千葉にはすごいご利益のお寺があるらしい!
千葉にはたくさんのお寺があります。
その中でも、特に有名なのは「成田山新勝寺」でしょうか。
歌舞伎役者の市川團十郎が、成田不動に帰依して“成田屋”の屋号を名乗っている事でも有名です。
でも、実は成田山の他にも、千葉にはすごいご利益のあるお寺があるんです。
今回は、そんな千葉のお寺にスポットをあててご紹介したいと思います。
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1. 成田山新勝寺
言わずと知れた千葉最強のお寺!
成田山新勝寺と言えば、お正月三が日には、300万人超の方が初詣に訪れる、全国で2番目に参拝客が多いお寺です。
最近は、成田屋ゆかりのお寺として、市川海老蔵さんが厚く信仰されている事でも有名になりましたね。
成田山新勝寺のご利益は?
こちらのお寺の縁起は、なんと「平将門の乱」に始まります。
新皇と名乗り朝廷と敵対した、平将門。
乱世の中で人びとは、不安と混乱の中で生活していました。
そこで、朝廷から命を受けた寛朝大僧正は、弘法大師空海みずからが敬刻開眼した不動明王を捧持して、現在の成田の地に参ります。
そして、21日間の護摩祈祷を行い、最後の満願のその日、流れ飛んだ1本の矢が将門に命中しあえなく討死しました。
無事、調伏を達成したため、不動明王を引き上げようとするのですがびくともしません。
そして、この地に留まるよう告げます。
そうして、ここに成田山新勝寺が開山されたのです。
そんな「平将門」を打ち負かしたとされるほどの力を持つ、不動明王さま。
将門が勝負の神様と呼ばれるなら、それに勝つ成田山新勝寺のご利益はまさに最強でしょう!
こちら成田山には「勝守り」というものがあり、一説によると、それを持っていた江戸時代の大工が、高いところから落ちてもケガひとつしなかったとか…
また、戦争に行かれた方が、無事に戻ってこられたなど、多大なご利益があるようです。
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そして、境内の片隅には、「出世稲荷」もあります。
こちらの御本尊は、江戸時代に成田山を篤く信仰した佐倉藩主・稲葉丹後守が寄進されたものです。
商売繁昌、開運成就、火伏せのご利益があると伝えられており、毎年、お正月には100m以上の行列ができるほどです。
ぜひ、最強のご利益をいただきに、お詣りしてみましょう!
2. 清澄寺
絶大なパワーが宿る「清澄の大スギ」
千光山清澄寺は千葉県鴨川市にある日蓮宗のお寺です。
およそ1200年の昔、"不思議法師"と名付けられた僧侶が千光を発する柏の木で虚空蔵菩薩の仏像を彫り、その仏像の前で21日間修行をしたことに始まります。
その後、日蓮宗の開祖である日蓮聖人が、12歳の時に小湊からこちら清澄へ入り、道善法師に師事し出家得度されました。
勉学修行に励んだ日蓮聖人はさらに各宗の奥義を学び、建長5年(1253年)4月28日32歳の時、旭が森で立教開宗の第一声をあげました。
こちらの清澄寺も、室町~江戸期には度重なる火災と戦により衰退と復興を繰り返し、紆余曲折ありましたが、現在は、日蓮宗の大本山として皆に愛されています。
こちらのパワースポットは、「清澄の大スギ」と呼ばれる大木です。
高さが約47メートル、幹周りは約15メートルあり、樹齢およそ800年といわれています。
大正13年に国の天然記念物に指定されました。
最大のご利益は、大地のパワー!
そもそも大きな木には、精霊が宿るとも言われています。
こちらの大スギからも、パワーがもらえているような…
そんな気がするのですから、やっぱり不思議です。
みなさんも、行かれた際には、側で大きく深呼吸してみましょう!
大地のパワーがいただけることでしょう。
3. 三石山観音寺
スポーツで頂点を極めたいならココ!
ここは、SNSでブームにもなった「亀岩の洞窟」から十数分の場所、三石山の山頂にある、「三石山観音寺」です。
こちらもパワスポあるあるですが、着くまでの道は、舗装はされてますが、結構な山道ですので、」運転には十分に気を付けてください。
山門から本堂までは、少々歩きます。
周りは大きな木々に囲まれているので、森林浴しながら歩く事ができます。
途中には、ありがたい住職のお言葉ですとか、可愛い小僧さんがあちらこちらに…
着いた先にあるのが本堂です。少し開けた場所にはなってますが、さほど広くはありません。
こちらの縁起は、室町時代の応永16年(1420年)に覚恵上人がこの山の霊気にいたく感動し、ご開山されたと伝えられております。
「三石山」の語源となったのがこの三つの岩なのだとか…
確かに、こんな場所に、こんな風に岩があるなんて!なんとも不思議な形です。
その石と一体になるかのように、ご本堂が建てられております。
ご利益は、オリンピック金メダリストにプロ野球選手!
