スイーツの発祥地をたどろう
いきなりですが「モンブラン」って、どこから広まったスイーツか知っていますか?
いくつかレトロなお店が思い浮かぶと思いますが、
正解は、あのおしゃれな街・自由が丘なんです!
今回は東京が元祖!のスイーツ店をいくつご紹介します。
見出しを見ながら、10秒考えてみてください。
きっと新たな発見が見つかるはずです。
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クイズに答えよう!元祖スイーツ巡りの旅。
元祖たいやきはどこ?
正解は…浪花家総本店 / 麻布十番
「浪花家総本店」は1909年、麻布に創業したお店です。
本店は麻布ですが、ほかにも江戸川橋や浅草、大阪に店舗があります。
一度食べたら忘れられない、たい焼きの味を楽しんでみませんか。
1つ1つ丁寧に焼かれたたい焼きの香ばしさと、パリっとした皮の食感は創業当時から変わりません。
初めていくなら、やっぱりはじめにシンプルなたい焼きを食べてほしいです。
中に入っている、8時間かけて作られている小豆は優しい甘さです。
お土産にする際は、家のオーブンで焼いて食べるとおいしさが復活するそう。
やっぱり家族で囲んで食べたいこの味!
たい焼きのほかには、「やきそば」「あんみつ」「かき氷」などがあります。
なんでも、お店のなかには冷房設備がないため、その場で食べるかき氷は特別な味がするとのこと!
また、あんことクリームをサブレでサンドした「アズウィッチ」という、一口食べたヤミツキになる商品もあります。
暑い夏に食べたいスイーツ、かき氷のお店選びやお土産選びで迷ったら、ぜひこのお店に行ってみてほしいものです。
元祖くずもちはどこ?
正解は…船橋屋 / 亀戸
お次はここ!
くず餅の発祥地「船橋屋」をご紹介します。
今では新宿や池袋、帝釈天など都内を中心にたくさんのお店を構える老舗のお店なので、知っている方も多いのでは?
そんな船橋屋ですが、元祖は亀戸にあります。
船橋屋初代の勘助の出身地・千葉県北部は良質な小麦が取れる場所だったそうです。その小麦を蒸して作ったのがくず餅の始まりなのだとか。
江戸文化が栄えていた1805年に創業し、様々な歴史的偉人たちをお客として引き寄せ、今日まで創業を続けてきました。
シンプルなくず餅は、サラサラしたきな粉と甘い黒蜜がかかって出てきます。
このくず餅は、小麦澱粉質に天然水を混ぜながら15ヵ月の間熟成発酵させているそうです。
くず餅はこの”乳酸菌”の作り方がカギとなるのだとか。
食感はモッチリしています。しっかりと澱粉の良さが引き出されていて、一口めから大きな感動が押し寄せます。
これぞ元祖が守ってきた味なのでしょうか。
もちろん江戸時代には生まれていない私でも、なんだかこの独自の食感に感動しすぎてタイムスリップしたような気分になりました(⁉)。
元祖あんみつはどこ?
正解は…銀座若松 / 銀座
あんみつの元祖は浅草ではありませんよ!
実は銀座コアのビルの1階に根を下ろしている老舗店「銀座若松」が発祥地なんです。
今回ご紹介するなかでは、1番の意外さにびっくりしました。
そんな若松は、1894年創業です。
最初は汁粉屋だったものの、当時のお客さんに「もっと甘いものが食べたい」と言われて開発されたのがあんみつなんだとか。
店内も畳椅子に木のテーブルと和風で、落ち着いています。
こちらが「元祖あんみつ」ですが、意外にも盛り付けはシンプルではなく、みつまめやぎゅうひ、フルーツやあんこなど様々なものが乗っています。
黒蜜はお好みでかけて食べましょう。
あんこはねっとりしていて、とても食感がいいです。
優しい味が口の中に染みわたり、いつ食べても飽きません。
ほかには、「よもぎあんみつ」や「あんずあんみつ」も人気のようでした。
レジ前に持ち帰り用のあんみつがおいてあるので、ぜひ買ってみてください。
元祖人形焼はどこ?
正解は…元祖木村家人形焼本舗 / 浅草
やっと浅草にやってきました(笑)!
浅草の食べ歩きといえば必ずと言っていいほど候補にあがるのが人形焼きですが、「元祖木村家人形焼本舗」は1868年に創業した1番古い人形焼きのお店です。
お店は仲見世通りをずっとまっすぐ進んだところにあります。
前を通ると、香ばしい匂いが!
一口サイズの人形焼きは、鳩や五重の塔、提灯と種類豊富です。
カスタード生地の人形焼きのなかにあんこが入っていて、とてもおいしいですよ!
専用の紙袋や箱にいれてくれるので、食べ歩きやお土産にもぴったりです。
元祖塩大福はどこ?
正解は…みずの / 巣鴨
元祖大福を食べに行くなら、巣鴨へ。
お店は地蔵通り商店街を数分歩いたところにあります。
「みずの(旧店名:だるまや)」は、1937年に創業しました。
二代目当主の先代の出身地のご当地グルメであった「塩あんぴん餅」から塩大福のアイデアを生み出したのだとか。
ですが、大福をわざわざ巣鴨で買う理由とは何なのでしょう。
それは…
モチモチした皮のあまじょっぱさと、中の北海道産・小豆餡を合わせて食べるととってもクセになるから!
和菓子は甘ったるい…そんな理由で苦手とする人もいるかもしれませんが、
みずのの塩大福は甘いだけではありません。
そして手にとると分かりますが、1個1個がずっしりしているため、非常に食べ応えがあります。
ぜひ一度は食べてみてほしいです。
店内にはイートインスペースもあるので、ゆっくりしていきましょう。
元祖モンブランはどこ?
正解は…モンブラン / 自由が丘
最後はまさかの洋菓子です。
冒頭で紹介した1933年に創業したモンブランの発祥地・自由が丘のお店をご紹介します。
店名も「モンブラン」…ほかのお店とは一線を画していますね。
友達に「今日モンブラン行こう!」と言ったら「なんだコイツ…もしかしてジム行こうみたいなノリで誘ってんのか⁉」と思われそうです。
写真は季節限定の「利平栗のモンブラン」です。
モンブランの発祥はこのお店の創業者である菓子職人の迫田千万億(ちまお)さんが、登山のためにフランスを訪れ、そこで初めて目にした「モンブラン峰」に感動したことから始まります。
なるほど、モンブランは地名だったのですね…!
土台にはサクサクとしたクッキー生地が使われています。
そして、熟練パティシエにより、名峰・モンブランの山肌がマロンクリームで再現されています。
甘く優しいくちどけ、そしてどこか懐かしいモンブランは幾世代にも渡ってこれからも愛され続けられるでしょう!
あなたの街にもあるかもしれない
元祖スイーツ巡り、いくつ正解できましたか?
和菓子や洋菓子の代表である彼らが、意外な土地で生まれていたのにはびっくりした人も多いはずです。
日ごろ口にしているものの発祥地を考えてみると、よりいいっそう美味しさが増すかもしれませんね!
あなたの街のご当地グルメ、探してみませんか?
あなたが普段何気なく食べているスイーツは、どこが元祖か知っていますか?
実は意外なお店が発祥地の地だったりするのです。
今回はそんな”東京発祥”のスイーツを特集してみました!
あなたは何問正解できるかな?