4. 服部農園(千葉県茂原市)
千葉の有名あじさい屋敷!
こちらは、千葉県茂原市にある「服部農園」
千葉県人なら、知らない人はいないというくらい、有名なあじさい屋敷です(笑)
見るからに”民家”ですが、それもそのはず。
もともとは農園のオーナーが、自宅の庭や裏山にさまざまな種類の紫陽花を植えたのが始まりだそうです。
あじさい屋敷の名のとおり、ピンク・青・白・紫ときれいな色があふれています。
広大な敷地のどこからでも紫陽花が一望できるようになっています。
総面積18,000平方メートルの敷地に、250品種、10,000株以上の紫陽花が植えられ、6月上旬から7月上旬のシーズンには、山の上から下まで斜面一面を埋め尽くすように色鮮やかな紫陽花が咲きほこります。
以前は知る人ぞ知る…でしたが、いまではテレビや雑誌でも取り上げられるため、県内外から多くの観光客が訪れます。
開園期間、開花状況等については、直接、あじさい屋敷(服部農園)に問い合わせてください。
開園期間:6月1日〜7月上旬
開園時間:8:00~18:00
入園料金:大人(中学生以上)500円、小人(小学生)200円
駐車場もあり、園内には、茶屋、お土産やさん、トイレもあります。
斜面のため、歩きやすい服装、靴でお願いします。
5. 道の駅 多古(千葉県香取郡)
成田からすぐ!さっぱ舟は土日に運航。
こちら「道の駅多古」は、国道296号と栗山川の交差する”多古大橋”のたもとにあり、土日はもちろん、平日も観光客で賑わっています。
その道の駅多古を中心に、栗山川沿いに、「あじさい遊歩道」があります。
多古町の文化と生活を育んできた栗山川への感謝として、堤防沿いに約1万株のアジサイを植栽し、昭和55年に遊歩道は完成しました。
栗山川沿いに約2km、色とりどりの紫陽花が咲き乱れます。
遊歩道は歩きやすく、また、川からの風が心地よく、お散歩にはもってこいです♪
もちろん、わんちゃんも一緒にどうぞ♡
例年ですと、見頃は6月頃との事です。
そんな紫陽花が見頃を迎える6月には、多古町主催の「ふるさと多古あじさい祭り」が開催されます。
(予定は、町のホームページからご確認ください)
当日は、”多古米振舞行列”などが行われ、美味しい多古米が振る舞われるようです。
また、”さっぱ舟遊覧船”も運航されます。
遊歩道から見るあじさいも綺麗ですが、船上から見上げるあじさいは、さらに見応えあり!です。
子供たちには無料で乗れる”竹コースター”もありますよ!
ぜひ!ご家族みなさんでお出かけください。
6. 麻綿原高原(千葉県夷隅郡大多喜町)
まさに秘境!麻綿原ブルーを堪能しよう♪
「麻綿原高原」は、千葉県大多喜町の山奥にあります。
清澄山系、清澄寺の北3.5キロ、標高340mにある関東随一の紫陽花の名所として知られています。
まさに秘境と言うにふさわしいその場所には、この世の極楽浄土がありました(笑)
そこは、山一面に咲き誇る紫陽花。
関東随一といわれる紫陽花の名所は、この時期「麻綿原ブルー」一色になります♪
ただ、こちらまでの道のりは、かなり厳しいものです(笑)
車1台が通るのがやっとの山道。そこを延々と走ります。
最寄の駅からは、バスで、さらにそのバス停からも徒歩で1時間かかる場所です。
この地は、建長5年(1253年)日蓮上人が初めて「南無妙法蓮華経」という題目を唱えたところとしても知られています。
山の上には、六角堂「西向天竺観音菩薩」(にしむきてんじくかんのんぼさつ)があります。
紫陽花の開花は、気温差から平地より大分遅く7月上旬~下旬が見頃です。
他の場所で見ごろを過ぎてしまっても、こちらに来たら満開という感じです。
紫陽花群は、麻綿原高原にある天拝園と名付けられた妙法生寺境内が中心で、昭和26年(1951年)箕輪日受師が廃寺を再興し紫陽花を植えたことに始まります。
現在、住職が丹精こめて育てた紫陽花が約2万株の大群生になっています。
こちらのご住職、とても気さくな方で、本堂の中でたくさんのお話をしてくださいました。
なるほどと思う事も多く、心に迷いのある方などは、何か開けるかもしれません。
お時間のある方は、ゆっくりと聞かれるといいかと思います。
品種は和種のため白から青へ変化するだけですが、その素朴な色合いが高原全体に広がる景観は、美しくそして壮麗です。
こちらからは、天気が良ければ、太平洋を望むこともできます。
さらに、小高い山の上にある「天拝園見晴らし台」からは、日の出を見る前に星空を楽しむファンもいるそうです。
でも、梅雨のどんよりしたお天気でも、雨あがりのこんな日でも、薄く靄のかかった様子は、まさに幻想的…
天空の寺のようです。
そんな景色も一緒に楽しんでもらえたらと思います。
7. 本土寺(千葉県松戸市)
千葉のあじさい寺。
都心からJR常磐線で約1時間。
北小金駅から徒歩約10分で「本土寺」に到着しました。
「本土寺」は千葉県松戸市にある日蓮宗の寺院。
別名「あじさい寺」と呼ばれるように、初夏は50,000株の紫陽花が咲き、多くの参拝客で賑わいます。
また、境内では紫陽花の他にも花菖蒲や桜、秋の紅葉も見事です。
参拝料は大人500円です。
拝観時間
8:00~17:00(最終 16:30)
本土寺へ入ってすぐ左手に五重塔が見えます。
五重塔をバックに紫陽花を撮れるこの場所は、特に人気の撮影スポットです。
まさにインスタ映え!ですね。
順路にそってさらに奥に向かい、突き当たりには本堂があります。
本堂では鐘を鳴らしてお参りを。
本土寺いっぱいに咲きわたっている色とりどりのあじさい。
よく探してみると珍しい種類のあじさいも見つけられるかも?!
紫陽花のピーク時には、かなりの人出にはなりますが、境内が広いので、ゆっくり見て回ることができます。
こちらは、駐車場がない(あるが少ない)ので、近くの有料駐車場を利用するのですが、土日には混雑が予想されますので、できれば公共機関を利用するほうが無難です。
おすすめの時期は、花菖蒲と紫陽花が両方見られる6月中旬から下旬です。
ただ、毎年、咲く時期はまちまちですので、問い合わせてから行かれると良いと思います。
梅雨の時期はお出かけするのも憂鬱になりがちですが、そんな時こそ、出かけて欲しいのが「紫陽花のある場所」です。
なぜか、紫陽花には雨や曇り空が似合う♡
美しく生き生きと咲く姿を見に出かけましょう!
今回は、穴場の千葉・茨城にスポットをあてて、ご紹介します。