【中央線沿線デート特集】ディープなサブカルタウンでゆる〜いデートを楽しもう

こんにちは、プレイライフ編集長の近藤ライトです。
僕がデートでよく行く、中央線沿線の魅力とスポットを紹介したいと思います。

中央線沿いは、（主に新宿への）アクセスの良さ・家賃の安さから、住みたい街として近年注目を浴びているようです。特に学生に人気の街ですが、ミュージシャンやお笑い芸人なども多く住んでいます。

ファッションや音楽などのさまざまなサブカルチャーが入り混じり、昭和の退廃的な雰囲気の商店街と最近できたおしゃれなお店が混在しています。
言うなれば、おしゃれディープな街です。

とはいえ、人がそこまで多いというわけではありません。
また、都心とも雰囲気が違い殺伐としておらず下町の温かさも残っているので、まったりとデートをしたいカップルにはおすすめの街となっています。

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まずはサブカルの聖地中野駅です。

中野といえば、中野ブロードウェイが定番ですが、今回はこちらへは行きません。
「定番は飽きてしまった」「もっとディープな情報を知りたい」という方のために、もっとディープなデートスポットを紹介します。

中野駅北口から5分ほど、入り組んだメインの商店街の路地を裏へ入っていくと、突如現れる中野新仲見世商店街。
仲見世の入り口には昔ながらの定食屋さんが数店並んでいます。今回はお蕎麦屋さんに行きましょう。

武蔵野そば処という、なんともシブいお店。

こじんまりとした店内で、とても落ち着ける空間です。座敷は掘りごたつになっています。

おすすめはこちらの海老天ランチ（1,000円）
天ぷらはサクサクで、おそばも手打ちでおいしいです。これは大満足ですね！

仲見世の奥に、ものすごい独特な建物が…
外観もやばいですが、ワールド会館という名前からして、昭和を感じる建物です。

なんでも、かつては旅館だったり映画館だったりしたそうです。
勇気を出して階段を登ってみましょう。

こちらの坊主バーや、他にもジョジョバー、アニメカラオケバーなどもありました。

ライブハウス、クラブやバーなど、夜しかやっていないようなお店ばかり入っているので、あえて昼に行って真っ暗な地下へ行ったり、「これ、行って良いの？」と思ってしまうくらい怪しげな階段を登ってみたりしましょう。

ちなみに坊主バーは、本物のお坊さんがマスターなので、お悩み相談に行ってみるのも良いかもしれません。

ディープな中野を堪能したら、駅の方に戻りましょう。

超穴場喫茶店のコーヒーヨシノです。洋服店にカフェスペースが併設されています。
洋服店というだけあって、こちらは全席禁煙。タバコを吸わないカップルにとってはありがたいですね。

大きなガラス窓があるので日当たりも良いです。夕方になっていると思うので、夕陽を見ながらお茶するなんて最高ですね。

ロフトのような場所に席があるので、店員さんの目を気にすることなく、ゆっくりお茶できます。

ブロードウェイの中でも割とマニアックなお店を紹介している模様。

続いては人情あふれる高円寺駅。

中野など、他の中央線の駅は飲み屋さんが多いですが、高円寺はランチにも使えるレストランが多くあります。
今回は紹介しませんが、ちょっと変わった雑貨屋さんもたくさん。

まずはランチにおすすめの定食屋さんです。

「高円寺のお父さん、お母さん」と言われている、夫婦漫才師のような独特な夫婦が営むお店です。店内には小ネタ（？）がたくさんあるので、会話のネタにもなります。

今回はランチのチキンカツ定食を注文しました。これにご飯と味噌汁がついて、なんと650円！文字通り破格です。
ご飯は無料で大盛りにできるということなので頼んだところ…

マンガのような量のご飯が出てきました。
こちらに行くと、ほぼ100%お母さんに絡まれます。それが醍醐味です。田舎から上京して親に久しく会っていない方は、是非行ってみてください。

ここで、ドーナツ屋さんに行きましょう。こちらは普通のドーナツもありますが...

「な、なんだこれはー！」

かわいい動物ドーナツが売っています！かわいすぎる動物ドーナツに、思わず目をキラキラさせてしまいます。

おしゃれなイートインスペースもあるので、お腹が空いているときは、一緒に食べるのも良いでしょう。
ちなみにカウンター席には電源もあります。

また、かなり上級者向けですが、水タバコ・シーシャの専門店もあります。

行ってみたいけどちょっと不安...という方のためにも、無料お試しを実施しているので、安心して一歩踏み出せます。

また、ゴキブリポーカーというゲームも置いてありました。かなり頭を使うゲームなので、相手との駆け引きがとても面白いです。

割と定番スポットが載っている特集です。

続いては、謎の多い阿佐ヶ谷駅。

先ほどの中野・高円寺は割とメジャーですが、阿佐ヶ谷はあまり行かないですよね？
そんな阿佐ヶ谷駅周辺にも、素晴らしいデートスポットはあります。

阿佐ヶ谷パールセンター(商店街)を歩いていると、気になる看板を発見。

パールセンターの入り口からすぐ、しゃれた看板の「Cafe On the Roof」に入ってみましょう。ちょっと隠れたところにあります。

ラベンダーの冊子がメニューになっていて可愛いですね。

店内にはレコードや本がたくさん置いてあり、自由に手に取って楽しめます。
それだけでなく、リクエストすれば置いてある好きなレコードをかけてくれるそうです！

美味しいコーヒーを飲みながら、好きなBGMを聴ける素晴らしい穴場デートスポットですね。

駅から少し離れたところまで歩いてみました。すると、気になる看板が...
Aさんの庭とは、一体なんなのでしょうか？

こちらがその正体です！

Aさんの庭とは、かつて宮崎駿監督が「トトロが喜んで住みそうな家」として愛したモダンな建物です。
綺麗なお花、一風変わった木の置物がジブリの世界観に浸らせてくれます。

