はじめに
2018年は西郷どんの年。
2018年のNHK大河ドラマの題材は西郷どんです。かの有名な西郷隆盛の物語です。
今回はそんな西郷隆盛が生まれ育った鹿児島県にある、西郷どんゆかりのスポットについてご紹介します。
首都圏から鹿児島市内への行き方
羽田空港-鹿児島空港で約2時間
鹿児島空港から鹿児島中央駅までバスで約30分程度
1. 西郷隆盛像
鹿児島の偉人西郷どんの銅像を鑑賞しよう。
鹿児島市内のど真ん中に西郷どんの銅像があります。
ここにある西郷どんの像は非常に高いところにあり、威厳のある姿で見下ろしています。西郷ファンは必見です。
西郷どんを支えた薩摩藩家老もあわせて鑑賞しよう。
西郷隆盛を薩摩藩家老の立場から支えたのが小松帯刀です。西郷隆盛像のすぐ近くにこの小松帯刀の銅像も立っています。英国公使ハリー・パークスを薩摩に招き、島津久光と引き合わせたりと藩政改革に奔走しました。
西郷隆盛や大久保利通ほど有名ではありませんが、維新の影の立役者といわれるほどの大人物です。
2. 鹿児島維新ふるさと館
維新の英雄たちの群像を。
鹿児島の明治維新の資料館として有名なのが維新ふるさと館です。
ここでは幕末の先人たちの功績や鹿児島の歴史を、ハイテク技術を駆使して学べます。
充実した館内提示がおすすめ
劇場では、人形たちが多彩な演出で、ドラマチックに歴史を語ってくれます(25分)。薩摩の武士の生活がわかる施設や、篤姫関連の展示もあります。
鹿児島中央駅から徒歩8分ほどの距離なので、アクセスしやすいところも魅力です。
3. 大久保利通像
西郷隆盛の盟友にも出会おう。
西郷どんの盟友といえばこの人大久保利通は絶対に外せません。
西郷どんと若い時から苦楽を共にし明治維新のために奔走します。そして最後は敵味方になり西南戦争で戦います。
維新ふるさと館のすぐ近くにこの大久保利通の銅像が建っています。
ちなみに鹿児島では今でも西郷派と大久保派に分かれておりますが、県民と近い存在だった在野の西郷どんの方が圧倒的な人気です。
4. 鹿児島城跡
西郷どんを見出した薩摩藩の城。
西郷どんが薩摩藩士として仕えたのが薩摩藩の島津家です。
この島津家の居城がここ鹿児島城跡です。
石垣などの遺構も残っており、本格的な城塞跡になっています。
また濠が素敵でした。蓮がたくさん植えられています。
城跡内にある黎明館にも行こう。
鹿児島城跡内には黎明館があり、鹿児島の多彩な歴史、考古、民俗、美術、工芸等の資料が展示されています。
他にも時期によって各種企画展なども行われています。
ドラマに出てくる篤姫の銅像も。
城跡内には西郷どんの仕えた島津斉彬の養女である篤姫の銅像もあります。島津斉彬の養女を経て徳川幕府将軍へお輿入れをします。
西郷どんでは北川景子が演じます。
5. 城山展望台
桜島を見渡せる鹿児島の絶景スポットへ。
城山展望台もおすすめです。ここからは桜島の絶景が望めます。
西郷隆盛もここから桜島を望み故郷に思いをはせたのでしょう。
天気が良いと霧島や、指宿の開聞岳ものぞめます。
6. 仙巌園
島津家の庭園から桜島を望む。
仙巌園は、島津家19代の島津久光が構えた別邸です。
桜島を築山、錦江湾を池に見立てて、スケールの大きな借景庭園で最高の桜島の絶景を楽しめます。
世界文化遺産にも登録されています。
このエリアは幕末、反射炉やガラス工場など、さまざまな施設が作られた日本初の工業地帯でもありました。世界文化遺産にも登録されています。
入場:9:00~7:30
入場料:大人・高校生以上1,000円、小中学生500円
7. 尚古集成館
薩摩の技術を学ぼう。
仙巌園のすぐ隣には、尚子集成館もあります。
ここは、1865年に造船に使う金属加工工場としてつくられた 現存する最古の洋風工場建築物です。2015年には明治日本の産業革命遺産の一部として世界遺産に登録されています。
ここは島津家の歴史や近代化事業に加え、薩摩切子や薩摩焼などを展示する博物館となっています。
なんと、先ほどの仙巌園の入場料と共通で入れます!
