日本最古の温泉はココだ!「道後温泉」

愛媛県にある道後温泉は日本最古の温泉として有名です。
「有馬温泉・白浜温泉」とともに日本三大古泉にも選ばれています。
なんと皆さんご存知の日本書紀にも登場しているんです。古さのレベルが違いますね。

とはいえ現在の建物は明治23年(1890年)に初代道後町長の伊佐庭如矢が老朽化の進んでいた建物を改修したものです。それでもその改修からも100年以上の歴史があるので趣を感じる建物です。

神の湯と霊の湯があり、どちらか好きな方を選ぶことができます。

道後温泉では温泉に浸かり疲れを癒やした後に、お茶とお茶菓子のサービスもあるんです。湯上がりにゆったりとした時間を過ごすことができます。日本最古の温泉ならではの気遣いなんでしょうかね。非日常を味わいたい方にオススメです。

道後温泉本館
場所:愛媛県松山市道後湯之町5-6
アクセス:いよてつ道後温泉駅より徒歩5分 道後温泉駅から221m
営業時間:霊の湯 3階個室/6:00〜22:00 霊の湯 2階席/6:00〜22:00 神の湯 2階/6:00〜22:00 神の湯 1階/6:00〜23:00 又新殿観覧/6:00〜21:30 日曜営業

こっちも古いぞ!「有馬温泉」

有馬温泉は兵庫県にある温泉で、こちらもまた日本三大古泉に選ばれています。関西では断トツで有名&人気な温泉街でもあります。

アクセスもよく大阪駅から1時間半ほどで行くことができます。

江戸時代の温泉番付では当時の最高位である西大関に格付けされた程です。日本三大古泉の他に日本三大名泉にも選ばれており、名実ともに日本を代表する名泉の1つでもあります。

そんな有馬温泉でオススメなのがこちらの「太閤の湯」です。
タオルなどのアメニティも完備されているので手ぶらで楽しむ事ができます。また、温泉の他にもマッサージ、リラックスルーム、レストランなどなど様々なサービスが充実しており、長い時間でもゆっくりとくつろぐ事ができます。

有馬温泉太閤の湯
場所:兵庫県神戸市北区有馬町池の尻292−2
アクセス:有馬温泉駅[出口]から徒歩約12分

箱根七湯の中でもイチオシ&穴場「底倉温泉・函嶺」

箱根登山鉄道の宮ノ下駅の近くにある底倉温泉は箱根七湯の1つです。

宮ノ下駅から歩いていると、国道沿いに目的地「函嶺」の看板が。看板は木の影に隠れているので注意が必要ですが、大型温泉施設「ての湯」の目の前にあるので、場所はわかりやすいです。

温泉らしくないレトロな洋館は大正末期に建てられたそうで、元々は病院だった建物のようです。かなりの穴場感。期待が高まります。

日帰り入浴は、貸切露天風呂の営業となるので事前に電話をして行った方がいいそうです。今回は到着の1時間くらい前に電話しました。
受付の感じのいい女性に日帰り入浴料金700円を支払い、いざ温泉へ。タオルが無い場合は250円で購入できます。

開放感たっぷりの露天風呂で森林浴。箱根では貴重な、加水のみの源泉掛け流しの湯が浴槽に注がれています。夏だったこともあり、湯はやや熱め。出たり入ったりを繰り返しました。露天風呂の脇に身体を洗うシャワーもついていました。シャワーくらいあるの当たり前だろって思う方もいるかもしれませんが、こういう秘湯的なところはシャワーがついてないことがあるので要チェックポイントなんですよ♪

底倉の湯 函嶺
場所:神奈川県足柄下郡箱根町底倉558
アクセス:箱根登山鉄道箱根湯本駅から箱根登山バスまたは伊豆箱根バス箱根町行きで40分

四万もの病を癒やす霊泉!?「四万温泉」

群馬県にある四万温泉は国民保養温泉地「第一号」に選ばれた、国が認めたいい温泉です。因みにこの積善館は映画「千と千尋の神隠し」のモデルにもなった、重要文化財指定の宿です。言われてみるとそんな感じがしますね!

