梅雨を思いっきり楽しもう♪
憂鬱な梅雨の季節。
お出かけも面倒になるけど…
そんな時こそ!梅雨空にも映える、美しい紫陽花を見に行きませんか?
ただ、季節のお花を見るには、渋滞や行列は必須…
紫陽花を見たいけど、待つのはイヤ!そんな方、必見!
今回は、都内近郊(千葉・茨城)の穴場スポットを厳選してみました。
激混みのあの場所にも負けない、美しい紫陽花が見られる場所をご紹介します♪
【PR】女子会でも、おひとり様でも。特別すぎる「自分へのごほうび」ティータイム
OZmall厳選!
有名店や高級ホテルでの特別なひとときを、自分へのごほうびに♡
人気のいちごやチョコレートのアフタヌーンティーはいまならでは!
土日は早めの予約が必須です!
1. 雨引山楽法寺 雨引観音(茨城県桜川市)
「紫陽花と石段と仁王門」の様子はまさにインスタ映え!
茨城のあじさいスポットと言えば、こちらは外せないでしょう。
桜川市にある、「雨引観音」です。
坂東三十三観音巡礼の札所にも数えられている、歴史あるお寺です。
正式名を「雨引山薬法寺」と言います。
聖武天皇と光明皇后の安産祈願が成就してから、安産・子育てのご利益が名高い雨引観音。
今も安産や、生まれた子供の健康を願う家族客が多いのが特徴です。
なので、大安や戌の日にあたると、びっくりするくらいの人出になり、駐車場も満車になってしまいます。
お出かけの際は、気をつけてくださいね。
こちらには、約10種3,000株の紫陽花が境内やその周囲を埋め尽くし、色鮮やかに彩ります。
<あじさい祭り>
毎年6月10日~7月20日 8:30~17:00
紫陽花の名所としても有名なこちらで、特に人気なのが、この石段付近です。
「石段と仁王門、そして紫陽花」
これが、プロのカメラマンにも人気のようです。
紫陽花の時期になると、カメラを持った方が、モデルさんと共にこの石段で写真を撮られてる様子が多く見受けられます。
人のいない写真を撮りたい方は、朝、早めに行かれる事をオススメします♪
ちなみに、この石段は俗に厄除けの石段といい、一段一段登るごとに「南無観世音菩薩」と称号を唱えて登れば、145段を登りつめた時、厄が落ちるといわれています。
こちらの紫陽花は、いまから約40年前、「梅雨の時期でも参拝客の心を晴々とさせたい」そんな思いから紫陽花が植えられ、今では斜面を埋め尽くすまで増えたとの事です。
やはり、撮影スポットとしては、先ほどの石段と仁王門が入る場所が人気ですが、場所をちょっとずらして、仁王門だけを入れても絵になります♪
自分だけのお気に入りの場所、そして、お気に入りの紫陽花を探しながら、カメラを構えるのもいいのではないでしょうか?
こちらは、茨城の中では人気の紫陽花スポットではありますが、激混みの鎌倉あたりから比べたら、断然、ゆっくりと見てまわることができます。
あの”明月院”に負けないくらい、石段のあたりは素敵です!
例年、こちらの見ごろは6月20日頃。
今年の見ごろはいつになるでしょうか… いまから楽しみです。
2. 二本松寺あじさいの杜(茨城県潮来市)
東京ドーム1個分の広さに1万株!
潮来市にある「二本松寺」は、平安時代初めに創建されたと伝えられています。
境内には水戸光圀公がお手植えされたという記念樹や、
歌を詠んだ「ふたもとの松」など、見どころがたくさんあります。
これからの季節、みなさんのお目当てはやはり紫陽花!
しかも、その種類の多さはダントツ!約100種類10,000株植栽されている「あじさいの杜」は必見です。
境内の見どころを含めて楽しめる約30~40分の散策コースも整備されています。
こちらも茨城では有名な紫陽花スポットです。
しかし、その広さは東京ドーム1個分!
