いろいろ知るうちに、御朱印も奥深いことに気づきました。
私がいただくなかで、疑問に思ったことにも、ちょっと触れておきますね。

【ギモンその1】ところで「御朱印」ってなに?

1.御朱印は神社仏閣をお詣りした証!

そもそも御朱印は、納経印とも言われるように、お寺で写経をし、それを奉納した証としていただけるものでした。

お寺で始まった御朱印が、その後神社に広がり、現在では、ほとんどの寺社でいただけます。
御朱印をいただく場所が、寺院の「納経所」となっていることもありますが、これはその折の名残です。

いまは、納経しなくともいただけますが、ただ、一部の寺においては、納経をしないと御朱印を授与していないところもありますので、その際は注意が必要です。

最近は、タレントや芸能人の方も多く集めていらっしゃるようですね。
番組などでも、多く取り上げられるようになりました。

2.御朱印には、なにが書かれているの?

現在の御朱印は、神職の方や住職が御朱印帳や納経帳に、参拝した日付、寺社名を墨書きし、朱印を押しています。

寺社によって墨書きに寺社名やご本尊、御本殿の名称などが書かれます。
中には、上の成田山新勝寺のように、「梵字」と呼ばれるものが書かれているものも…
実に様々です。

ちなみに伊勢神宮の御朱印は、日付と朱印のみ
シンプルですが、格式高い感じがします。

【ギモンその2】「御朱印」って、どうやって始めるの?

1.とりあえず、「御朱印帳」を用意しよう♪

御朱印を頂くには、まず、御朱印をいただくための帳面「御朱印帳」が必要です。
メモ帳やノートなどは、言語道断!
お断りされてしまいます。

ただ、特別な場合(七福神めぐりなど)には、色紙などでいただける事もありますが、それ以外は、専用のものを用意しましょう。

2.御朱印帳ってどこで買えるの?

先日、本屋さんで御朱印帳を探しているカップルがおりました。
どうやら、本とセットになった御朱印帳が販売されており、そちらを探しにいらしたようです。

御朱印帳は、文具店やネットで購入することができます。
以前は仏具屋さんにもあったようですね。

最近では、各寺社で、オリジナルの御朱印帳を出されているところも多く、中には、限定品や数量が限られているものもあるようで、それらを求めて、多くの人が殺到しているようです。

金額は1,000円から2,500円程度。
自分の好みの御朱印帳を見つけて、楽しくお参りできたらいいですね。

3.御朱印帳、忘れちゃった!そんな時は?

せっかくお詣りに行ったのに、御朱印帳を忘れちゃった!
そんな事もありますよね?

でも、大丈夫です。
通常、半紙に朱印と墨書きがされた「書置き」と呼ばれるものがあり、受付の際に、「書置きをお願いします」と言えばいただけます。

また、限定の御朱印などは、書置きタイプのものが増えております。

ただ、最近の御朱印ブームにより、御朱印をネットオークションに出品するというような事もあって、書置きを書かないという寺社も増えてます。

最初にも書いた通り、御朱印は参拝の証ですので。
くれぐれも、そういう事はしないようにしていただきたいです。

4.御朱印はどこで書いてもらえるの?

御朱印は、「納経所」や「社務所」と呼ばれる場所でいただく事ができます。
最近は、大きく「御朱印受付」などと書かれておりますので、とても解りやすいかと思います。

御朱印帳のカバーや栞は外し、書いて欲しいページを出してお願いしましょう。

場合によっては、時間がかかりますので、静かにその場で待つか、「境内を見てきます」と言って、時間を潰すといいかもしれません。

御朱印は、300円から500円を納めます
中には、「お気持ちで」と言われるところもありますので、同じくらいを納めると良いでしょう。

【ギモンその3】御朱印を集めるのに、注意することは?

1.必ずお詣りしてから!

神社やお寺についたら、まず、お詣りをしましょう。
(お詣りのお作法は、それぞれのやり方で…)

間違っても、納経所に直行するのはやめましょう。

御朱印は、スタンプラリーではありません。

2.できれば、小銭を用意しましょう。

御朱印は、通常300円から500円です。
それなのに、一万円札を出すのは、ちょっとマナー違反かとも思います。

小銭を用意して行きましょう。
何か所か回る場合には、少し多めに用意したほうが無難です。

3.御朱印帳って、神社とお寺、一緒でいいの?

私も始めた当初、ちょっと悩みました。
こちらに関しては、明確なルールはないようです

実際、テレビでタカアンドトシさん、有吉さん、ハライチ澤部さんがひとつの御朱印帳にいただいてます。

私は最初から分けていましたが、日光に行ったときだけに関していえば、東照宮(神社)から輪王寺(お寺)まで、わかりやすいように、一緒の御朱印帳にいただきました。

ただし、非常に稀ですが、神社やお寺によっては、「うちは神社ですのでお寺の朱印帳には書きません」などと、お断りをされる場合もゼロではないようです。

4.御首題ってなんですか?

「御首題」とは、日蓮宗のお寺でいただけるもの

日蓮宗のお寺では、他の宗派と一緒の御朱印帳には「妙法」などの墨書きを。
日蓮宗のみの「御首題帳」には「南無妙法蓮華経」という墨書きを。
それぞれ書いてくださるようです。

こちらは、まるで文字が髭のようになっていることから、「ひげ文字、髭題目」とも呼ばれています。

わたしも最初は知らずに「御朱印帳」を出し、「御朱印をお願いします」と言ったら、違う文字が書かれていて、ちょっとびっくりしました。

日蓮宗では、「南無妙法蓮華経」と書いていただけるものと思っていたからです。

現在は、日蓮宗のお寺では専用の「御首題帳」を出すようにしております。

次は、可愛い御朱印をご紹介します♪