今回訪れたのは神保町駅です。
神保町は多くの書店や出版社、さらには出版問屋の取次店が所在し、世界最大規模の古書店街、書店の町として知られています。
近くには大学も多く存在しているので学生街としても有名です。
また、神保町は「裏路地文化」が根付く下町でもあり、メインストリートから脇道に入ると、中央線快速沿いなど大都心としての性格と日常生活が融合した独特の雰囲気が残っています。
今回はそんな神保町にある2軒の雑貨屋さんをご紹介します!
はじめにご紹介するのは「文房堂」というお店です。
なんと創業されたのが明治時代という歴史あるお店なんです!
なんと千代田区から「千代田区景観まちづくり重要物件」に指定され、単に雑貨屋としてだけではなくまち文化をつくり出す存在ともなっている場所です。
店内にはオリジナルのグッズも販売されていました。
■営業時間
10:00〜19:30(ギャラリーのみ18:30終了)
http://www.bumpodo.co.jp/
歴史あるお店なので店内も古風なのでは?と思って入ってみると、どちらかというと洋風な雰囲気に圧倒されてしまうはずです。
実は創業当初の明治20年(1887年)頃は西洋文化を推奨していた時代で輸入文具を多く取り扱っていたそうなので外国風の流れの方が強いようです。
イベントコーナは鳥をテーマにしたオブジェや雑貨がたくさんありました!
今にも動き出しそうな動物たちもいっぱいいました。
地下1階には「ひとことそえるステーショナリー」ということで様々なものが売られていました。
壁いっぱいに雑貨が広がる光景ってとても幸せな気持ちになりませんか?
たくさんの雑貨がある中で、私が見つけた素敵な雑貨3つをご紹介します。
まずひとつ目は肌に塗ることができる色鉛筆!
さすがに見本を顔に塗るわけにはいきませんでしたが、手に描いてみました。
パーティーシーンに友達と盛り上がることができそうです!
ふたつ目は7色の色鉛筆です。
カラフルな色鉛筆で、持っていると気分が上がること間違いなし!
そして最後にブックカバーです。
これはただのブックカバーとは違い、破れにくい&水に強い素材を利用して作られているんです。
本が水で濡れることを防ぐだけではなく、ブックカバーそのものも長持ちするのでとっても経済的ですよね!
続いて紹介したいもう1軒の雑貨屋さんのある場所が「三省堂書店 神保町本店」です。
三省堂書店は全国に36店舗を展開する書店で、その本店が実はこちらにあるんです。
このお店は書店街と言われる神保町で最大の書店でなんと8階建てです!
http://www.books-sanseido.co.jp/shop/kanda.html
今回はその1階にあるお店「神保町いちのいち」を訪れました。
こちらのお店は2013年にオープンし、「物語をもったもの」「言葉をモチーフにしたもの」「紙でつくられたもの」を取り扱う雑貨屋さんです。
■営業時間
10:00~20:00
https://ichinoichi.books-sanseido.jp/
イベントコーナーでは猫をテーマにした商品がたくさん置かれていました。
かわいらしい雑貨がいっぱいでついつい頰が緩んでしまいます。
こちらのお店は先ほどのお店と比べると和風なテイストが強い印象です。
作り手から使い手に物語が受け継がれていく、というコンセプトに合った商品を選択すると、こういった温かみのある雑貨が選ばれていくのではないかと思いました。
贈り物として大切な人に贈りたい、自分を元気付ける魔法の道具として持ちたい、そんな雑貨がたくさんあるお店です。
そんな中でも特にご紹介したい雑貨が「えらべる帳(ノート)」です!
その名の通り、お店で自分の好きなように表表紙・裏表紙・ノート用紙を選んで、罫線をエスプレッソブックマシンでその場で印刷して、リング綴じしてもらうことができるサービスなんです。
なんと価格は¥980〜ととてもリーズナブルな値段で世界に一つだけのノートをつくることができるなんてとても素敵ですよね!
http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2012/04/post-511.html