ですので、混み合って、紫陽花が見られない、写真が撮れない、なんて事は全くありません。
珍しい品種も多くあるので、時間をかけて、ゆっくりと見て回りましょう。
ここでかるくお寺のご説明をしておきましょう。
「二本松寺」は、茨城県潮来市にある天台宗のお寺です。
平安時代の初め天長年間(824)、慈覚大師円仁によって、現在の潮来市茂木に創建されたと伝えられています。
こちらの御本尊薬師如来は、桧材寄木造(玉眼入、漆箔)で、ほぼ等身(像66.1cm、蓮台総高135cm)の比較的大きい坐像。
また、御本尊及び日光・月光両脇侍菩薩は秘仏で、ご開扉は「住職一代に一度限り」という厳しい口伝になっているのだとか。
実は、平成28年にその秘仏がご開帳されました。
という事は… しばらくはこの目で見る事はできないですね。ザンネン…。
『二本松寺 あじさいの杜』
期 間 : 6月中旬~7月上旬
時 間 : 午前9時~午後5時
入山参拝券(境内施設整備金) 300円
お得な4枚つづり 1,000円
中学生以下 無料
「二本松寺 あじさいの杜」へのアクセスは、高速バスがおすすめ!
水郷潮来まで、東京駅八重洲南口から高速バスで70分。
高速バスは、10~15分間隔で運行しております。
紫陽花の見頃は毎年変わりますので、ぜひ、問い合わせをしてからお出かけくださいね。
こちらの「あじさいの杜」には、特に珍しい紫陽花がいっぱい!なんですが、その1株1株に、きちんと”名札”もついており、とても親切♡
「これ、スターマイン?こっちはピンクアナベルだって!」
なーんて声が、あちらこちらから聞こえてきます。
お気に入りの1株を見つけてみては?
また、「二本松寺」には数十台停められる駐車場がありますので、こちらもぜひ、ご利用ください。
(確か、駐車場は無料でした)
着きましたら、お寺の参道ではなく、向かいの「あじさいの杜」入口に向かいます。
こちらで入山拝観料をお支払ください。
入口を入ると、綺麗に整備された遊歩道に沿って、歩いていきます。
結構な距離がありますので、入口の側のお手洗いで済ませておきましょう。
3. 日本寺(千葉県香取郡多古町)
日蓮宗の古刹です。
こちらは、千葉県香取郡多古町にある「日本寺」(にちほんじ)です。
真っ直ぐに伸びた参道、そして、両脇には杉並木が続き、来る人を出迎えてくれます。
その昔、ここには「学坊」があったのでしょう。
そんな場所に、いまはたくさんの紫陽花が植えられています。
ここでは、梅雨の季節、一番美しい景色が見られます♪
「正東山日本寺」は、中山法華経寺(千葉県市川市)の三世日祐上人が、元応元年(1319)に開基した日蓮宗の古刹。
仏教史上有名な檀林(学校)のある寺として知られ、全国から学僧たちが集まりこの地で学びました。
山門正面に掲げられている「正東山」の扁額は本阿弥光悦の真筆といわれ、日本三額の1つにあげられています。
このほか、日本寺には水戸光圀ゆかりの屏風も所蔵されています。
こちらに来ましたら、まず、お詣りをしましょう。
ちなみに、紫陽花の時期は、ご住職がいらっしゃる事も多いので、御首題(御朱印)をいただく事もできます。
また、境内では、紫陽花の苗が販売されていたり、土日になると、地元のお菓子屋さんがお団子を売っていたりと、ちょっとした楽しみもあります。
そして、紫陽花には雨が似合いますが、新緑も美しくなる梅雨の時期は、晴れていても、雨が降っていても、それぞれに楽しめると思います。
本堂でお詣りをしたあとは、左手より、「紫陽花の小路」に行きましょう。
杉林の間を縫って、たくさんの紫陽花が植えられています。
お馴染みの子や、珍しい種類の子まで。
現在、こちら日本寺では、世界中から約140種計1万本もの紫陽花があるそうです。
中には、冬に咲く紫陽花もあるという事で、数年前には、新聞にも掲載されておりました。
遊歩道が完備されているので、たくさんの紫陽花の中を、お花を楽しみながらゆっくりと散策することができます。お気に入りの1株を見つけるのもいいですね。
実は、こちら!こんなにたくさんの紫陽花を一度に見る事ができるのに、なんと!無料なのですっ!!
びっくりでしょう?まさに、穴場中の穴場なのです。
もちろん、駐車場も、境内への拝観料も、すべて無料ですよ。
お花の開花は、その年、その年で時期が全く違います。
こちらの開花の情報は、多古町役場のホームページより、確認することができます。
事前に調べて行かれるとよいでしょう。
ちなみに、こちら日本寺には、車での訪問がいいかと思います。
(最寄り駅から、ちょっと遠いです(-_-;))
4. 服部農園(千葉県茂原市)
千葉の有名あじさい屋敷!
