京都の紅葉名所でデートしたい♡

桜の季節から始まり、冬まで四季折々の光景を楽しめる京都。
見事な紅葉で有名な京都は、やはり秋が一番観光客が多いです。

そんな京都観光定番の清水寺や金閣寺から、あまり知られていないおすすめ穴場スポットもピックアップしてみました。

秋の京都は期間限定のライトアップや見どころもあり、とってもロマンティックなんです。

今から秋に向けて計画を立てて、期間限定の京都らしい季節を楽しめる完璧な紅葉狩りデートにしちゃいましょう!

1. 鷲峰山 高台寺

歴史ある寺とプロジェクションマッピングの融合

清水寺近くにある高台寺では、紅葉のライトアップがされており、夜の京都デートにぴったりのスポットになっています。

やはり行くなら夜が狙い目。
ということで、夜の高台寺へ向かいます。

その時に通るこの道はねねの道といい、この地で19年の余生を送った豊臣秀吉の正妻北政所ねねにちなんで名付けられたそうです。

京都らしい雰囲気が溢れているので是非通ってみてください。

高台寺に到着しました。

上へと続く階段はライトアップされているためとても綺麗です。
外せない撮影スポットです!

受付で拝観券(大人 600円)を購入しましょう。

夜の特別拝観の期間中プロジェクトマッピングが開催されます。

プロジェクトマッピングなどイベントの詳細は公式サイトでご確認ください!

写真は圧巻の高台寺プロジェクションマッピングです。

こちらは百鬼夜行をイメージしたもので、鬼や妖怪が登場します。
そしてかなり広い範囲に移されるので迫力満点!

和傘を使ったお庭のライトアップが京都らしいですよね。
プロジェクトマッピングは毎年少しずつ変わります。

今年はどんなプロジェクトマッピングが見れるか楽しみですね。

境内は広く、竹林もあるのでゆっくり散策を楽しむのに最適です。

先に進みます。

10月~12月までの秋の夜間特別拝観のメインがこちら。
臥龍池のライトアップです。

波1つない水面にはライトアップされた木々が静かに写り込んでいます。

まさに逆さ紅葉

鏡かと思うくらい綺麗に写っています。

想像以上に幻想的な景色で、言葉が出ません。
秋の夜長を満喫できます。

高台寺
場所:京都府京都市東山区高台寺下河原町526
アクセス:祇園四条駅[7]から徒歩約13分

2. 音羽山 清水寺

京都旅行なら絶対に外せない

やはり京都に行ったら外せないのが清水寺。

清水の舞台からの景色はもう絶景!

昼夜関係なく、見ごたえのある世界文化遺産です。

1994年に世界遺産に登録されました。

京都の顔と言っても過言ではない大人気スポットなので紅葉シーズンは特に混雑しています。

早朝に行くか、電車など車以外の交通手段がおすすめです。

ちなみに、日没後の夜のライトアップもとても綺麗です。

夜間ライトアップされた仁王門、五重塔、舞台から望むもみじ。

京都タワーや街の広大な夜景。

もみじに包み込まれているように浮かび上がる大変ロマンチックな清水の舞台。

広い敷地内のどこを切り取っても絶景なんです。

20時以降は人も少なくゆっくり紅葉を楽しめますよ。

お寺に入ってすぐは、「まだ色づいていないのかな?」と思ったのですが、中に入ると紅葉が目の前に広がります。

そして京都観光のおすすめはレンタル着物です。

京都市内にはレンタル着物ショップが多く、気軽に着物を着て京都を散策できます。

着物と紅葉の色鮮やかなコントラストが美しく、女性ならではのとても華のある絵になりますよね。

お寺の一角の茶室で抹茶をいただくこともできます。
ここからも素敵な景色が見られて、参拝後の安らぎのひと時を過ごせますよ♪

さらに、清水寺といえば境内にある音羽の滝も忘れずに訪れましょう。

この滝は三筋の滝から構成され、ご利益は向かって左から学業成就・真ん中恋愛成就・右側命長寿の順番とされているようです。

それぞれ自分が叶えたい願いの滝の水を飲めば良いといわれています。

清水寺
場所:京都府京都市北区真弓八幡町216
アクセス:祇園四条駅からバスで清水道下車後徒歩約10分

3. 源光庵

丸い窓から見える紅葉は格別な光景

こちらは源光庵という穴場スポットです。

1346年(貞和2年)大徳寺2代徹翁義享国師によって開創されました。

京都バスに乗り、鷹峰源光庵前で下車します。

バス停から徒歩約1分で着きます。

悟りの窓という丸い茶室から見える紅葉がとても綺麗なんです!

