函館のおすすめ観光名所30選！夜景・グルメ・穴場も満載‼

北海道旅行と言えば、札幌！とお考えの方も多いかもしれません。
しかし北海道は広く、札幌以外の都市にも魅力的な観光スポットがたくさんあるんです！

今回は、北海道と青森県を繋ぐ都市、函館のおすすめ観光スポットを、函館駅・五稜郭・末広町の3エリアに分けて30個ご紹介します！

圧倒的に早く到着できるのは、飛行機！
羽田空港～函館空港間の所要時間は1時間30分、片道料金は15,000～30,000円程度。
LCCでは6,000～15,000円とさらに安くできます。

空港に降り立った時の、旅している開放感もたまりません♪
しかし、冬期は天候によって時間遅延や欠便の可能性があるので、旅行日程の天気や運航状況は確認しておきましょう。

天候に左右されない安心感がある、新幹線。
東京駅～新函館北斗駅間の所要時間は4時間～4時間30分、片道料金は23,000円程度。

飛行機と比べて時間と料金がかかりますが、ゆったりした大人の旅にはおすすめです♪
往復割引や早期割引もあるので、下記公式サイトをチェックしてみてください。
JR東日本のオンライン予約えきねっと

コスパが良く、ひと味違った楽しみがあるのは、高速バス＋青函フェリー。
東京駅～函館フェリー間の所要時間は15時間程度、片道料金は9,800～11,500円程度。
上野発の便では6,000円～9,000円とさらに安くできます。

「15時間」と聞くと長く感じますが、寝ているうちに青森に到着し、フェリーの非日常空間を楽しめるのはお得感たっぷり！
景色や潮風を肌で感じ、カモメへのえさやりなどで到着前から気分が高まります♪

函館に着いてウキウキ、すぐにでも遊びに行きたい！
でも、焦って函館駅構内の函館市観光案内所を素通りするなんてもったいない！
はやる気持ちを押さえて、まずは立ち寄ってみましょう。

パンフレットや街歩きマップがたくさんあるので、下調べの時間が無かった場合でもここで作戦会議ができます♪

市内の路上を走る市電は、1日3回以上乗るなら市電1日乗車券（600円）がお得です。
元町の2～4館共通入館券も購入できるので、いろいろ見てみましょう。

千葉の勝浦、佐賀の呼子と並ぶ日本三大朝市の函館朝市。（※三大朝市は諸説あり）
函館駅から徒歩1分の好立地。

おすすめの時間帯は獲れたて新鮮な品物が並ぶ6:00～8:00あたりなので、朝早くに行ってみましょう！

どんぶり横丁市場・協和会・寿店会・穂生会・渡島蔬菜テナント会・えきに市場・市民市場・塩干市場・個人店会の9エリアがあり、すべてで250以上の店舗が軒を連ねます。
海鮮以外にも青果や甘味などもあり、歩いて眺めるだけでもワクワクします！

函館朝市の店舗紹介はこちら！

駅二市場の活いか釣り広場では、釣り上げたいかをその場で捌いてもらえます！（1杯1,000円前後）
新鮮いか刺しは身がプリプリでとっても甘いです！
捌きたての活きの良さを楽しめるのは朝市ならではですね。

若松緑地公園内にある土方歳三最期の地碑は、JR函館駅から徒歩10分ほど。
函館観光案内所でもらえる「はこだてガイドマップ」の地図にも載っています！
函館駅近くなので、観光プランのどこにでも組み込みやすいです。

土方歳三は、戊辰戦争を旧幕府軍として戦い、1869年5月11日、孤立した弁天台場を守っている仲間を救出しに行き、一本木関門にて馬上で指揮をとり、仲間を鼓舞している最中に敵の銃弾を腹部に受け、没したとされています。
怒涛のごとく戦い抜いた35年の生涯を閉じました。

土方歳三はとても恐ろしい方だったと思いますが、徹底的に己を貫く生き様が没後147年経っても、人々を魅了し続けています。
今でも歴史的な場所や書物を通して、闘志に満ちたパワーを放っているのですから、生前はどんな方だったのか想いを馳せてみるのもいいですね。

「ラッピ」の愛称で地元の方から親しまれるハンバーガーショップ、ラッキーピエロ。
函館駅前店はJR函館駅から最も近い店舗。
日本経済新聞の何でもランキング「ご当地バーガーならこの店」でおすすめ第1位に選ばれたこともある、名実ともに日本一のご当地バーガーです。

