紅葉の名所といえば嵐山

こんにちは!
大阪在住歴8年目を迎えましたが"京都が近いから"大阪に住んだと言っても過言ではない程、京都が大好きなちんちくりんです。
今回は京都を代表する観光スポット嵐山にあるおすすめ紅葉スポットを10選ご紹介します。
ぜひ最後まで見ていってくださいませ♩

1. 渡月橋

嵐山といえばここがテッパン!

嵐山と聞いてまず思い浮かぶのが渡月橋ではないでしょうか。
桂川にかかる渡月橋は竹林の道へ向かう観光客はもちろん、嵐山に住む住民にとっても、なくてはならない道です。

春には桃色に色づく山々を、夏には嵐も負けず新緑に色づく山々を、秋には真っ赤に燃える山々を、冬には真っ白に色づく山々と四季により移り変わる景色は嵐山のリピーターが増え続ける理由の一つかもしれません。

嵐山へ来たらぜひ渡月橋の上で撮影してみてください。
渡月橋は嵐山を象徴する建造物
観光パンフレットやCM、映画やドラマにも起用されているので記念撮影にもおすすめです。

渡月橋
場所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町33
アクセス:嵐山駅から徒歩約5分
営業時間:9:30〜18:00日曜営業

2. トロッコ列車

嵐山の秋はここへ行かなければはじまらない!

秋の嵐山を楽しむならトロッコ列車がマスト。
保津川沿いから四季折々の景色が楽しめる「トロッコ列車」は日本人観光客だけでなく訪日外国人にも人気です。
嵯峨駅に駅構内に入ってくる様子はまるで映画の世界

車両は1〜5両ありL時型のシンプルな座席は色合いや小さな傷から歴史を感じます。
なんだかタイムスリップした気分♩
当日券のみ発売のプレミア席は床まで透けていてスリル満点ですよ。

走行時間は嵯峨駅から亀岡駅まで約20分間。
ラフティングでも人気の保津川に少し色づいた渓谷は美しくいつまででも眺めていられます。
乗車中駅員さんが記念撮影をしてくれるサービス付き♩旅の思い出におすすめです。

3. 常寂光寺

圧倒的な景色が楽しめる!

お次にご紹介するのは嵐山の中でも特に穴場な「常寂光寺」。
こちらは紅葉の名所として知られる小倉山の中腹に寺域を占める日蓮宗の寺院。
境内にある多宝塔は、重要文化財にも指定されています。

仁王門をくぐれば視界一気に広がる圧倒的な紅葉。
息を飲むその美しさに多くの人が足を止めカメラのシャッターを切ります。

一面真っ赤に染まるトンネルを抜け、カエデに覆われた石段をのぼり振り向くと、紅葉の嵯峨野を一望できるスポットも。
紅葉の名所が多い嵐山の中でもここまで視界を染める景色が楽しめるのはここ常寂光寺だけ。

常寂光寺
場所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
アクセス:トロッコ嵐山駅[出口]から徒歩約6分

4. 天龍寺

見所は雲龍図だけじゃない

天龍寺といえば京都に7つしかない雲龍図で有名なお寺ですよね。
その中でも特に天龍時の雲龍図はぎょろっとこちらを見る"八方睨みの龍の雲龍図"として有名です。
写真撮影は禁止ですが、毎年2月に一般公開されているのでぜひ足を運んでみて。

境内へ一歩足を踏み入れると真っ赤に色づくカエデで迎えてくれます。
広々とした境内の至るところで色づき秋色に染めます。

また曹源池からの眺めもおすすめ。
池を囲むように色づく紅葉は嵐山を代表する秋の借景。
無心で景色を眺めていると心が浄化されていくかのようです。

天龍寺
場所:京都府京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町68
アクセス:嵐山(京福線)駅[出口]から徒歩約5分 京都駅前からバスで嵐山天竜寺前下車すぐ(約44分)

5. 宝厳院

嵐山の夜デートといえばここ

天龍寺の塔頭寺院の1つである宝厳院は紅葉で有名なスポット。
通常は非公開ですが、春と秋に特別公開されます。
見頃は11月中旬~12月上旬、期間中はライトアップも行われます。

境内には「獅子吼の庭」と呼ばれる回遊式山水庭園あり、歩きながら紅葉を楽しむ事が出来ます。
洗練された庭園は、どこを切り取っても息を飲む景色ばかり♡
落ち着いた雰囲気のある紅葉ライトアップは大人の京都デートにおすすめです。

ライトアップ開催期間中、混雑しますが、大切な人とはぐれないよう手を繋ぐことも忘れずに♡
紅葉に加えて、境内には枯山水が点在しているので、紅葉とのコラボレーションも楽しむことができますよ。

宝厳院 飯田
場所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36 宝厳院
アクセス:嵐電(京福電鉄)嵐山駅JR山陰本・嵯峨嵐山駅 トロッコ嵐山駅から363m
営業時間:9:00〜17:00