あわせて異人館にも行こう。
集成館周辺から徒歩7分でいける異人館もおすすめです。
異人館は1867(慶応3)年、薩摩藩によってつくられた、日本最初の洋式紡績工場である鹿児島紡績所に指導者として招いたイギリス人技師の宿舎として建築されました。
幕末・明治初期にの貴重な洋風建築建造物で、こちらも世界文化遺産に登録されています。
8. 桜島
西郷どんも見て育った桜島へ上陸。
鹿児島最大の名所桜島に上陸。
桜島は小規模の噴火がほぼ毎日起こっています。
桜島には車ごと24時間運行しているフェリーに乗れたりもします。
噴火で埋まった鳥居もおすすめ。
桜島でおすすめなのが黒神埋没鳥居です。
この埋没鳥居は桜島の噴火によって埋まってしまった鳥居がそのまま残されています。この鳥居はもともと高さ3mあったらしいのですが、今は約1mを地上に見せるのみとなっています。
まさに自然の神秘です。
10. 奄美大島
西郷どんが島流しにされた奄美へ。
奄美大島は西郷隆盛が島流しにされてしまった島として有名です。
30代前半の頃西郷隆盛は奄美大島に3年ほど住んでいました。
奄美大島ではカヌーを楽しもう。
そんな西郷どんゆかりの奄美大島ではマングローブでカヌーを楽しみましょう。
ここ黒潮の森マングローブパークでは季節関係なしにマングローブカヌーを楽しめます。大自然の中で素敵なカヌー体験に没頭しましょう。
あわせて訪れたい鹿児島グルメ3選
1. とんかつ川久
鹿児島といえば黒豚。
鹿児島で黒豚のとんかつと言ったら川久へ。
厚切りのとんかつにはお店がつくる秘伝の特製の3種のたれをつけて食べましょう。ゴマだれが一番おすすめです。伝統あるかごしま黒豚のとんかつはおいしいです。
2. タギルバ
長島町の茶ブリを食べよう。
タギルバは長島町でお茶を与えて育てた茶ぶりの専門店です。
長島町は鰤の生産量が日本一とも言われますが、その中でも茶ぶりは生産者は1人しかおらず、食べられるのはタギルバとその系列店のみなんです。
鮮度の良い茶ぶりを楽しみましょう。
3. むじゃき
鹿児島の王道デザート。
鹿児島の超有名デザートといえばしろくま。
この元祖しろくまは天文館にあるむじゃきで食べましょう。
西郷どんで盛り上がろう!
西郷隆盛のふるさとということで、鹿児島県からは目が離せません。
この機会にぜひとも鹿児島県を訪れ西郷どんゆかりの地を巡りましょう。
その他の鹿児島の観光特集はこちら。
9. 西郷隆盛終焉の地
西郷どんの最後の地を見学しよう。
鶴丸城跡裏手にある城山へ向かう途中に西郷隆盛が自決したといわれている西郷洞窟があります。
西南戦争で敗走し、切腹する直前西郷隆盛はここで最後の5日間を過ごしました。
西郷どんの最後を感じることのできる貴重なスポットです。
昨年話題になった大河ドラマ『西郷どん(せごどん)』。そんな西郷隆盛にゆかりのある鹿児島の観光地をまとめました。西郷どんに興味を持った方はぜひ鹿児島へ行ってみてください!そしてこの特集を参考にしてみてください。