こちらは、千葉県茂原市にある「服部農園」
千葉県人なら、知らない人はいないというくらい、有名なあじさい屋敷です(笑)
見るからに”民家”ですが、それもそのはず。
もともとは農園のオーナーが、自宅の庭や裏山にさまざまな種類の紫陽花を植えたのが始まりだそうです。
あじさい屋敷の名のとおり、ピンク・青・白・紫ときれいな色があふれています。
広大な敷地のどこからでも紫陽花が一望できるようになっています。
総面積18,000平方メートルの敷地に、250品種、10,000株以上の紫陽花が植えられ、6月上旬から7月上旬のシーズンには、山の上から下まで斜面一面を埋め尽くすように色鮮やかな紫陽花が咲きほこります。
以前は知る人ぞ知る…でしたが、いまではテレビや雑誌でも取り上げられるため、県内外から多くの観光客が訪れます。
開園期間、開花状況等については、直接、あじさい屋敷(服部農園)に問い合わせてください。
開園期間:6月1日〜7月上旬
開園時間:8:00~18:00
入園料金:大人(中学生以上)500円、小人(小学生)200円
駐車場もあり、園内には、茶屋、お土産やさん、トイレもあります。
斜面のため、歩きやすい服装、靴でお願いします。
5. 道の駅 多古(千葉県香取郡)
成田からすぐ!さっぱ舟は土日に運航。
こちら「道の駅多古」は、国道296号と栗山川の交差する”多古大橋”のたもとにあり、土日はもちろん、平日も観光客で賑わっています。
その道の駅多古を中心に、栗山川沿いに、「あじさい遊歩道」があります。
多古町の文化と生活を育んできた栗山川への感謝として、堤防沿いに約1万株のアジサイを植栽し、昭和55年に遊歩道は完成しました。
栗山川沿いに約2km、色とりどりの紫陽花が咲き乱れます。
遊歩道は歩きやすく、また、川からの風が心地よく、お散歩にはもってこいです♪
もちろん、わんちゃんも一緒にどうぞ♡
例年ですと、見頃は6月頃との事です。
そんな紫陽花が見頃を迎える6月には、多古町主催の「ふるさと多古あじさい祭り」が開催されます。
(予定は、町のホームページからご確認ください)
当日は、”多古米振舞行列”などが行われ、美味しい多古米が振る舞われるようです。
また、”さっぱ舟遊覧船”も運航されます。
遊歩道から見るあじさいも綺麗ですが、船上から見上げるあじさいは、さらに見応えあり!です。
子供たちには無料で乗れる”竹コースター”もありますよ!
ぜひ!ご家族みなさんでお出かけください。
6. 麻綿原高原(千葉県夷隅郡大多喜町)
まさに秘境!麻綿原ブルーを堪能しよう♪
「麻綿原高原」は、千葉県大多喜町の山奥にあります。
清澄山系、清澄寺の北3.5キロ、標高340mにある関東随一の紫陽花の名所として知られています。
まさに秘境と言うにふさわしいその場所には、この世の極楽浄土がありました(笑)
そこは、山一面に咲き誇る紫陽花。
関東随一といわれる紫陽花の名所は、この時期「麻綿原ブルー」一色になります♪
ただ、こちらまでの道のりは、かなり厳しいものです(笑)
車1台が通るのがやっとの山道。そこを延々と走ります。
最寄の駅からは、バスで、さらにそのバス停からも徒歩で1時間かかる場所です。
この地は、建長5年(1253年)日蓮上人が初めて「南無妙法蓮華経」という題目を唱えたところとしても知られています。
山の上には、六角堂「西向天竺観音菩薩」(にしむきてんじくかんのんぼさつ)があります。
紫陽花の開花は、気温差から平地より大分遅く7月上旬~下旬が見頃です。
他の場所で見ごろを過ぎてしまっても、こちらに来たら満開という感じです。
紫陽花群は、麻綿原高原にある天拝園と名付けられた妙法生寺境内が中心で、昭和26年(1951年)箕輪日受師が廃寺を再興し紫陽花を植えたことに始まります。
現在、住職が丹精こめて育てた紫陽花が約2万株の大群生になっています。
こちらのご住職、とても気さくな方で、本堂の中でたくさんのお話をしてくださいました。
なるほどと思う事も多く、心に迷いのある方などは、何か開けるかもしれません。
お時間のある方は、ゆっくりと聞かれるといいかと思います。
品種は和種のため白から青へ変化するだけですが、その素朴な色合いが高原全体に広がる景観は、美しくそして壮麗です。
こちらからは、天気が良ければ、太平洋を望むこともできます。
さらに、小高い山の上にある「天拝園見晴らし台」からは、日の出を見る前に星空を楽しむファンもいるそうです。
でも、梅雨のどんよりしたお天気でも、雨あがりのこんな日でも、薄く靄のかかった様子は、まさに幻想的…
天空の寺のようです。
そんな景色も一緒に楽しんでもらえたらと思います。
7. 本土寺(千葉県松戸市)
千葉のあじさい寺。
都心からJR常磐線で約1時間。
北小金駅から徒歩約10分で「本土寺」に到着しました。
「本土寺」は千葉県松戸市にある日蓮宗の寺院。
別名「あじさい寺」と呼ばれるように、初夏は50,000株の紫陽花が咲き、多くの参拝客で賑わいます。
また、境内では紫陽花の他にも花菖蒲や桜、秋の紅葉も見事です。
参拝料は大人500円です。
拝観時間
8:00~17:00(最終 16:30)
本土寺へ入ってすぐ左手に五重塔が見えます。
五重塔をバックに紫陽花を撮れるこの場所は、特に人気の撮影スポットです。
まさにインスタ映え!ですね。
順路にそってさらに奥に向かい、突き当たりには本堂があります。
本堂では鐘を鳴らしてお参りを。
本土寺いっぱいに咲きわたっている色とりどりのあじさい。
よく探してみると珍しい種類のあじさいも見つけられるかも?!
