魅力いっぱいの四国

お遍路さんだけじゃない!

四国といえば、四国八十八箇所のイメージが強いかもしれませんが、そのほかにも、みどころがたくさん詰まったスポットなんです。

今回はそんな四国の、ひとり旅にぴったりなスポットだけをご紹介して行きます!

アクセス方法も合わせてご紹介するので、ひとり旅の際の参考にしてみてください。

ひとり旅の持ち物を事前にチェック!

愛媛でひとり旅する?

海を挟み広島の向かい側に位置する愛媛。

果物の伊予柑が特産物の県です。また、『坊ちゃん』や、『世界の中心で愛を叫ぶ』など有名小説の舞台にもなっています。

愛媛へのアクセスは?

関東から

関東からは飛行機で松山空港に向かうのが、1番アクセスのしやすい方法でしょう。

関西から

関西からは、新幹線電車路線バスでもアクセスすることが可能です。

でもアクセスをすることもできます。いつもと一味違う旅として、船旅をするのもいいかも。

愛媛のひとり旅スポット

1. しまなみ海道

サイクリングやドライブにぴったりな、しまなみ街道

自転車をレンタルして、サイクリングを楽しむひとり旅もいいかもしれません。海風を感じながら、ゆっくりと移り変わる景色を感じましょう。

しまなみ海道
場所:広島県尾道市―愛媛県今治市
アクセス:尾道駅[正面口]から徒歩約37分

2. 道後温泉本館

『千と千尋の神隠し』に出てくる温泉のモデルにもなったと言われている道後温泉

ノスタルジーな雰囲気が、まるで異世界に飛び込んだような気分を味わえるスポットです。

温泉に入ってもいいですし、街並みを楽しむだけでも十分に気分転換になるスポットです。

道後温泉本館
場所:愛媛県松山市道後湯之町5-6
アクセス:いよてつ道後温泉駅より徒歩5分 道後温泉駅から221m
営業時間:霊の湯 3階個室/6:00〜22:00 霊の湯 2階席/6:00〜22:00 神の湯 2階/6:00〜22:00 神の湯 1階/6:00〜23:00 又新殿観覧/6:00〜21:30 日曜営業

3. 愛媛県立とべ動物園

愛媛県立とべ動物園は、入園料がリーズナブルすぎる動物園。なんと大人500円で入場可能です。

友達と動物園に訪れると、ゆっくり動物を眺められない場合もありますが、ひとり旅の時なら動物の姿を心ゆくまで眺められます。

のんびり生きる動物たちの姿に、癒されること間違いなしです。

愛媛県立とべ動物園
場所:愛媛県伊予郡砥部町上原町240
営業時間:9:00〜17:00(入園は16:30まで)

4. 開明学校

開明学校は四国最古の小学校

およそ130年前に建てられ、明治時代の学校の様子を覗くことができる貴重な文化財として知られています。

開明学校がある卯之町は、江戸中期から昭和初期の商家が立ち並ぶ、重要伝統的建造物群保存地区。歩いているだけでさまざまな発見があるエリアです。

開明学校
場所:愛媛県西予市宇和町卯之町三丁目110
アクセス:卯之町駅[出口]から徒歩約5分
営業時間:通年 9:00〜17:00

高知でひとり旅する?

四国の中で一番面積が広い高知。

高知の有名人といえば、坂本龍馬。そのほか、アンパンマンの作者、やなせたかしさんの出身地でもあります。

年間日照時間はなんと2000時間を超え、日本で一番、晴れの日が多い土地なんだとか。

高知へのアクセスの方法は?

関東から

高知には高知龍馬空港という空港があります。飛行機でのアクセスが一番楽な方法。

関西から

関西からも飛行機が、一番簡単にアクセスできるでしょう。

飛行機以外のアクセス方法なら、新幹線JR線を乗り継ぎアクセスが可能。

四国の一番南東に位置する高知ですが、四国の他の県からも電車を使って2時間程度で高知へ行くことができます。

高知のひとり旅スポット

1. こうち旅広場

高知駅を出るとすぐに、坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太の銅像がお出迎え。

この銅像を見ると、高知に降り立った!という実感がフツフツと湧いてきます。記念に1枚写真を。

こうち旅広場
場所:高知県高知市北本町2丁目10-17
アクセス:高知駅前駅[出口]から徒歩約2分

2. 高知城

高知駅から徒歩圏内にある高知城。400年以上前に建てられたお城で、自然災害や、第二次世界大戦などさまざまな困難を乗り越え、今でも現存しています。

高知の街を見守り続けているお城を、ぜひ見学してみてください。

高知城
場所:高知県高知市丸ノ内1-2-1
アクセス:高知城前駅[出口]から徒歩約6分
営業時間:9:00〜17:00(最終入館は16:30まで)

