「御茶ノ水」という名前は、江戸時代の初期に、外敵の侵入を防ぐ外堀を掘るために神田山を切り崩している中、高林寺の境内から清水が湧き出し、それを将軍である徳川家康のお茶をたてる水として献上したことが、地名の由来されています。
主に地域名には「お茶の水」や「御茶の水」が使用され、駅名には「御茶ノ水」が使用されているそうなので注目してみると面白いかも!?
さて、今回はそんな御茶の水の町を歩いてきました。
まずはじめに見えてきたのが御茶の水の有名スポットのニコライ堂です。
ニコライ堂は、正式名称を東京復活大聖堂といいます。
通称の「ニコライ堂」は、日本に正教を伝道した亜使徒聖ニコライに由来しています。
正式名称にある「復活」は、真の神でありかつ真の人である主イエス・キリストの復活と、それによって人に与えられる復活の生命のことを表しているそうです。
この教会は1923年の関東大震災で土台と煉瓦壁を除いて崩壊してしまったそうですが、1929年に再建し今もその姿を維持し続けているとのこと。
国の重要文化財としての威厳あふれる場所でした!
■拝観時間
4月~9月 13:00~16:00
10月~3月 13:00~15:30
http://nikolaido.jp/
さらに歩いて行くとオーガニックショップを発見!
こちらのお店は地下1階から3階まで有機食材にこだわったお店が集まったショップでした。
訪れたのがランチ時の時間だったためかパンや弁当を対面式のカウンターで販売していました。
■営業時間
11:30-19:30(月~土)
11:30-18:30(日祝)
http://www.gaia-ochanomizu.co.jp/shop/contents3/shop_ochanomizu.aspx
1階だけお邪魔してみましたが、調味料や乾物にもこだわりが盛りだくさんでした。
さらに野菜や果物は有機栽培にこだわる生産者さんと直接やり取りをして仕入れたものばかり!
生産者の本気を受け止めた人が販売しているってなんだか素敵だなあとほっこりしました。
後日このお店の2階にある「晴れ屋」というカフェを訪れました。
http://play-life.jp/plans/13635
続いて見えてきたのが神社です。
こちらの神社の成り立ちについてですが、室町時代後期の武将である太田道灌(おおたどうかん)の娘が天然痘にかかって生死の境をさまよったときに、京都の一口稲荷神社(いもあらいいなり)に娘の回復を祈願したところ、天然痘が治癒しました。
道灌はこのことに感謝し、1457年に一口稲荷神社を勧請(神仏の分霊を請じ迎えること)して旧江戸城内に稲荷神社を築いたとされています。
2,3年前に改修工事が行われたとのことで全体的にとてもきれいでした。
さらに境内内の木には柑橘系の果物の実が成っていました。
さらに歩いて行くと古本屋さんがありました。
こちらのお店は美術・デザイン・写真集・画集や絵本、和洋の古い挿画本など、目でみて楽しめる古書を中心に取り揃えているお店だそうです。
店の外には多くの絵本がありました。
インターネットでも本を買うことはできますが、足を運ぶことによって思いがけない本との出会いがあるので、そんな未知の経験ができる昔ながらの古本屋さんっていいですよね。
■営業時間
11:00~20:00
(土・祭日19:00閉店)
■定休日 日曜日
http://www.kageroubunko.com/
さて、そろそろお腹がすいてきたと思いながら歩いていると飲食店の多い通りに出てきました。
このあたりは明治大学が近くにあるためお得なランチメニューのあるお店がいっぱいでした。
その中でも特に気になったお店がホルモン焼肉のお店です!
このお店は御茶の水、祖師ケ谷大蔵、蒲田の3店舗展開しているそうですが、なんとランチをやっているのはこちらの店舗だけとのこと。
限定メニューに弱い私は吸い込まれるように店内へ入って行きました。
■営業時間
月~金 11:30~23:30(L.O.23:00)
ランチ 11:30~16:00
土・日・祝 11:30~23:00(L.O.22:30)
http://www.morichan-yaki29.com/shop/ochanomizu/
店内はすごくレトロです。
昔ながらの懐かしいポスターが壁中にたくさん貼られています。
ランチの時間はお客さんの回転が早いので長い時間待つことなく入れます。
悩んだ末に人気No. 1のもつ煮定食(¥750)を注文しました。
温泉卵まで付いてくるのがとても嬉しいです。
しかももつはたっぷり入っていますよ。
心も体も温まるランチメニューでした!