何事にもとらわれないおおらかな気持ちを禅と円通の心で表しているそう。

ちなみに廊下の天井を見上げると、血痕らしきものが確認できます。

これは有名な血天井で、1600年(慶長5年)に伏見城が落城した時の自刃した武将の血の付いた床板を供養の為にこちらに移したものです。

源光庵
場所:京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
アクセス:北大路駅[1]から徒歩約39分

4. 【2024年秋まで夜間拝観中止】天台宗 青蓮院門跡

全体がライトアップされた幽玄な世界

現在一部建物の屋根の葺き替え工事のため夜の特別拝観は2024年秋まで中止中です。
最新情報は公式サイトをご確認ください。なお、以下情報は以前のものとなります。

次は、少し変わった青蓮院のライトアップを紹介します。

青蓮院はバス停神宮道下車徒歩3分です。

青色の電灯を使ったお庭のライトアップが有名です。

お庭だけでなく周りの庭園や竹林などもライトアップされており、とても幽玄な雰囲気が味わえるスポットです。

そこまで混んでいなくて、穴場なのでデートにとってもぴったり。

拝観料金(大人 800円)を支払い、受付を済ませて順路へと進みます。

紅葉の見頃は11月下旬くらいです。
その頃には恐らく、もみじの葉も赤くなっています◎

青の世界が目の前に飛び込んできます。
思わず「綺麗…!」と声が出てしまいます。

青色のライトが点いたり消えたりしていて、とても幻想的。

青色の癒し効果も相まって、ずっと見ていても飽きない景色です。

ライトアップされた庭園も息を飲む綺麗さ。

紅葉の見ごろを外してしまっても、ブルーのライトアップされた庭園だけでカップルのデートプランとして充分楽しめるのでオススメです。

闇に浮かんでは消える木々や花々の幽玄な世界、光の中で雄大な力を感じる天然記念物の大クスノキ5本、青く光る静清な竹林、一面の苔庭の海に浮かぶ光の星、見事な色あいにうっとりします。

青蓮院門跡
場所:京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1
アクセス:東山(京都府)駅[1]から徒歩約6分

5. 臨済宗総本山 南禅寺

言わずと知れた紅葉の名所

次に紹介するのは、言わずと知れた紅葉の名所、南禅寺です。

地下鉄で蹴上駅へ向かうルートがおすすめ。

蹴上駅から徒歩7分ですが、その駅から南禅寺までの道も京都情緒を満喫できるおすすめルートです。

レトロな作りの水路閣が特におすすめです。

琵琶湖疏水の分線(蹴上以北)にある水路橋で1888年(明治21年)に完成しました。

南禅寺境内を通過するため、周辺の景観に配慮してデザインされています。

真っ赤に染まったもみじの葉が美しいです。

観光客も大勢いて賑わっています。

南禅寺 三門
場所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
アクセス:蹴上駅[1]から徒歩約7分

6. 大亀山 宝厳院

大人の京都デートにおすすめ

渡月橋から徒歩6分のところにある宝厳院は、紅葉で有名なスポットです。

最寄りに天龍寺駐車場(有料)があるのでドライブにもおすすめです。

参道から美しく、落ち着いた雰囲気のある紅葉ライトアップはしっとりとした大人の京都デートにおすすめです。

洗練された庭園は、どこを切り取っても息を飲む景色ばかり。

見に来てよかったとしみじみ感じる、燃えるように赤いもみじを見ることができます。

真っ赤な紅葉と、ライトアップされた青の庭園にうっとりすること間違いなし!

この世の景色と思えないほどの美しい空間が広がります。

大亀山 宝厳院は、特別拝観期間以外は参拝できません。
特別拝観の最新情報は公式サイトをご確認ください。

宝厳院 飯田
場所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36 宝厳院
アクセス:嵐電(京福電鉄)嵐山駅JR山陰本・嵯峨嵐山駅 トロッコ嵐山駅から363m
営業時間:9:00〜17:00

7. 渡月橋

京都嵐山の風景の代表格

渡月橋の南にそびえる標高375mの嵐山は美しい自然に囲まれ、紅葉の名所として賑わいます。

嵐山駅から徒歩3分のところにある渡月橋は、その嵐山の中心を流れる桂川に架かる全長155mを誇る橋です。

紅葉の見ごろは11月下旬~12月上旬で、12月にはライトアップも行われます。

ご存知の通り、渡月橋は拝観料などなく無料で楽しめるのも嬉しいポイントです!

昼間の渡月橋です。

近隣の山の紅葉はグラデーションがとても綺麗で、橋がよく映えます。

更に人力車に乗りながら嵐山観光もできます。

地図を片手にゆったりと人力車で嵐山を周ると、観光名所、カフェやグルメなど嵐山の新しい発見があるかもしれません♪

渡月橋界隈は、お土産屋さんや飲食店が多く並んでいるので、お散歩しながらお土産を買ったりランチなどの食事もできるデートスポット満載エリアです!

渡月橋
場所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町33
アクセス:嵐山駅から徒歩約5分
営業時間:9:30〜18:00日曜営業

8. 小倉山二尊教院華台寺

紅葉の馬場と名高い紅葉スポット

小倉山二尊教院華台寺は、名称通り釈迦如来と阿弥陀如来の二尊をお祀りされておられるお寺なので二尊院と呼びます。

普通お寺の本尊は一尊をお祀りしておられるお寺が多いです。

秋は紅葉の馬場と言われ、鮮やかな紅葉が見れる嵐山観光では外せないお寺です。

また、小倉あんの発祥の地でもあります!