3. 佐川町立青山文庫

高知県に残る最古の木造建築です。

レトロな雰囲気が素敵。館内には幕末の名だたる人物の、直筆の手紙などが展示されています。

それにも関わらず、なんとこのスポットは入場料無料

佐川町立青山文庫
場所:高知県高岡郡佐川町甲1453−1
アクセス:佐川駅[出口]から徒歩約7分
営業時間:通年 9:00〜17:00

4. 名教館跡

田中光顕公、牧野富太郎先生、といった佐川の有名人が通った塾です。

玄関部分は当時のまま残されており、現在は会館の方も、復元されています。

歴史を感じることのできるスポットです。

名教館跡
場所:高知県高岡郡佐川町甲(東元町)
アクセス:佐川駅[出口]から徒歩約1分

5. ひろめ市場

地元の人も「ここは!」とおすすめしてくれる観光名所、ひろめ市場

高知の台所で、さまざまな新鮮な食材がここに集まります。活気のある市場の雰囲気も、新鮮なグルメも両方楽しんでください。

6. とさでん

高知には路面電車が通っています。その名もとさでん

高知に訪れた際には、このとさでんに乗って観光を楽しんでみては?

7. 高知よさこい情報交流館

高知の伝統文化であるよさこい。そのよさこいを身近に感じられるスポットがこの高知よさこい情報交流館

衣装が展示されているエリアや、映像を見ながら実際によさこいが踊れるエリアがあります。記念にオリジナルの鳴子を作ることも可能。

高知よさこい情報交流館
場所:高知県高知市はりまや町1丁目10−1
営業時間:10:00〜18:30(最終入館18:00)

8. 内原野陶芸館

高知市内から車で1時間。内原野陶芸館ではお皿やコップに、好きな絵柄を描くことができます。

予約は不要。ぜひ旅の思い出にオリジナルのグラスやお皿を作ってみては?

1人で思うままに、黙々と物作りをするのはストレス発散にも◎

内原野陶芸館
場所:高知県安芸市川北乙1607−1
アクセス:安芸駅[出口]から徒歩約42分
営業時間:通年 9:00〜17:00

香川でひとり旅する?

瀬戸内海を挟み、岡山県の向かい側にある香川は、全国の中で最も面積が狭い県

うどん県としても有名で、香川と言えば、真っ先に思い浮かぶのはうどんかもしれませんね。

そのほか、高級なお砂糖、和三盆も香川の名産物です。

香川へのアクセス方法は?

関東から

関東からはやはり飛行機がベター。高松空港へ向かいましょう。

関西から

香川は関西からなら、和歌山発のフェリーを利用してアクセスする方法がお得です。

四国の他県からは車や、電車で2〜3時間程度でアクセスすることが可能です。

香川のひとり旅スポット

1. 栗林公園

日本庭園の栗林公園。

国の特別名勝に指定されていて、2009年3月16日発売のミシュラン観光ガイドに、「わざわざ訪れる価値のある場所」として最高評価3つ星に選定されています。

香川県に訪れた際には必ず立ち寄りたい観光スポットの1つです。

栗林公園
場所:香川県高松市栗林町一丁目20-16
アクセス:栗林公園駅[出口]から徒歩約8分
営業時間:7:00〜17:00(季節により異なる)

2. 直島

アートの島として最近人気の直島。高松港から船で1時間程度で到着します。

島の中にはさまざまなアートスポットが。中でも1番有名なのが、草間彌生のかぼちゃのオブジェ

青い海に、黄色のかぼちゃのオブジェが映えます。

3. 小豆島

小豆島もおすすめのひとり旅スポット。こちらも高松港から1時間ほどで到着します。

山や海の自然に囲まれたこの島には、約2,000本のオリーブ畑に囲まれた道の駅公園、小豆島オリーブ公園があり、異国感を味わうことができます。

1人でゆっくり島旅を楽しみたい時におすすめ。

小豆島
場所:香川県小豆郡小豆島町池田1500-4
営業時間:チェックイン15:00 チェックアウト翌10:00

4. 男木島

続いてご紹介するのは、同じく瀬戸内海に浮かぶ島の1つ。ネコだらけの男木島です。

人懐っこいネコが多く、近寄ってくるネコも。ただ、島の人からのお願いで、勝手にエサはあげないようにしてください。

5. 女木島(鬼ヶ島)

もう1つ注目してほしい、香川の島はこちら。桃太郎が鬼退治に向かう島のモデルになった女木島(鬼ヶ島)です。

高松駅から10分ほど歩いた場所にある、フェリー乗り場から船に乗り向かってください。

島のいたるところに鬼がいます。どの鬼も表情が可愛らしく、怖さは皆無の鬼たちばかりです。

6. 豊稔池ダム(豊稔池堰堤)

ここは車がないとアクセスできない場所ですが、香川に訪れたならぜひ足を運んで見てほしいスポット。

豊稔池ダムは、今も使われているダムです。

ブロックが積み上げられた姿は、まるでヨーロッパのお城のよう。

豊稔池ダム(豊稔池堰堤)
場所:香川県観音寺市大野原町五郷田野々1050番地
アクセス:高松自動車道大野原ICから車で17分 JR観音寺駅からタクシーで25分

徳島でひとり旅する?