なんといっても、こちらの御利益はすごいのですよ。
あのQちゃんこと、シドニーオリンピック金メダリスト「高橋尚子選手」もお詣りしていたというのです。
Qちゃんは、こちらのお守りを持ってオリンピックのゴールテープを切ったんですって!
陸上選手の頂点とも言える、オリンピックの金メダル。なんとすごいご利益でしょうか。
それを記念して、境内には、高橋尚子さんの靴のモニュメントなどがありました。
また、読売ジャイアンツの元監督「高橋由伸」さんも、毎年、こちらに初詣に行かれていたとか…
寺務所には、サインも飾られておりました。
スポーツの世界でお子さんを大成させたい親御さんは、ぜひ!こちらにお詣りしてみてくださいね♪
そして、その後ろの岩の間を登って行くと、「奥の院」に着きます。
柵で囲われただけの、断崖絶壁の場所に、それはありました!!
手前が、「縁結びのハンカチ」
ここに願いを込めて、ハンカチを結ぶのだそうです。
こちらのハンカチは、毎月、本堂で祈願してくれるのだとか。
ハンカチは、本堂で500円でも売られております。
そして、その向こうに見えるのが、縁結びのご本尊です。
願い事をひとつ叶えてくれることから ”ひとこと観音”と、呼ばれています。
ひとつ言っておきます。
高所恐怖症の方は、ムリですよ(笑)
4. 日本寺(多古町)
美しい紫陽花に迎えられるお寺。
正東山日本寺は、中山法華経寺(千葉県市川市)の三世日祐上人が元応元年(1319)に開基した日蓮宗の古刹。
仏教史上有名な檀林(学校)のある寺として知られ、全国から学僧たちが集まりこの地で学びました。
山門正面に掲げられている「正東山」の扁額は、本阿弥光悦の真筆といわれ、日本三額の1つにあげられています。
このほか、日本寺には水戸光圀ゆかりの屏風も所蔵されています。
『壇林』とはお坊さんの学校です。
日本寺に中村檀林が開かれたのは慶長4年(1599)。
寺の十世を継いだ広才博学の僧日円によるもので、その歴史は明治5年まで続きます。
隆盛期には千人近い学僧がいたといわれ、数十棟の学坊が軒を連ねていました。
僧たちは東西に分かれて勉学に励み、春と秋の2回、それぞれ3カ月にわたり「新説」(しんだんぎ)とよばれる論争を繰り広げます。
討論のテーマは日蓮宗の教義はもちろん、世間での出来事、社会問題にまでおよび、席上活躍のめざましかった学僧は、番付表に名札があげられました。
論戦には土地の役人も招かれ、多くの村人が見学に押し寄せたそうです。
あじさい寺としても有名!
本堂でお詣りをしたあとは、左手より、紫陽花の小路に行きましょう。
杉林の間を縫って、たくさんの紫陽花が植えられています。
お馴染みの子や、珍しい種類の子まで、
現在、こちら日本寺では、世界中から約140種計1万本もの紫陽花があるそうです。
中には、冬に咲く紫陽花もあるという事で、数年前に新聞でも取り上げられておりました。
こちらでは、たくさんの紫陽花に癒され、心のパワーチャージをしましょうね♪
5.長福寿寺
金運を上げたいならここに行くべし!
そのお寺は、山の中に突如現れます。
のどかな田園風景の中に、ちょっと怪しい雰囲気…(笑)
ここは千葉県長生郡にある「長福寿寺」です。
ぞうさんばかりに目がいってしまいますが、こちらは、なんとっ!
1,200年もの昔、桓武天皇の勅願により創建された、「菊の御紋」をいただく由緒あるお寺です。
中世には日本三大学問所として「西に比叡山、東に長福寿寺」とまで讃えられた大古刹です。
本堂前には、大きな石でできたぞうさんが2体、おります。
それはかなりのインパクトで、参拝者の目をひきます。
よく見ると、台座には高額納税者に名前が載ったことのある、ある方の名が刻まれていました。
と、いうことは… ご利益は本物?(笑)
吉ゾウくんは金運、結愛ちゃんは恋愛成就♡
本堂前のぞうさん、その名を「吉ゾウくん」と言います。
吉ゾウくんの台座には、なんとっ!長者番付にいつも名を連ねていた方の名前が…
これは本当にご利益があるんですね。
吉ゾウくんの反対側には「結愛ちゃん」。
こちらは、縁結び、恋愛成就、夫婦円満にご利益があるそうです♡
そして、縁結び祈願のしかたも書いてありました。
ハートのパワーストーンがティアラに入ったら、恋が成就するんだとか…
本当に願いが叶って、お礼詣りに来る方もいらっしゃるんですって!
