意外と知らない鹿児島県のご当地グルメ。
こんにちは、寿司職人兼アイドルオタクのゆきこです。
好奇心旺盛で、東大生からラッパーまでいろんなジャンルに友人がいます。
さて、鹿児島県のご当地グルメと言えば…黒豚?
困った時は、人に聞くのが一番!
今回は、鹿児島県出身のCTOに教えてもらった、鹿児島県の絶品ご当地グルメ&おすすめのお店をご紹介します♪
鹿児島の定番グルメ
1. きびなご
鹿児島の近海で年間を通じて水揚げされる青魚であるきびなご。
一般家庭にも馴染みが深く、鹿児島の食卓には欠かせない存在です。
天文館 吾愛人 本店
天文館にある吾愛人(わかな)は創業1946年の老舗居酒屋。
豪華な顔ぶれの芸能人のサインがずらりと並ぶ有名店です。
きびなごは傷みやすく、かなり新鮮でないと刺身にできないそう。
おろししょうがや酢味噌とよく合います。
鳥刺し、厚揚げ、黒豚しゃぶ鍋、とんこつ煮込み、カツオなど、鹿児島の名物料理なら一通り堪能できます。
趣ある店内で落ち着いた時間を過ごせます。
2. 黒豚
鹿児島と言えば!というほど有名な黒豚。
有名な理由として、薩摩の名産品であるサツマイモが豚の大好物で、イモを食べた豚は太り柔らかくおいしい肉になることから、イモの生産農家が副業的に豚を飼ってきた歴史があります。
鹿児島黒牛黒豚 華蓮(かれん)
高見馬場、天文館通の近くの華蓮。
こちらはJA鹿児島県経済連の直営店で、安心安全なお肉が自慢。
黒豚・黒牛・黒さつま鶏の三つの黒を、しゃぶしゃぶやせいろ蒸しにしてお肉本来の甘みを堪能しましょう。
万十屋 天文館店
少し裏通りに入ったところにある万十屋さん。
有名な老舗のモツ鍋専門店ですが、黒豚しゃぶしゃぶも絶品!
お鍋としゃぶしゃぶ、どちらも鹿児島名産の芋焼酎が合います。
3. とんかつ
上述の通り有名な黒豚を使ったとんかつも鹿児島料理として名高いです。
カツは特にお肉の質が料理の仕上がりに大きく影響するため、良質な黒豚を使った鹿児島のとんかつは有名なのです。
とんかつ川久
鹿児島駅から徒歩7~8分、鹿児島のとんかつ人気No.1とも言われる「とんかつ川久」。
休日は1時間以上も並ぶこともあり、確実に食べたい場合は11:00頃から並ぶのが吉(開店は11:30)。
部位やグラム数によって、1,000~2,700円ほど値段の違いがあり、写真は上ロースカツです(250g 1,600円)。
レア感のある揚げ加減で、ピンク色の豚肉が美しい黒豚のとんかつ。
そんなレア感たっぷりでも、歯で噛み切れる柔らかさ。
ジューシーな甘味とレアならではのお肉の風味がたまらない!
分厚いので揚がるまでに約20分と時間はかかるが、並んででも食べたくなる一品です。
黒かつ亭
JR鹿児島中央駅東口より徒歩5分の黒かつ亭。
こちらは黒かつ定食(1,380円)。
ミックスとんかつ(ひれとロース)に、ご飯・味噌汁・キャベツ・お新香が付いていて、キャベツとご飯はおかわり自由。
ひれとロースの2種類を味わえるお得感がある一品。
お肉は薩摩黒豚を使用していて、サクサクの衣の中にジューシーなお肉がたまらない美味しさ。
とてもサクサクな豚カツを忘れられません!
4. 鹿児島ラーメン
九州三大ラーメン(博多・熊本・鹿児島)のひとつである鹿児島ラーメン。
豚骨ベースに鶏ガラや野菜を使っており、脂っこくなくさっぱりとしています。
麺は、沖縄そばの流れを引いた太麺と、台湾のビーフンの流れを引いた細麺があります。
また、他県ではあまり馴染みがない大根の漬け物がほとんどのお店で出てきます。
五郎家
第2回鹿児島ラーメン王決定戦優勝の五郎家。
おなじみラーメン(540円)は丸鶏を使った贅沢な一品!