ラッピの内装は濃いグリーンであるところが多いのですが、函館駅前店はブルーが基調でレトロでアメリカンな雰囲気。
壁や天井に貼られたアールデコ調のポスターが個性的で、おしゃれな写真がたくさん撮れちゃいます♪

観光客に圧倒的な人気を誇る、「チャイニーズチキンバーガー」。
大きめの鶏唐揚げが3個も入った「チャイチキ」はボリュームたっぷりジューシーで身も心もあたたまる一品。

人気No.1～No.3のチャイニーズチキン・ラッキーエッグ・トンカツの3つの具材を詰め込んだ、「函館山ハンバーガー」（1,100円）は全長30cmもあろうかというインパクトでおすすめ！
ラッキーピエロメニュー一覧はこちら！

このお店の名物は活イカ踊り丼（1,890円）。
店内のいけすで生きていたイカを捌いて作られます。

お醤油をかけると暴れて、丼から落ちるくらい活きが良いです！
一杯まるまる丼に乗っているインパクト、写真映え・動画映え抜群です。
ゲソを食べやすいように切ってもらうことも可能です。

カニ汁（500円）は1匹分の身が入っていて贅沢！
他にも三色丼・七色丼・うにいくら丼（各1,890円）なども新鮮でおいしく、ぜひご堪能ください。

函館駅から徒歩5分圏内に本店と支店の2店舗を構えるきくよ食堂。
こちらのお好み丼は、3種（1,680円）～5種（2,100円）まで好きな海鮮を選んで組み合わせ可能です！

壁には芸能人のサインがずらり。
TVの取材が来ることも多いようです。
朝5:00から営業していて、14:00には閉まってしまうので早めに行くよう注意しましょう！

函館駅から徒歩5分の函館ひかりの屋台大門横丁。
地元の第三セクター「はこだてティーエムオー」が中心となり、函館の豊富な食材を生かして街を元気にしようと作られた食のコミュニティです。

26店舗が軒を連ね、お寿司、炉端焼き、居酒屋、やきとり、ラーメン、おでん、天ぷら、barなどジャンルはさまざま。
気になったお店で少しずつお酒とお料理を嗜んで、はしご酒をするのもおすすめです♪

大門横丁には地元の常連客の方々も多く、お店のみんなで一体感を感じる親しみやすさがあります。
活気あふれる賑やかな通りを眺めるだけで元気が出てきます。

大門横丁内の、炉端焼きが美味しい炉ばた 大謀。
新鮮な海鮮を仕入れるため、お値段は時価額！
ひとり5,000円で予算を組む、贅沢なお料理の炉端焼き屋さんです。

カウンターには、ずらりと日本酒の瓶が。
周りの方々は、根室の地酒の日本酒「北の勝（きたのかつ）」を飲む方が多数。
辛口な口当たりですが北海道の炉端焼きや居酒屋では定番で、多くの方に飲まれています。

自家製の鮭とばはしっかりとした味付けで鮭の旨みがぎっしり。
店内は地元の常連のお客さんも観光の方もみんなでわいわい盛り上がれます！
ますますお酒が進んで気持ちいいほろ酔い気分に♪

歴史の授業で習うほど有名な五稜郭。
星型を楽しめるのは上から見下ろす五稜郭タワーからの景色で、五稜郭を歩いても星形は実感できないのでご注意を（笑）

交通手段は、JR函館駅のバス4番乗り場から出ている五稜郭・トラピスチヌ修道院行きのシャトルバスがおすすめです。

五稜郭タワーまでの料金は210円、時間は15分です。
五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバスの時刻表はこちら！

こちらは五稜郭の名物スポット、武田斐三郎先生 顕彰碑。
五稜郭を設計された方です！

顔を撫でると頭が良くなると言われ、ご覧のとおり顔だけピッカピカです！
せっかくなのでぜひ触ってみましょう。

正面入り口にある石垣は、特に高く築かれています。
上部は迫り出していて、「刎ね出し（はねだし）」と呼ばれます。
土塁・石垣についての説明パネルもあるので、城マニア・石垣マニアの方はじっくり眺めるだけでも楽しめます！

2010年に復元された、江戸幕府の役所である箱館奉行所です。
箱館奉行所は、開港場となった箱館を治め、外国との交渉や防衛、蝦夷地の開拓を担っていました。
文献資料をもとに、畳、柱、天井、建具など忠実に再現されています。