6. 祇王寺

真紅に染まる祇王寺はこの時期だけ

祇王寺といえば苔の庭園が有名なお寺。
清盛の寵愛を受けた祇王が、清盛の心変わりで都を去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺です。

いつもは鮮やかなグリーン色に染まる祇王寺もこの時期だけは特別。
苔の上に覆いかぶさるように染まる赤葉がいっそうの哀感を漂わせます。
この場所だけシンと静まりかえっていてまるで時が止まったかのよう。

1年のうちに真っ赤に染まる祇王寺が楽しめるのはこの時期だけ
毎年見頃は11月下旬~12月上旬ですが、訪れる前にHPをチェックしてみて。

祇王寺
場所:京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
アクセス:トロッコ嵐山駅[出口]から徒歩約16分

7. 鹿王院

足利義満ゆかりのお寺

鹿王院は足利義満が建立し金閣寺の元になったお寺。
絹本着色夢窓国師像2幅など多くの重要文化財を所蔵していることでも知られています。

門の先に続く約200メートル続く紅葉の参道はまさに圧巻。
苔の緑と紅葉の紅のコントラストが美しく、秋の嵐山は、紅葉を見られる穴場です。
竹林の緑とのコントラストも見事です。

境内には嵐山を借景とした枯山水庭園もあり、紅葉とのコラボレーションが美しい。
紅葉の季節は夜間ライトアップもしているので夜デートにもおすすめです。

鹿王院
場所:京都府京都市右京区嵯峨北堀町24
アクセス:鹿王院駅[出口1]から徒歩約2分

8. 大河内山荘

京都の街並みを一望できる

竹林を越えた先にあるのが「大河内山荘」。
こちらは百人一首で有名な小倉山からの景色に魅せられた、昭和初期の映画俳優大河内伝次郎が30年かけて作り上げた庭園です。
竹林は常に混雑していますが、こちらは有料ということもあり、そこまで混雑もしていません。
入場料にはお茶代も含まれているのでお抹茶とお茶菓子を楽しむことができます。

大河内山荘はには小倉山から保津川、京都市街、東山などを大胆に取り込んだ雄大な庭園があります。
敷地内には寝殿造、書院造、書院造を複合させた大乗閣など、見所も満載。
枯山水や苔の絨毯など自然とのコラボレーションも見ものです。

また大河内山荘の1番の見所と言っても過言でないのが、展望台からの景色
高台に位置している為、京都の街並みを一望できる大パノラマを満喫♡
空気もさらに澄んでいてとっても気持ちが良い...♡少し風も吹いているので防寒を忘れずに!

大河内山荘
場所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山田渕山町8
アクセス:京福嵐山線「嵐山」より徒歩15分阪急「嵐山」より徒歩20分車 トロッコ嵐山駅から140m
営業時間:拝観時間 9:00〜17:00 日曜営業

9. 厭離庵

秋の特別公開は外せない!

この時期限定で特別公開される紅葉の穴場といえば「厭離庵」。
藤原定家が小倉百人一首を編纂した小倉山荘跡にある寺として知られており臨済宗天龍寺派の寺です。
小さなお寺なので入り口を見つけるのにも一苦労。なんだか秘密基地みたいです。笑

通常非公開ですが、秋のシーズン限定で特別公開されています。
厭離庵の「厭離」には「飽きることが無い」という意味があり、その名通り飽きることのない絶景が来る人来る人を迎えてくれます。

御朱印も注目していただきたいポイント。
腰掛けてゆったりと紅葉を楽しむことができる書院や小さな本堂。
1923年に再建された茶室「時雨亭」などコンパクトな境内にギュッと詰まった建築物からは魅力が溢れます。

厭離庵
場所:京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町2
アクセス:トロッコ嵐山駅[出口]から徒歩約11分

10. 滝口寺

紅葉の穴場スポット

最後にご紹介したいのが、かの有名な平家物語に登場する平重盛の家来斎藤時頼と建礼門院の侍女横笛との悲恋の物語ゆかりの地。
静まりかえった境内に燃えるように色づく紅葉がまるで二人の燃えるような恋の心情を描いているかのよう。
境内には現在も二人の木像が本堂に安置されています。

移り変わる景色を眺めながら、ここに腰掛け愛する人のことを思ったのでしょうか。
趣のある景色が想像をかき立てられ、あなたもきっと胸がジンと熱くなるはず。

ここには、鎌倉幕府を滅ぼした新田義貞の首塚もあります。
小さいながら悲しきエピソードが秘められた滝口寺は紅葉はもちろんですが、是非一度その歴史の背景を読み取っていただきたい場所です。

滝口寺
場所:京都府京都市右京区嵯峨亀山町10-4
アクセス:トロッコ嵐山駅[出口]から徒歩約13分

嵐山で紅葉巡りを楽しもう!

いかがでしたか。
今回は京都でも特に人気の観光スポット嵐山で人気の紅葉スポットをご紹介しました。
美しく真っ赤に染まる嵐山が見られるのはこの時期だけ!
ぜひ足を運んでみてください♩