紫陽花のピーク時には、かなりの人出にはなりますが、境内が広いので、ゆっくり見て回ることができます。
こちらは、駐車場がない(あるが少ない)ので、近くの有料駐車場を利用するのですが、土日には混雑が予想されますので、できれば公共機関を利用するほうが無難です。
おすすめの時期は、花菖蒲と紫陽花が両方見られる6月中旬から下旬です。
ただ、毎年、咲く時期はまちまちですので、問い合わせてから行かれると良いと思います。
【おまけ】水郷潮来あやめ園(茨城県)
水郷潮来あやめ祭りでは、舟での嫁入りも必見!
紫陽花もいいけど、こちらも梅雨の時期にはおすすめのお花”あやめ”
古くからあやめは梅雨の訪れを告げる花として、愛されてきました♪
そんな美しい花姿を無料で見られるのが、茨城県潮来市にある、「水郷潮来あやめ園」です。
こちらは昭和51年に開園しました。
こちらでは、約500種類・100万株の色とりどりのあやめ(花菖蒲)が栽培されています。
美しい日本の歩きたくなるみち500選にも選ばれるなど、優れた景勝地として人気を集めています。
毎年5月の終わりから6月にかけて行われる「水郷潮来あやめ祭り」
土日には、「嫁入り舟」を見る事もできます。
こちらの撮影スポットとしては、やはり潮来あやめ園のシンポルの「水雲橋」「雨情橋」を入れるといいと思います。
それはまさに”インスタ映えスポット”です♡
種類もたくさんありますので、ひとつひとつ見て行っても、とても楽しいですよ。
水郷潮来あやめまつり開催期間中は、園の横を流れる前川を手漕ぎの「ろ舟」も運航し、あやめの花とともに、情緒豊かな水の街・潮来を心ゆくまで楽しめます。
その昔、交通手段であった「ろ舟」。
潮来では、嫁入りのときもこの「ろ舟」に乗って、対岸で待つ婿のもとへやってきたそうです。
昭和30年代前半まで見られた情緒豊かな嫁入りの様子。
あやめまつり期間中には本物の花嫁さんが、そんな嫁入りを再現します。
この日、私も遭遇!
とても素敵な嫁入り風景に、思わず涙がこぼれてしまいました。
なんと言っても嬉しいのが、入園料無料!ということ。
しかも、期間中は毎日ライトアップ(18:30~22:00)もされていて、昼とはまた違う雰囲気が味わえるはずです。
梅雨を楽しめる、ふたつのお花。
ぜひ、両方合わせて、お出かけしてみてくださいね。
今年は穴場スポットで紫陽花観賞を!
みなさん、いかがでしたでしょうか?
季節のお花を見るには、やはり混雑必須。
ですが、探してみると、意外に穴場スポットがあったりするのです。
もちろん、鎌倉などの有名な観光地もいいですが、それに負けない美しさがあります。
今年は、混雑を回避して、季節のお花を見に出かけましょう!
梅雨の時期はお出かけするのも憂鬱になりがちですが、そんな時こそ、出かけて欲しいのが「紫陽花のある場所」です。
なぜか、紫陽花には雨や曇り空が似合う♡
美しく生き生きと咲く姿を見に出かけましょう!
今回は、穴場の千葉・茨城にスポットをあてて、ご紹介します。