壹之間から四之間まで襖で仕切られて続いた72畳の大広間は圧巻の迫力！
年中行事の儀式に使用されていた、箱館奉行所の中で最も格式の高い部屋です。

畳には最高級の備後表、障子には岐阜県美濃産の手漉き和紙が張られる贅沢さ。

箱館奉行が接見に使用された壹之間です。
違い棚は欅の1枚板で、漆黒の漆塗りがとても芸術的。
床の間に掛けられている書は、二代目の箱館奉行 堀織部正利煕（ほりおりべのしょうとしひろ）が書かれたもの。
歴史の深みを感じます。

五稜郭に来たら、すぐそばの五稜郭タワーにものぼりましょう！
タワーの高さは107ｍです。
市電、バス、シャトルバスでアクセスできます。

五稜郭タワーのアクセス詳細はこちら！

こちらがかの有名な五稜郭の景色です！
大きな星形城郭の大迫力は感動モノです。
冬の季節には真っ白な雪と石垣のコントラストが美しいです。
歴史的建造物の厳格さと星形という可愛さのギャップもいいですね。

展望2階には、土方歳三の像があります。
五稜郭には土方歳三が埋葬されているとかいないとか？
真相のほどは定かではありませんが、とにかく五稜郭の景色には迫力があります！

1階のお土産コーナーには新撰組ファンにはたまらない明治維新関連グッズもたくさん売られています。
北海道や函館のお菓子の他に、北海道新幹線、新撰組や土方歳三、五稜郭のグッズがたくさんあります！

なんと土方歳三のアイマスクもありました。
これであなたもつぶらな瞳の土方eyeに変身できちゃいます。

イタリアの首都ローマと北海道・函館はどちらも北緯41度。
この2都市は、一方がジェラートの本場、もう一方がジェラートの原料であるミルクの本場です。
「ミルキッシモ」は、そんな遠く離れたイタリアに思いを馳せ、函館産の豊かな自然素材を使ったジェラートの人気店です！

1フレーバー390円、2フレーバー480円、3フレーバー560円と、だんだんお得になっていきます！

こちらはハスカップと、糖度日本一のかぼちゃであるかぼちゃくりりんのダブル（470円）。

ハスカップの濃厚な甘酸っぱさとかぼちゃくりりんの甘さとミルク味がミックスされてマイルドな味わい。
ぜひ色んな組み合わせを楽しんでみてくださいね！

五稜郭タワーの目の前には、函館の人気ラーメン店「あじさい」本店があります！
函館市内1、2を争うほどおいしいと評判の塩ラーメンのお店です。

お昼どきは過ぎていても、人気ラーメン店である上に五稜郭タワー内にあるアクセスの良さで行列が絶えません。
30分ほど待ち、店内へ入れました。

1番人気の味彩塩拉麺（750円）は、中細のストレート麺に昆布の効いた透明感のあるスープがとてもおいしいです。
ハーフサイズ（500円）もあるので、少しずついろいろ食べたい食べ歩きにはありがたい！

フランスから派遣された8人の修道女が、1898年に設立した日本初の女子修道院である、トラピスチヌ修道院。
函館の有名な観光名所のひとつです。

交通手段は、JR函館駅の4番乗り場から出ている五稜郭・トラピスチヌ修道院行きのシャトルバスです。

トラピスチヌ修道院までの料金は260円、時間は50分です。
五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバスの時刻表はこちら！

先ほどの写真は大天使ミカエル像、こちらは聖母マリア像です。
とても清らかで美しく、落ち着いた雰囲気に癒されます。
園内では静粛にする必要があるので、騒いだり走ったりしないよう気を付けましょう。

売店には修道女の方々の手作りのマダレナ（マドレーヌ）やクッキーが販売されています。
資料館では、修道女の方々の生活の様子を、写真や文章から伺えます。

俗世から離れて、心が洗われ清らかな気持ちになれるのでおすすめです。

函館の夜景は、「世界三大夜景」と称される香港・ナポリと並ぶ有名夜景スポットです！

函館山ロープウェイ山麓駅は、市電十字街駅・宝来町駅から徒歩10分ほど。
待合室は観光客で混雑していますが、125人乗りのゴンドラが10~15分間隔で運行しているのでそこまで待たずに頂上まで登れます。

ロープウェイに乗る時間は、日没30分前からがおすすめ！
日が暮れゆくなか、あかりが灯り海から函館の市街地が浮き上がる様が美しいです。

大人(中学生以上)：片道780円　往復1,280円
小人(3歳～小学生)：片道390円　往復640円
幼児(０～２歳）：無料

晴れた日の夜はこんなに灯りが大きく煌いて見えます…！
函館湾と津軽海峡の両海岸、その真ん中で輝き続ける明るい函館の夜景はコントラストが美しく、いつまでも何度でも観たい絶景です。