47都道府県で唯一、電車が走っていない徳島。

阿波踊りが有名で、毎年全国から130万人もの人が観光に訪れるそうです。また、徳島の海岸はウミガメの産卵地になっている場所も。

徳島へのアクセスは?

関東から

関東からは飛行機でのアクセスが、1番簡単でしょう。徳島にある徳島阿波おどり空港へは1時間ほどのフライトでいくことができます。

関西から

関西からは和歌山港までの電車の乗車券と、船のチケットがセットになったお得な切符が。なんと片道2,000円程度で行くことができるんです。

週末のちょっとしたひとり旅にぴったり。

徳島のひとり旅スポット

1. 徳島県立渦の道

徳島といえばやっぱり渦潮

床がガラス張りになっているエリアでは、大迫力の渦潮を下にして、スリリングな体験をすることができます。

ずっと見ていると、渦潮に吸い込まれてしまいそう…!

徳島県立渦の道
場所:徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内)
営業時間:夏季(3〜9月)/9:00〜18:00、冬季(10〜2月)/9:00〜17:00、GWと夏休み期間/8:00〜19:00 ※入場はいずれも閉館30分前まで

2. お茶園展望台

徳島の観光スポットの1つである、大鳴門橋。そこから近いところにある御茶園展望台へ。

ここは昔大名蜂須賀公の御茶園があったところで、御茶園展望台といわれています。松の木と大鳴門橋の景色を楽しめます。

3. お松大権現

お松大権現はネコ好きにはたまらないスポット。キュートなネコちゃんたちが境内のいたる場所にいます。

お松大権現は、勝負の神様、入試の神様、猫神様として有名で、
近年ネコブームがあってか外国からも参拝客が訪れるようになったそう。

社殿には約一万体の招き猫が奉られ、ジャンボ猫、地蔵猫、魔除け猫、さすり猫、猫の大仏などが。

4. 祖谷のかずら橋

祖谷のかずら橋

国指定重要有形民俗文化財でもある祖谷のかずら橋

濁流の上にかかる吊り橋は500円で渡ることが可能。橋の木と木の間は、大きく空いているので、とてもスリリングな体験になること間違いなし。

この橋を渡りきってしまえば、怖いものなんて何もなくなってしまいそう。

5. 大塚国際美術館

ここ大塚国際美術館は、入館料が日本一高く、さらに展示品が全部レプリカというかなり変わった美術館です。

入館してまず目に飛び込んでくるのが、システィーナ礼拝堂天井画を完全再現したレプリカ。細部まで徹底的に模写したこのレプリカは、美術館の10周年を記念して作られたもの。

大塚国際美術館
場所:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1(鳴門公園内)
営業時間:9:30〜17:00(入館は16:00まで)

6. うだつの町並み

徳島市内から約1時間の美馬市にあるうだつの町並み
脇城の城下町で藍の集散地として発展し、現在では江戸中期~昭和初期の85棟の伝統的建造物が保存されています。
うだつの町並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定され、日本の道100選に選ばれている情緒ある古き良き日本の町並みが続いています。

うだつの町並み
場所:徳島県美馬市脇町
アクセス:穴吹駅[出口]から徒歩約43分

うだつの町並み内の交流センターにある茶屋、うだつ茶房
地産地消をコンセプトに地元生産者から直接仕入れた旬の野菜を使ったおばんざいや自家製スイーツなどが食べられるカフェです。
地元住民も集う憩いの場所で、観光客にも癒しのおすすめスポットです。

うだつ茶房
場所:徳島県美馬市脇町大字脇町45-1
営業時間:10:00~17:00(L.O.16:30)

四国でちょっと気分転換♪

いかがでしたか?関東や関西とはまた違う文化が息づく四国で、ゆっくりひとり旅をしてみると、いい気分転換になるはず。

最後は、愛媛の愛媛県立とべ動物園の哀愁漂うシロクマの後ろ姿で、お別れです。

ぜひ四国でひとり旅を楽しんでみてくださいね。