地域の人に親しまれてきたお家ですが、2009年に不審火で焼失したそうです。
一度は取り壊す案も出ましたが、多くの署名が集まり、翌年公園として現在の姿に生まれ変わりました。

ジブリの世界観を楽しんだ後は、タイ料理屋さんでディナーなんていかがでしょうか。

貫地谷しほりさん主演「女くどき飯２」というドラマで紹介され、デート通の間でひそかに注目を集めていました。

お通しは、タイ版のエビせんです。パリパリしていて少しスパイシーで、日本のエビせんよりエビ感が強いです。

ガイヤーン（590円）、

タイ風チャーハン『カオパッ』（760円）、

揚げ春巻き『ポーピアトード』2本（540円）などを注文。

全てのメニューが美味しすぎて、思わず顔が緩んでいます。デートの締めにオススメしたいお店です。

続いて西荻窪駅です。今回の特集でおそらく一番上級者向けエリアです。

商店街の上空にゾウがいます。さすが西荻です（褒め言葉です）。

仲通街のアーケードを歩くだけでいろんなお店がありあますが、今回はこちらに寄ってみましょう。

マカロンとチョコレートのお店です。
店内に入るだけで女子力が上がりそうなお菓子。

『マカロンラスク』『マカロンボーロ』というものが販売されていました。
見ているだけでハッピィです。色合いも可愛く、かさばらないので、プレゼントなどに良いですね。
インスタ映えも狙えます！

「ブックカフェの聖地」とも言われている西荻窪。
こちらはそのうちのひとつ、住宅街にある古民家をリノベーションしたブックカフェです。

玄関では靴を脱いで、スリッパで入ります。
まるで田舎の実家に帰ってきたような感覚ですね！

こちらはアップルクランブル（680円）
アツアツのリンゴと冷たいアイスクルームのコントラストがマッチして美味しいです。

古い本もあり、暮らしや料理、旅にまつわる本なども揃っています。
温かみがあり、ほっこりするすてきな空間です。

カフェの2階ではワークショップや体験など、イベントを行なっているようです。

歩き疲れたのでちょっとお茶を。森のような喫茶店を発見しました。階段を降りて店内へ。

カフェオレと抹茶オレを頼みました。店内の雰囲気は落ち着いているので、ゆっくりお話したい時にぴったりです。

こちらのびあん香ケーキ（500円）もとても可愛いですね。
バラの花の部分はアイスクリームでできています。シフォンケーキはフワフワでクリームは甘すぎることなく、絶妙な味わいです。
割と大きめなので、ふたりで分け合って仲良く食べましょう。

こちらは古書 にわとり文庫という本屋さんです。

どこか懐かしく可愛い絵本がずらりと並んでいます。

絵本の他にも、ポストカード・ステッカーなどもあるので、デートの途中でちょっと気分を変えたい時、癒されたい時に寄ってみましょう。

ラストはこの中では一番定番で人気、吉祥寺駅です。

商店街、お店やショッピングモールがたくさんあるので、デートに困ることはないと思いますが、今回は吉祥寺通がおすすめする穴場を紹介します。

その名の通り、階段の上にある食堂です。ランチにしましょう。

真っ白な壁に緑の階段。「本当にやってるよね？」はじめはそう思ってしまいそうです。

ありました。これで安心ですね。

ランチを注文すると、本日のサラダが。店員さんが「お花を食べたらさらに美しくなれるから食べてねー」と親しげに話してくれました。

こちら、特選！海鮮丼（1500円）と特上！北海道産時鮭の塩焼き（1400円）です。
どの料理も、心がほっこりしてしまうくらい優しい味わいでした。

小腹が空いたら甘いものを食べたくなりますよね？
こちらはサブカルミーハーカップルも絶句のクレープハウス サーカスです。
本当にわかりづらいです。まさかこんなところにクレープ屋さんがあるなんて思いもしません。

ぱっと見60種類ほどのメニューが並んでいます。
どれもお手頃です。多すぎて選べないので色々入っている、生クリームフルーツミックス（370円）にしました。優柔不断の人に優しいお店です。

1人で切り盛りしているおばちゃんががクレープを作る様子もすごいので、これを見ているだけでも楽しいです。

「フルーツミックスは汁が垂れるからビニール被せとくねー」と、おばちゃんが非常に温かい。
中には生クリームとフルーツがぎっしりで、こちらも破格です。

お店の前にあった「ジャンボでやすい！」という消えかけたキャッチコピーに偽りはありませんでした。

こちらのクレープ以外にもあります。

吉祥寺のデートスポットをもっと知りたい方はこちらも要チェケラ。

中央線沿線デート特集、いかがでしたか？
どの街も雰囲気は似ていますが、それぞれそこならではの特徴があるので、1日で何駅かはしごするのも面白いかもしれません。

この特集を気に入ってくれた方には、中央線とほど近い江古田デートプランや、新井薬師デートプランもおすすめです。
では。