写真手前の橙色の筋は、基坂、八幡坂で、湾曲した橙色の部分は赤レンガ倉庫群です。
函館山の夜景には、ハート伝説があります。
夜景の中に、「ハート」の文字が隠されており、見つけると恋人との仲が深まるそうです♪
ぜひ探してみてください！

展望台内には2階にレストランジェノバ、3階にティーラウンジLegatoという飲食店が入っています。
展望台での鑑賞後にまったり休憩や食事を楽しむのもよいでしょう。

2・3階のどちらも一面の大パノラマで函館の夜景を楽しめます！
幻想的でロマンチックな景色、ぜひ大切な人と楽しんでみたいですね。

金森赤レンガ倉庫は、函館観光の人気スポット・ベイエリアを代表する商業施設。
50以上の店舗が営業するこの倉庫は、明治期に実際に使われていたそう！
海を目の前にしたロケーションもフォトスポットとして人気です♪

レンガ倉庫内は、金森洋物館（バラエティ雑貨）、函館ヒストリープラザ（名産品）、BAYはこだて（カフェやチャペル）、金森ホール（催し物）の4エリアに分かれています。

歴史ファン必見グッズ盛りだくさんの函館武将館には、函館が舞台である戊辰戦争にまつわる新撰組グッズのほかに、真田丸の上田軍グッズなど日本史の人気武将グッズが勢揃いしています。
歴史ファンの方々はぜひ訪れてみては？

重厚なレンガ造りの倉庫を当時の面影のまま利用したガラスミュージアムショップです。
この様なかわいらしいオルゴールやジェルキャンドルを作ることができます。
写真は、上に乗せるガラスの小物を選び、好きなオルゴールを決める様子。

お子様でも簡単に作れちゃいます！

白壁と緑屋根の対比が印象的で、函館を代表する歴史的建造物です。
2015年6月末まで、外壁の塗り直しのため足場を設置していたので、美しい外観を見逃した人も再度訪れるチャンス！

1874年創建の英国聖公会の教会。
茶色の十字形をした屋根が印象的で、元町の有名な教会群の一角です。

ヨハネはイエスの使徒のひとりでもあり、世界史が好きな方にはたまらないはず！

最初の木造の教会堂は1877年に創建され、現在の建物は1924年に再建したもの。
大聖堂内の豪華な祭壇はなんとローマ法王から贈られたもの！

冬には幻想的なライトアップも行われているので必見！
ハリストス正教会、聖ヨハネ教会、元町教会はとても近い場所にあるので歩いて回れます。

函館が国際貿易港として開港した江戸末期よりある旧イギリス領事館。
2009年（平成21年）3月に、開港150周年を機に展示内容を一新、リニューアルオープンをしました。

入場券売り場でお得な4館セット入場券を購入できます。

館内は領事執務室や家族居室が再現され、当時のアイテムも見学できます！
おしゃれ可愛い英国雑貨がたくさんのショップも覗いてみてください。

こちらのカフェでは、本場イギリスのアフタヌーンティーが人気。
洋式庭園には18種45株のバラが植えられており、6～7月頃に綺麗に咲き誇る庭園を眺めてアフタヌーンティーを楽しんでみては？

アイヌ民族やアリュート族の貴重な資料・民具など約1,000点展示されている北方民族資料館。
実はここは、旧日本銀行函館支店なのです。

その他にも函館博物館旧蔵資料や人類学・考古学・民俗学の馬場コレクションや児玉コレクションもあります。

函館市の景観形成指定建築物になっている函館市文学館。
函館が育んだ文学者の文学作品やゆかりの品を数多く展示してあります。
特に石川啄木は現代でも人気が高く、多くの方が訪れています。

旧イギリス領事館の坂の上に、旧函館区公会堂があります。
左右対称のコロニアル様式の建物は、国の重要文化財に指定されています！
淡い水色と黄色のコントラストが素敵です。

ルネッサンス調の館内は、明治・大正時代の集会場の華やかさが、今も漂っています。
130坪の大広間（写真右）は、現在も週末にクラシックなどの演奏会が開かれています。

明治風の華やかなハイカラ衣裳の撮影体験もできます！
衣裳1着1,000円で20分間写真撮影を楽しめます。
（旧函館区公会堂への入館料別）

旧函館区公会堂ハイカラ衣裳館の詳細はこちら！