秋田市内でレンタカーを借りて、男鹿半島を目指します。男鹿半島の入り口にあるなまはげ案内所に、巨大な2体のなまはげが待ち構えています。
ここで、男鹿半島のパンフレットなどの情報を入手することもできます。対面式なので、相談にのってもらうことも可能です。
次に訪れるのは、五社堂というスポット。ここにある999段の階段は、鬼が作ったと伝わり、なまはげの由来のひとつにもなっているスポットです。頂上には5の社があり、なまはげが祀られているとされています。覗き込むと、余命がわかるといわれる、姿見の井戸もあります。
男鹿水族館にやってきました。ここには秋田県ではおなじみの、ハタハタ(鰰)のほか、ホッキョクグマ(シロクマ)やアザラシ、ペンギン、クラゲなども楽しめます。
営業時間:季節により変動あり
料金:大人1100円、小中学生400円
http://www.gao-aqua.jp/info/index.html
男鹿半島の北西にある入道崎は、北緯40度上にある、日本海が一望できる絶景スポットです。海底透視船でミニクルーズも楽しめます。
海底透視船
営業:4月下旬~10月末日 9:00~16:30の間随時※荒天時欠航の場合あり
所要時間:約30分
料金:大人1100円、小学生550円・幼児無料
入道崎にある美野幸(みのこう)は、天然真鯛の石焼料理がいただけます。男鹿半島は、天然の真鯛がとれる北限のようです。
天然真鯛の石焼定食2500円には、タイのお刺身もついてきます。最後は、タイの出汁でお茶漬け風にしていただきます。ごはんがいくらでも食べられる、そんな料理です。ごはんは、おかわり自由です。
JRのポスターでも、このお店の石焼料理が採用されています。この石焼の石は、入道崎の崖の岩が使われているようです。
男鹿半島の中心部にある、なまはげ館です。ここには、男鹿半島のなまはげ行事で実際に使われた110体、40枚のなまはげが展示されています。なまはげは、各地区によって、さまざまな形で、材料も多様です。木彫りの面を実際に作っている様子を見られることもあります。
営業時間:8時30分~17時00分
料金:一般540円、小中高生270円(税込)※真山伝承館 冬季共通入館料もあり
定休:無休
すぐ隣の伝承館では、実際のなまはげを体感できます。見るだけと思いきや、プロレスの場外乱闘のように、こちらにもやってくるので、迫力満点です。気の弱い子ども、泣き出す可能性あり。なまはげが去った後に落ちているワラは、ご利益があるので、もらって帰りましょう。
営業時間:4月~11月の毎日 9時00分~11時30分・13時30分~16時30分の間
※30分毎に開講(所要時間約20分) 1日13回
12月~3月の土日祝 9時30分~11時30分・13時30分~15時30分の間
※60分毎に開講(所要時間約20分) 1日6回
料金:一般756円(税込)、小中高生540円(税込)
定休:無休
なまはげ信仰の中心的な場所である真山神社。ここでは、2月の第2金、土、日に、境内で東北五大雪まつりのひとつである「なまはげ柴灯(せど)まつり」が行われ、なまはげ乱舞が見られます。
実際のなまはげ行事は、大晦日の夜、各家庭に「悪い子はいねがぁ~」と、なまはげはやってきます。おそろしい姿で、人々のなまけぐせを律してくれる存在。なまはげが去った後は、家族の結束が強まるとか。その行事の根底にあるのは、どうやら「家族の絆」のようです。
真山地区の隠れた見どころがこちら、万体仏。一見、何の変哲もない小さなお堂ですが、中に入ってみると、四面の壁ぎっしりと並ぶ小さな地蔵菩薩。その光景に、背中が「ゾクゾク」としました。その数、実に一万三千体。一体一体、人が彫っている、ものすごい信仰のパワーに触れられるスポットです。
男鹿を代表する山のひとつ寒風山は大半が芝生でおおわれています。355mの頂上付近にある回転展望台からは360度の警官を楽しめます。ここから八郎潟も見渡せます。
八郎潟のプランはこちら。http://play-life.jp/plans/3484
近くには、霊蛇がすんでいた蛇越長根、鬼がすんでいたとされる鬼の隠れ里などの伝説のある見所もあります。
男鹿半島のなまはげ文化と、大自然を堪能するドライブへ、ぜひ出かけてみましょう。
寒風山回転展望台
営業時間: 3月中旬~11月末 8:30~17:00
料金:一般540円、小中高生270円