金森赤れんが倉庫群の金森洋物館1Fに、函館武将館があります。
金森洋物館には、ペイストリースナッフルスのカフェや北海道産牛乳で作ったミルクジャム専門店のレ・コンフィチュール、ごまの専門店ごま福堂、函館蒟蒻しゃぼんの他、雑貨店も多いため女性がとても楽しめる場所です。
歴史好きカップルでなくても、デートで訪れやすいです。
戦国武将イラストの巨匠 諏訪原寛幸氏のイラスト商品もあり、とてもカッコイイ!
店舗の奥では、新撰組に変身して写真も写せます。(有料)
金森赤れんが倉庫HP
http://www.hakodate-kanemori.com/
武将館HP
日本最大の戦国武将グッズ専門店で、全国で函館・小樽・太宰府の3店舗。
http://www.telacoya.co.jp/bushou/index2.html
2016年大河ドラマ「真田丸」の主人公、真田信繁(幸村)のグッズが、店頭の目立つところにありました♪
真田幸村の名が通っているのは、徳川将軍家に背いた猛将を実名で称えるのは良しとされなかったためのようです。
江戸時代、1672年の軍記物で、徳川家康に挑むヒーローの真田幸村に真田十勇士を加え、フィクション色を交えて、庶民に知られるようになっていったようです。
真田幸村グッズが、たくさんありました♪
槍の名手だった真田幸村の愛刀は、妖刀と言われる「村正」でした。
幸村のスタジアムジャンパーが、すごく今年らしい!
店内は有線の戦国チャンネルの笛、三味線等の軽快な音楽が流れており、歴史好きの血を煽りに煽ってくれます。
大和魂を鼓舞するって、なんと心地良いのでしょう!
兜冑フィギュアもたくさんありました。
まさに戦国オールスターの布陣☆最強すぎるっっ!
人気1位は織田信長、2位武田信玄、3位徳川家康と紹介されていました。
やっぱり織田信長は、人気あるんですね!
新撰組最後の地である函館には、新撰組グッズもたくさんありました。
隊士の愛刀は、
近藤勇:虎徹(こてつ)
土方歳三:和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)
沖田総司:加州 清尖(かしゅうきよみつ)
永倉新八:手柄山氏繁
斉藤一:国重 です。
神道無念流の使い手、松前藩脱藩の永倉新八は二番隊隊長で、池田屋事件や鳥羽伏見の戦いetcの乱刃戦を生き抜き、とてつもなく強かった剣豪です!
維新後の晩年は小樽に住み、新撰組の生き証人として、記録を残されています。享年77歳。
斉藤一は、るろうに剣心のニヒルなキャラで、牙突で強いイメージですね(^^)
三番隊隊長で、維新後は警視局の警部補となり、西南戦争にも参加されています。享年72歳。
武将の格言が記されたタオルもありました。
徳川家康の名言は、晩年に天下をとっただけあり、重みがあります。
「人の一生は 重荷を負うて遠き道を行くが如し 急ぐべからず
不自由を常と思えば不足なし。
こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。」
1615年大坂夏の陣で、真田信繁(享年49歳)と戦ったのは、家康72歳のときです。
70歳を超えて、敵の本陣である大坂まで出向いた家康の天下平定への気合は、凄いですね。
江戸幕府を開いたのが1603年、60歳のとき。
本能寺の変は39歳、豊臣秀吉が政権を確立した時は43歳です。
熟し過ぎた機を確実に摑みとった家康からは、辛抱、忍耐、鍛錬、己を信じる尊さの大切さが伝わってきます。
あと、長生きすることが一番大事ってことも(^^)