次は、積善館の目の前にある、河原の湯にも入っておきます。ここは本当に河原に建っているので河原の湯といいます。

四万温泉にはこの河原の湯の他に、御夢想の湯、上の湯、山口露天風呂と合計4つの共同浴場があり、地元の人の文化に触れることができます。

河原の駐車場から坂を上がってすぐのところに「四万温泉 四万たむら」という宿があります。この宿の歴史は深く、1563年の真田勢からの追手を防ぐために戦った田村甚五郎清政が山中で四万温泉を発見し、湯宿を開いたと言われています。

四万温泉は共同湯や文化財など古き良き日本を存分に感じながら、特に胃腸によいとされる上質な硫酸塩泉の湯を堪能できる、申し分のない大人の温泉街です。

標高2,000mの絶景秘湯「高峰温泉」

長野県の浅間山近くにある高峰温泉は標高2000mのところにある温泉です。こんな絶景の温泉世の中にあるんですね…。

日帰り入浴もできるのですが、日帰りの場合は残念なことにこちらの内湯のみ…。外の露天風呂は宿泊者のみ入浴可能です。

近くの浅間連峰は登山コースもあり、昼間は登山をして…

その後はゆったり泊まって翌朝帰るのもいいですね!せっかくなので宿泊して絶景の露天風呂に入ってみましょう。

高峰温泉
場所:長野県小諸市高峰高原704-1
アクセス:小諸ICから浅間サンラインへ。高津屋トンネル直後を右折チェリーパークラインに。あとは車坂峠経由で高峰温泉です。

軽い気持ちでは行けない、これぞ本物の温泉「千原温泉」

島根県にある観光ガイドにもめったに載らないまさに秘湯千原温泉は温泉が湧くところの上に浴槽を作った、まさに湧き立ての温泉に入れる全国的にも非常に珍しい温泉です。

入浴の際はこちらでお支払いを先にします。一回だいたい1時間で500円です。

ここにはシャンプーもドライヤーもありません。それどころかなんとシャワーもありません。本当に療養の為だけの温泉なんです。

切り傷、火傷、アトピーに効く療養専門のお湯です。泉質は炭酸泉。炭酸泉は効能が認められている数少ない温泉の1つなので、最近ではスーパー銭湯などでも人口炭酸泉を取り入れているところも増えてきましたね。でも、天然の炭酸泉は日本ではとっても少ないんですよ。

温泉の温度は34℃なので、入ったときは冷たいと感じるのですが、30分程入っていると、ぽかぽかとしてきます。炭酸泉は血の巡りを良くする効果があるんですが、30分以上はいらないとその良さがわからない温泉でもあるので、じっくり浸かって欲しいです。
なかなかハードルの高い温泉なのでシャワーがないのは無理とか受け入れられない方は行かないほうがいいですね…。

お湯がっ…真っ赤!?真っ青!?「別府温泉」

大分県にある別府温泉は日本一の源泉数、湧出量を誇る温泉です。更にそれは日本の約1/10の源泉がここ別府温泉に集まっているそう…。

そんな別府温泉の見どころはまずこの血の池地獄です。
血の池地獄は日本で最も歴史ある天然の地獄で、一言で表すと"赤い熱泥の池"です。

池一面が赤く染まっているのが特徴で、地下の高温、高圧下で化学反応を起こし生じた酸化鉄や酸化マグネシウムなどを含んだ赤い熱泥が、地層から噴出し堆積するために赤くなるそうです。

血の池地獄
場所:大分県別府市野田778
アクセス:亀川駅[出口]から徒歩約23分

血の池の次は海地獄です。なぜ海かというと…。

温泉が真っ青なんです!

海地獄は、海の色に見えることがその名の由来です。別府地獄の中で最大の地獄です。

コントラストが綺麗ですね。他ではまず見ることのできない景色ですので、是非行ってみて欲しいです!

さて、いかがでしたか?
お気に入りの温泉は見つかりましたか?
この寒い冬には温かい温泉に浸かって心も身体も癒やされましょう♪

海地獄
場所:大分県別府市大字鉄輪559-1
アクセス:別府大学駅[出口]から徒歩約36分