東北地方は観光スポットが満載!
「東北地方は広すぎて、どこに観光に行けばいいかわからない」なんて方、多いのではないでしょうか?
今回は、実際に行ったプランの中から、誰もが知る人気観光スポットから穴場観光スポットをピックアップして紹介します。
絶景も見れる癒し旅になっているので、この中から自分の好みのプランをぜひ見つけてみてください!
ドライブや電車の日帰りなどさまざまなシーンに対応していますので今度のおでかけの参考にしてみてくださいね!
1. 青森で観光するなら…
大自然を味わえる「奥入瀬渓流」がおすすめ!
まず一つ目は青森県の景勝地「奥入瀬渓流」です。
青森県十和田市に流れる有名な川で、十和田湖の子ノ口から焼山までの約14kmを流れています。
その中にはさまざまな奇岩、奇勝と呼ばれる珍しい風景があり飽きません。
渓流沿いを散策していくと多くの滝がありますが、その数は大小合わせて14ヶ所。
そのなかでもこの「雲井の滝」は、高さ20メートル、水量も豊かで渓流沿いにある景色のなかでも、見ごたえのある滝のひとつです。
渓流に沿って流れとほぼ同じ高さに車道と歩道がつくられ、尾根や山腹の道から渓谷を眺めるのとは、また趣の異なった景観を味わえます。
因みに奥入瀬渓流では自転車のレンタルも行っており、手ぶらで行ってサイクリングを楽しむことができます。
14kmともなると徒歩だと4時間もかかってしまうので、自転車で快適に景色を味わうことをおすすめします。
道も整備されているので、走りやすいですよ。
奥入瀬渓流の流れにある、「銚子大滝」は高さ7メートル、幅20メートル。この滝が個人的に一番好きです。目の前に立つと迫力がすごいです。
また、豪快な水音と水しぶきが印象深いです。
流れ落ちる水で水霧が生まれて、木漏れ日がそこに差し込むことで光の筋ができ本当に綺麗です。
十和田湖畔の杉木立に囲まれて立つ「十和田神社」は、807年に坂上田村麻呂が創建したと言われる神社です。
十和田神社から山中へ150m入ったところにある占場では、おより紙が占い場で沈めば願いが叶い、浮いたままだと成就しないと言われています。
占い場へは途中、難路となっており急な斜面を鉄のはしごで上り下りします。境内から占い場まで約15分です。
豊かな自然に囲まれた渓流を楽しみたい方はこちらの青森県の「奥入瀬渓流」がオススメです!
春に行くなら、こんな幻想的な風景もみてみたい!
SNSでも話題になっている幻想的なこの絶景を、一度は目にしたことがある人もいるのでは?
それが桜の名所、「弘前城」です。
一般観光客には、弘前城の城郭が弘前公園として開放されています。
特に夜になるとみえる水面に反射した綺麗なソメイヨシノに魅了される人が多くいます。
「弘前さくらまつり」は毎年開催されているので、おすすめです。
帰りに温泉でも寄っておく?
めちゃくちゃ広くてゆっくりできる人気の温泉といえば、「酸ヶ湯温泉」です。東北地方で寄りたい温泉ランキング上位に選ばれている、人気処!
なんと160畳に渡る大きな男女混浴風呂があるので、カップルで帰りに寄って行ってもいいですね。
ほかにも、東北にはたくさんの温泉がありますよ!
2. 秋田で観光するなら…
なまはげ&絶景で有名な「男鹿半島」がオススメ!
秋田県の観光でおすすめの場所といえばこちらの男鹿市です。
男鹿市はいくつかのエリアに分かれておりその中から特に人気の「真山」、「入道崎」、「南磯」エリアをご紹介します。
まずは「真山エリア」です。ここは何が有名なのかというと…
わかりますか?そう、ナマハゲです。
その男鹿市の中でもこちらの真山エリアは男鹿の代名詞ともいえるナマハゲの発祥の地の一つとして古くから信仰の対象とされてきました。
棚田が綺麗なこちらはなまはげ大橋からの眺めがおススメ!
真山エリアにある真山神社では大晦日の夜にナマハゲ行事が、2月の第2金・土・日には「なまはげ柴灯(せど)祭り」が行われます。
この祭りでは、なまはげの面に入魂する儀式が行われ、人々が神になるのを目にすることができます。
また、隣接する男鹿真山伝承館では大晦日など以外でもナマハゲ行事を体験してもらいたいとその行事の再現を実施しています。ナマハゲと一口に言っても地域ごとに様々な違いがあり、なまはげ館ではそれら男鹿の各集落に伝わるなまはげを見ることができます。
夕暮れどきの絶景をみて黄昏れたいなら…ここ!