階段を登り山道を進むと、百人一首ゆかりの藤原定家が営んだ時雨亭跡もあります。

二尊院
場所:京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
アクセス:トロッコ嵐山駅[出口]から徒歩約7分

9. 鹿苑寺(金閣寺)

金色に光るお寺と紅葉のコラボレーション

正式名称を鹿苑寺といい、相国寺の塔頭寺院の一つです。
舎利殿「金閣」が特に有名なため一般的に金閣寺と呼ばれています。

金閣寺へのアクセスは、バスが便利です。

紅葉と一緒に映る金閣寺が、まるでポストカードのように美しいです。

紅葉の時期が一番ベストですが、金箔の金閣寺は年中美しいですね。
室町幕府三代将軍の足利義満が描いた極楽浄土の世界、優雅な建造物を今も見られるのはさすが京都。

こちらも周囲の紅葉の色あいや着物を贅沢に楽しみたい!
女子同士、着物で揃えて観光や街歩きするのもおすすめです。

金閣寺(鹿苑寺)
場所:京都府京都市北区金閣寺町1
アクセス:北野白梅町駅[出口]から徒歩約20分

10. 東福寺

全国的に人気、京都随一の紅葉スポット

京都駅から1駅とほど近くにある、京都随一の紅葉ともうたわれる東福寺です。

11月中旬~下旬にかけて全国から多くの観光客が訪れる人気スポットです。

東福寺は奈良の東大寺のと、興福寺のの字をとり、1236年に創建された禅宗寺院です。

境内には約2,000本ものカエデが植えられていて、その景色は圧巻。

特に渓谷・洗玉澗(せんぎょくかん)にかかる通天橋から見下ろすとあたり一面真っ赤な紅葉が広がります!

通天橋は拝観料600円で入れる東福寺1番人気の紅葉スポットです。

メディアでも毎年取り上げられるほど色彩の美しさを楽しめる絶景。
紅葉シーズンの京都を堪能できます。

東福寺 通天橋
場所:京都府京都市東山区本町15-778
アクセス:鳥羽街道駅[出口]から徒歩約6分

11. 貴船神社

縁結びのご利益で人気のパワースポット

京都市内から車で40分ほどの左京区の鞍馬山にある神社で水の神様が祀ってあります。

参道沿いの貴船川での川床も有名です。

植物の息吹を感じるような特別な神々しい空気に包まれた神社にお参りするだけでも心が落ち着いていくようです。

境内の清水は霊水とも言われ、ご神水として持ち帰ることもできす。

ご神水に浮かべると占いの結果がわかる水占みくじ(1枚 200円)も人気です。

貴船神社
場所:京都府京都市北区上賀茂西後藤町61番
アクセス:二軒茶屋(京都府)駅[出口]から徒歩約25分 貴船駅口前から貴船まで京都バスで約5分、徒歩で約5分。

12. 蓮華王院 三十三間堂

ミシュラングリ-ンガイドの紅葉穴場スポット

紅葉穴場の三十三間堂です。

本堂内陣の柱間が33あることから三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)と呼ばれていますが、正式名称は蓮華王院(れんげおういん)です。

天台宗に属し1164年、後白河法皇により建立されました。

あまり知られていない紅葉スポットとしておすすめの三十三間堂ですが、広い境内に立つ木や楓も秋には美しく紅葉します。

京都駅からバスで14分とアクセスもいいので、京都駅で時間調整兼ねての立ち寄りスポットとしてもおすすめです。

ミシュラングリ-ンガイドという、観光地版のミシュランガイドにも選ばれている、世界に認められた人気の観光スポットです。

三十三間堂(蓮華王院)
場所:京都府京都市東山区三十三間堂廻町657
アクセス:七条駅[2]から徒歩約7分

13. 禅林寺

秋はもみじの永観堂

最後のおすすめスポットは、京都市左京区にある浄土宗西山禅林寺派総本山の禅林寺です。
正式名は禅林寺ですが、永観堂の名で広く知られています。

「秋はもみじの永観堂」とうたわれる京都屈指の紅葉名所です。

創建当時(836年)から1000年以上の長い間、京都を代表する紅葉スポットとして国内外の観光客を魅了してきました。

11月中旬~11月下旬には約3,000本のモミジが池泉回遊式庭園を彩ります。
境内の一番高いところにある多宝塔や御影堂などが赤や黄色の鮮やかな色に包まれる景色は圧巻です。

永観堂(禅林寺)
場所:京都府京都市左京区永観堂町48
アクセス:蹴上駅[1]から徒歩約13分

2022年は京都の紅葉デートに行こう

いかがでしたか?

どれも京都の魅力が詰まったスポットばかりですよね。

京都の風情ある建物と、四季を感じる自然の景色がたまりません!

今年の紅葉の色づき予想情報をチェックしつつ、紅葉スポットの下調べをしましょう。
そして、ぜひ秋色に染まった京都紅葉の旅へ出てみましょう◎