素敵なお話です♪
恋する人は、行ってみなくっちゃ!
本堂の賽銭箱のところには、こんなお言葉が…
なんとっ!この日は、「巳の日&大安」で金運によいとされる日だそうです。
この日に宝くじを買う方も多いですね。
吉ゾウくんのたくさんあるご利益の中で、特に注目なのはやはり「金運上昇」です。
もしかしたら、ここは億万長者への近道?かも…(笑)
6. 笠森観音
子宝と金運アップはココで願う。
先ほどの「長福寿寺」さんからは、目と鼻の先。
こちらは、坂東三十三観音31番札所にも数えられる「笠森寺」
通称「笠森観音」です。
日本で唯一の建築方式。
笠森観音は、延暦3年(784)伝教大師最澄上人が楠の霊木で十一面観世音菩薩を刻み山上に安置し、開基されたと伝えられています。
観音堂は長元元年(1028)後一条天皇の勅願により建立され、その建築様式は日本唯一の「四方懸造」として明治41年(1908)「国宝」に。
その後昭和25年(1950)「文化財保護法」の制定により「国指定重要文化財」となっています。
マイナスイオンたっぷりの森
こちらには、たくさんのパワースポットと呼ばれる場所がありますが、そのひとつが「三本杉」です。
駐車場から本堂までの道のりは、笠森寺自然林(天然記念物)でございまして、その途中にあります。
3本の幹の下を見てみると、根がつながっていて、見上げると、それは、それは、空高く…
何百年も昔から、ここの地に根をはり、みんなを見守ってきた木々。
まさにパワースポットそのものです。
そして、仁王門の手前にあるのが、霊木「子授楠」
こちらは、モデルの梨花さんがお詣りして、子宝を授かったとして有名になりました。
男性から穴をくぐり、次に女性がくぐると、子授のご利益があるといいます。
もし、望まれている方がいらっしゃったら、ぜひ、お詣りしてみてください。
側には、子授観音さま。
とても穏やかなお顔されており、やわらかな、優しい、包み込まれるような…
そんな雰囲気を持っておられます。
ぜひ、穴の中から覗いてみてください。
そして、その姿をスマホの待ち受けにされると、ご利益があるとか、ないとか…
信じるか信じないかは、あなた次第です(笑)
そして、こちらの笠森観音でもうひとつ有名なのが、こちら!
「縁起屋 古壺(ここ)」で売られている、「黒まねき猫」ちゃん。
(なんだかお店の構えが以前より立派になっている気が…黒まねき効果か?(笑))
この子たちは、もうすでに数年まえから、「ご利益がすごいっ!」との口コミで、話題になっておりました。
いまや全国から注文が殺到しているらしいですっ!!
この日も、何組もの方が購入されていました。
この子たちのご利益はいろいろあるらしく、宝くじが当たりましたとか、病気がよくなりましたとか。
この子たちは、大・中・小とありますが、中・小をペアで置いておくのがよいとか。
中・小のペアで、たしか1,000円だったはず…
置く場所は玄関などがようそうですが、リビングや寝室でもOK!
お顔は南、東、南東が吉となっておりました。
ちなみに、神棚やお仏壇は四足を嫌うので、置かないほうがよいようです。
気になる方は、行かれた際、忘れずにお迎えを♪
7. 日本寺
平和を願い、自らの幸せも願う。
実は、千葉に”日本一の大仏さま”がいらっしゃるのは、みなさん、ご存じですか?
とても大きな大仏さまがあるこちらは、「鋸山日本寺」
自然の石で造られた大仏としては、日本一の大きさ、高さ31mもある大仏さまです。
大仏さまの名称は ”薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)”
医王という別名で呼ばれることもあります。
病苦を救ってくれる医薬の仏さまで、左手に薬壺を持っているのが特徴です
日本寺は今から約1300年前、聖武天皇の勅詔と、光明皇后のお言葉を受けた行基菩薩によって神亀2年(725年)6月8日に開山されました。
開山当初法相宗に属し、天台宗、真言宗を経て徳川三代将軍家光公の治世の時に曹洞禅宗となり、今日に至っているとの事。
仁王門の金剛力士像は慈覚大師の作と伝えられているそうです。
境内はとても広く、ぐるっと回ると、1時間半以上かかります。ものすごく長い階段も待ってます。
ハイ、覚悟が必要ですっ!!(笑)
また、境内には大野甚五郎英令が21年間、門徒27人とともに生涯をかけて1,553体を彫刻した石仏「東海千五百羅漢」も安置されております。
海を経て伊豆から運ばれた石材に、心を込めて彫られた像はどれも表情が豊かで、思わず笑顔になってしまうものも…
明治維新の廃仏毀釈以来、所々荒廃してはいるものの、現在、復興に向けて少しずつ進んでいるようです。
千葉の代表的な観光地
千葉には、海のイメージが強く、山はないと思われていますが、実はあるんです(笑)
そのひとつが鋸山。
そして、鋸山と言えば、有名なのがこちら!!