次にご紹介するのは「入道崎エリア」です。
こちらは秋田のアマルフィと呼ばれるエリアです。アマルフィは若干言い過ぎな感じはありますが、確かに素晴らしい景色を味わうことができる、魅力的な地です。
入道崎にある白黒の縞模様が印象的な灯台は「日本の灯台50選」に選ばれています。
入道崎から眼下に広がる日本海は絶景そのもの。
晴れの日だと夕陽がとても綺麗に映えます。
海と夕日のコントラストが綺麗で、何枚も写真を撮りたくなってしまいます。
男鹿半島の西北端に位置する入道崎は男鹿半島を代表する観光スポットです。
緑の大地、青い空と海と断崖のコントラストが特徴的で、これを目当てに多くの観光客が訪れています。
登った先には奇妙なスポットが⁉
最後に「南磯エリア」の「赤神神社五社堂」です。
こちらは「999段の石段」という伝説に関係する舞台になった地。
その伝説は「2000年ほど前に村で暴れていた5匹の鬼に困った村人たちが、一夜で千段の石段を築くことができれば1年に一人ずつ娘を差しだすが、もしできない時には二度と里に降りてこないという賭けをした。
鬼たちは精魂を尽くして積み上げあと一段というところで天邪鬼(鬼と人間のハーフ)が一番鶏の鳴き声を真似て夜明けを告げると鬼たちはあきらめて、約束どおり山奥へ立ち去った」というものです。
そんな石段を登り切ると国の指定重要文化財とされている「赤神神社五社堂」があります。祀られているのは5匹の鬼も見どころです。また、近くには覗いたものの余命をあらわすとされる「姿見の井戸」や「御手洗の池」などの不思議なスポットがあります。
ナマハゲ文化や絶景の入道崎、伝説が残る不思議なスポットに興味がある方は秋田県の「男鹿半島」がおすすめです!
3. 岩手で観光するなら…
ド定番だけどやっぱり行きたい。中尊寺で有名な世界遺産「平泉」!
岩手県といえばやっぱり…そう歴史のある「平泉」ですよね。2011年に世界遺産に登録され岩手県、いや日本を代表する観光スポットになりました。
そんな平泉には多くの魅力があるんです。それを順番にご紹介します。
まず平泉といえば中尊寺。中尊寺は850年、比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁によって開かれました。その中でも最も有名なのがこちらの中尊寺金色堂ですね。
金色堂の中は金箔が貼られ、阿弥陀如来などがまつられており、まさに金色の世界。極楽浄土の願いが込められています。
松尾芭蕉もここを訪れているほどの名所で、境内には銅像もあります。
大きな本堂は中に上がることができ、ゆったりとお座敷に座って参拝できます。
秋には紅葉が、冬には雪化粧がとても綺麗です。
季節感のある旅行をしたいなら、ぜひ行ってみてください。
川のせせらぎがとても穏やか。
ここは少し歩くとある源義経の最期の地といわれる「高館」です。義経を祀る義経堂が建っています。
ここから北上川の流れをのぞむことができます。
鮮やかな絶景をみていると、心も和みます。
まるでモアイ蔵⁉岩と一緒に写真を撮りたいスポット
坂上田村麻呂が征夷の記念に、戦いの神・毘沙門天をまつった岩窟。
平安時代に造られた丈六不動明王像や、日本最北にある崖に掘られた「岩面大佛」も必見!
だんごの川釣り体験ができるかも?
最後に若干平泉から離れてしまうのですが、近場のおすすめ名所を紹介させて下さい!それが「厳美渓(げんびけい)」です。
こちらは日本百景や国の名勝天然記念物などに選ばれている名所です。
川の流れの侵食によってできたこの渓流はその絶景から多くの観光客を惹きつけています。
ここの名物は「郭公だんご」です。
渓谷の反対側から、カゴにお金をいれてだんごを注文。
するするとカゴがロープをつたってひっぱられていきます。
しばらくしてもどってきたカゴに、だんごとお茶が入ってきます。空飛ぶ団子として有名で楽しい、食べておいしい厳美渓の名物になっています。
和菓子好きさんは、ぜひ!