途中でおろしニンニクを入れると味にコクが出て楽しめます。
人気店の絶品のお味を、この安さで味わえるのは嬉しい!
麺職人Tara
麺食堂Taraは、外装・内装の白い壁がおしゃれカフェのようで女性でも入りやすい!
優しいご夫婦で切り盛りされているようで、朗らかなご対応に心があたたまります。
あっさり(鶏ガラベース)・こってり(豚骨ベース)の2種類から選べます(各650円)。
こってりでも、しつこくないまろやかな豚骨風味。
トッピングの紅生姜や高菜などは好きな量だけ盛れるので、味を変えて楽しめまみましょう。
たけとら
第3回鹿児島ラーメン王決定戦優勝のたけとら。
ラーメン王優勝で人気に火が付き、休日では1時間ほど並ぶことも。
勝武士ラーメン(850円)は黒豚ミンチと、かつお節の中でも最高級の本枯節を使用し、温泉卵やキクラゲがトッピングされており、指宿にある「開聞岳」に盛り付けを見立てています。
豚骨スープにかつお節のだしが効いて、もりもり食べられます。
5. さつまあげ
琉球との交流で中国料理の「揚げる」技法が伝わり、古来からのかまぼこ作り製法と組み合わさり、さつま揚げができたと言われています。
かごっまふるさと屋台村
鹿児島中央駅から徒歩5分のかごっまふるさと屋台村では、さまざまな鹿児島料理を楽しめます。
黒豚のしゃぶしゃぶやスペアリブ、お鶏飯、豚骨ラーメンなど、いろんな名物料理をはしごして巡ってみてください。
鹿児島空港
観光地で食べ忘れた!という場合は鹿児島空港でもさつまあげを味わえます。
鹿児島空港の揚立屋ではコーン・チーズ・きのこベーコンなど変わり種をその場で食べられます。
鹿児島の名物スイーツ
6. しろくま
戦後間もない昭和22年に考案、昭和24年に販売開始。
かき氷に蜜をかけて果物をトッピングし、現在の『白熊』のベースができました。
チェリー、アンゼリカ、干しぶどうの配置が、上から見ると動物の白熊の表情に似ていることからその名前が付きました。
今やアイスバーとし全国区の知名度を誇る白熊。
鹿児島で「白熊」と言えば、削りたての氷に練乳をかけフルーツや豆類を盛り付けたかき氷の事を指し、県内のあらゆるお店で提供されています。
そんな白熊発祥のお店と言われているこちらの「天文館むじゃき」さんではストロベリーやチョコレート、プリンなどさまざまな味を堪能できます。
7. かるかん饅頭
かるかんは、自然薯を使用した羊羹の形の和菓子で300年以上も薩摩を代表する郷土銘菓です。
その生地を使ったかるかん饅頭が近年お土産として人気になっています。
薩摩蒸気屋 ケーキ園トレーンベル
かるかん饅頭はかるかんの生地の中にあんこが入っています。
蒸し上げていて半スポンジ状となっているので軽い食感です。
生地と中にカスタードクリームが入ったかすたどんも人気のお菓子。
【番外編】鹿児島県民なら知名度100%のうどん!?
桜島フェリーのうどん
「桜島行きのフェリーで食べるうどん」と言えば、鹿児島県民なら全員分かるということで、一時期Twitterでも話題になっていたようです。
桜島に向かう絶景と潮風を感じながら食べるこのやぶ金のうどんが、県民のソウルフードの1つになっています。
しかし桜島フェリーのうどんには1つ難点があり、乗船時間の15分で食べきらなければならないのです。
猫舌の方は十分に注意してください。
ちなみに、桜島フェリーの南側を通る垂水フェリーは乗船時間40分で、そちらの南海うどんはゆっくり食べられます。
桜島観光の際にはぜひチェックしてみてくださいね。
鹿児島グルメで観光をもっと楽しく!
いかがでしたか?
名物グルメを楽しんで、鹿児島観光でもっと素敵な思い出を作っちゃいましょう!
地方観光の楽しみのひとつとして外せないのが、ご当地グルメ! せっかくなら美味しいものを食べたいけれど、どんな食材が有名でどこに美味しいグルメがあるか分からない…、というのも定番の悩みですよね。 今回は鹿児島県民が教える、鹿児島の絶品グルメとおすすめのお店をご紹介します!ぜひ、鹿児島でグルメをお探しの際は参考にしてみてくださいね♪