「地獄のぞき」
みなさん、こわごわのぞいてますね~(笑)
こちらに来たら、絶対に体験していただきたい場所です。
大きいといえば、大仏のほかに、こちらも大きな石仏があるんです。
それが「百尺観音」さま。
手前の方たちと比べると、その大きさにびっくりします。
こちらも、一見の価値あり!です。
「百尺観音」さまは、大戦の犠牲者の供養と東京湾周辺の航海、航空、陸上交通犠牲者の供養のために発願されたもので、今日では航海、航空、陸上交通の安全を守る本尊として崇められております。
また、この先には石切場の跡地もあります。
ここは元々「房総石」を採っていた場所。その様子は、まさにインディージョーンズ!です。
こちらも忘れずに見ておきましょう。
8. 大福寺(崖観音)
自然のパワーが宿る場所。
こちらは、坂東の結願寺の那古寺からもほど近い、「船形山大福寺」です。
通称「崖観音」と言われております。
実は、ここ、新年の初日の出の中継が行われ、注目度がアップしております。
観音堂の本尊は、十一観世音菩薩で船形山の崖の中腹にある祠に刻まれています。
この本尊は、養老元年(717年)に行基(668~749年)が東国行脚の折に神人の霊を受け、
地元漁民の海上安全と豊漁を祈願して、
山の岩肌の自然石に十一観世音菩薩を彫刻したと言われています。
その後、慈党大師(794~863年)が当地に来錫した折に堂字が建設されたとされています。
こちらの観音堂は、幾度となく火災や倒壊にあいながらも、その都度、再建されてきました。
現存の御堂は大正14年に、本堂は昭和元年に建てられ現在に至っています。
新しく修復された観音堂はすごい!
ちなみに、こちらの観音堂は、標高102mの船形山の中腹にあるために、
海風などによる痛みが激しく、総工費8,800万円で全面改修されました。
2016(平成28)年7月に観音堂がきれいになり、拝観できるようになりました。
修復された観音堂内では、南房総の植物を中心に描かれた色鮮やかな114枚の奉納天井絵が見どころです!
そして、これが観音堂からの眺めでございます。
眼下に広がる館山湾、そして、街並み♪
天気がいいと、遠く伊豆大島まで見る事ができます。
また、最近では、日の出や夕景が素晴らしい事でも知られ、観光客がその絶景を目当てに、多く訪れているという事です。
以前はね、知る人ぞ知る…という場所だったんですけど…
ここまで有名にしちゃうのも、「インスタ映え!」ですかね。
こちらの御本尊、十一面観世音菩薩は、"苦しんでいる人をすぐに見つけるために、頭上に十一の顔を持ち全方向を見守る"有り難い観音様です。
そして現世では、「様々な災難・病気平癒・財福授与・勝利」のご利益があります。
また「延命・地獄に落ちない・極楽浄土に行ける」などのご利益があるといわれています。
さまざまなご利益のある観音様ですので、ぜひ、お詣りしてみてください。
お詣りの際には、仏様への感謝を伝えよう♪
みなさん、いかがでしたか?
千葉には成田山だけでなく、意外にたくさんのパワースポットがあることを、知っていただけましたか?
願いを聞いてくださるご本尊はそれぞれ違いますので、自分の思い、願いに合わせて、お詣りされるといいと思います。
その際は、ぜひ、感謝の気持ちからお伝えしましょう。
毎日、無事に過ごせていること。
日々、幸せを感じている事。
こうして、平和な時間を持っていられる事。
まずは、そうした事を感謝し、お礼を申し上げてから、ご自分の願いをお伝えしてみてください。
そうする事で、最大のご利益が得られるはずです。
今度のお休み、千葉までお出かけしてみてはいかがでしょうか?
近年、パワースポット巡りがブームとなってますよね?
神社仏閣にも、かなり若い子たちが訪れるようになりました。
それだけでなく、外国人の方からも注目を浴びており、多くの方がお詣りされています。
そんな話題のパワースポットですが、今回は、千葉のお寺にスポットをあてて、ご紹介していきたいと思います。
実は、すごいのは成田山新勝寺だけじゃないんですよ!