さて、いかがでしたか?
ド定番の世界遺産と厳美渓の美しい流れと空飛ぶ団子を楽しみたい方には岩手県「平泉」がおすすめです!
岩手観光特集はこちら!
4. 宮城で観光するなら…
瑞鳳殿や仙台城址などの歴史スポットを1日で巡るのがおすすめ!
仙台駅までは、東京駅から1時間40分以内。今回は、仙台の中心部をめぐります。1泊2日、または日帰りでも観光できます。
仙台で朝食を食べるなら、こちら「New Airy(ニューエアリー)」がおすすめ。野菜を中心にした「セレブモーニング」が食べられます。
ランチやカフェ、ディナーにも使えます。
写真は、人気のエッグベネディクト(サーモン)1,280円。ドリンクセットは+300円です。そのほか、パンケーキ類も充実しているので、お好きなものを注文しましょう。
レトロで人気の電車に乗って旅へ。
仙台市中心部の観光スポットをめぐるのにおすすめなのは、「るーぷる仙台」です。
仙台駅前発始発の9時から最終の16時まで、 平日は20分間隔、土・日・祝日は15分間隔で運行します。
一日乗車券は大人620円、小児310円です。
これを一つ持っておくだけでも、便利ですよ。
るーぷるに乗り、瑞鳳殿前でおります。瑞鳳殿は伊達政宗の魂をまつっている霊廟です。
豪華絢爛な造りは歴史があり、伊達政宗の権力の高さを思わせます。
藩祖政宗公の命日の5月24日には扉が開かれて、木造が公開されています。
営業時間:9:00~16:30※2月1日~11月30日、9:00~16:00※12月1日~1月31日 料金:大人550円、高校生400円、小中学生200円
丘から仙台の景色を一望。
再びるーぷるに乗り「仙台城跡」でおります。
仙台城(青葉城)は、標高144mの青葉山にあった伊達政宗によって築かれたお城。第二次世界大戦の空襲で焼けてしまいましたが、石垣がのこっています。
上からの眺めはとても綺麗です。
本丸跡には、伊達政宗騎馬像が建っています。
国宝に指定された神社でお参り。
またるーぷるに乗りましょう。今度は「大崎八幡宮前」でおります。
伊達政宗によって建てられた大崎八幡宮は、桃山建築の傑作、国宝に指定された社殿を持ちます。
総うるし塗で、極彩色の彫刻や金彩文様がほどこされた美しい社殿は必見です。
初詣には10万人以上の人が訪れます。1月14日の「松焚祭(どんと祭)」では、古いお札などを焚き上げ、裸まいりが行われます。9月14日の夕刻には能神楽、9月15日には大神輿が街を練り歩き、流鏑馬神事(やぶさめしんじ)が境内で行われます。
やっぱり仙台名物・牛タンを食べるべき!
るーぷるに乗って⑬⑭の停留所でおりると、仙台市の繁華街「国分町通り」に辿り着きます。
近くには牛タンの発祥の店として知られる「味太助」もあります。
定食1人前 (牛タン3枚、テールスープ、麦めし)で 1,600円です。
分厚い牛タンをぜひ食べてみてほしいです!
さて、宮城はいかがでしたか?
「私体力がなくてそんなに歩けない!」という方には日帰りで、かつバスで移動するという気軽に楽しめるプラン、仙台の牛タン発祥のお店で本場の味を楽しみたい方には宮城県「仙台駅周辺」のプランがおすすめです!
5. 山形で観光するなら…
東北地方唯一の国宝「羽黒山五重塔」がある「羽黒山」
今回ご紹介するのは、羽黒山・月山・湯殿山からなる出羽三山の主峰「羽黒山」です。ここは標高414mの、修験道を中心とした山岳信仰の山として知られます。初詣にも多くの人が参拝にやってきます。2446段もの階段は全長1.7km。歩くと約40~60分かかる道のりです。
参道沿いに立つ木々は樹齢350年から500年を越す老杉で、なんだかパワーを貰った気分になります。
こちらが国宝「羽黒山五重塔」です。高さ29m、三間五層の杮葺(こけらぶき)・素木造り(しらきづくり)という建築方法で作られており近くで見ると迫力がすごいです。
四季を通じてさまざまな表情が楽しめます。山奥にも関わらず雪化粧姿を見に来る方もいるほどです。
羽黒山頂の中心に建つのが羽黒山、月山、湯殿山の三神をあわせて祀る出羽三山神社・三神合祭殿です。萱葺の建造物としては日本最大の大きさです。
月山と湯殿山ですが、冬は雪のため閉鎖となるため、出羽三山の中で一年中参拝できるのはこの羽黒山のみです。
東北唯一の国宝「羽黒山五重塔」や日本最大の萱葺の建造物を見たいという方はこちらの山形県「羽黒山」がおすすめです!
ついでに会津の歴史をもっと感じておくなら…鶴ヶ城!
難攻不落の名城とうたわれた「鶴ヶ城」は、現在では改修されたくさんの人が訪れています。
ガイドさんに言えば案内をしてくれますが、会期ごとにテーマが異なる企画展があるほか、常設展は長屋と塩蔵、5層からなる城内を拝見することができて、半日居ても飽きませんよ。
もっと自然を感じるなら、立石寺へ。
そして、山寺とも言われる「立石寺」。
第三世天台座主慈覚大師円仁が開いた、東北を代表する霊山があります。
広くてすべて回り切れないかもしれませんが、こちらも松尾芭蕉が訪れているので、行ってみてもいいかもしれません。
樹氷で有名な蔵王もチェック!
山形に来たなら、「蔵王」にも寄っておきたいところ。
こちらでは、世界的に知られる自然の芸術品ともいわれる樹氷を見ることができます。
樹氷は昼夜で姿を変えるのですが、その変化を目にできる樹氷鑑賞ツアーもあったりするので、公式サイトをみると良いかもしれませB。
樹氷以外にも、蔵王では、360度大パノラマの自然風景が楽しめる「蔵王ロープウェイ」が人気です。
おすすめの時期は、秋。
紅葉シーズンでは、ずっと乗っていたくなってしまうような絶景が楽しめます。
6. 福島で観光するなら…
色彩豊かな「五色沼」
「五色沼」は福島県の人気観光名所の一つです。
その名の通り5色のバリエーションが楽しめる沼なんです。
なぜそんなカラフルになるかというと、元々この五色沼は会津磐梯山の噴火によって崩れた山にせき止められた川が沼になったもので、それにより流入している火山性の水質の影響や、植物・藻などによって様々な色が表れているということです。
秋には紅葉が有名でより鮮やかな色彩を味わうことができます。
紅葉シーズンは混雑しますが、行く価値ありです!
時間が許す限りずっと立ち止まって見入ってしまうほどに鮮やかな絶景に魅了されます。
絶景の「吾妻小富士」
次にご紹介するのは「吾妻小富士」です。
小型の富士山を思わせ、地元の人々にも古くから親しまれている人気の山です。
観光道路である磐梯吾妻スカイラインを走っている途中にある山で、車で簡単にアクセスすることができます。
小富士という名前なので安易に登ってみましたが、意外に疲れます。
標高が1707mあるので、秋の終わりくらいには頂上の河口付近には雪が積もっています。
こんな雪だるまも作れますよ!
一応登山なので頂上付近は寒くなります。あまり軽装で行かないように注意して下さいね!
さて、いかがでしたか?
福島県で観光するなら様々な色彩が味わえる「五色沼」、綺麗な山の登山を気軽に楽しむことができる「吾妻小富士」がおすすめです!
ハワイ気分を味わえる「スパリゾート・ハワイアンズ・いわき」
福島のいわき市にある、アミューズメント施設、スパリゾート・ハワイアンズ・いわき。
ハワイアンな雰囲気の中、プールや食事、宿泊、温泉などを楽しめます。渋谷からバスも出ていて、なんと3時間程度で到着するアクセスのよさ!
東北とは思えない、南国感満載のこのスポットで、ぜひステキな思い出を作ってください。
デートでも、女子会でも、家族旅行でも、さまざまなシーンで大人も子供も楽しめる施設です。
東北地方の魅力は伝わりましたか?
さて、人気処から穴場、絶景が見れる場所まで、東北地方6県の各おすすめ観光スポットをご紹介してきましたがいかがでしょうか?
「青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島」の6県で行きたいところが見つかりましたか?
見つかったという方は各プランをクリックして詳細を見たり、格安ツアーもあるので色々調べてみたりしてくださいね♪
旅行をしたいけど、どこに行こう?絶景を見るならどこに行けばいいの?そんな悩みありますよね。今回はそんな方の為に東北地方「青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島」の6県の、風景が綺麗な行っておくべきおすすめ観光スポットを厳選しました!