阪神間を流れる個性あふれる３つの川めぐり

夙川と書いて「しゅくがわ」と呼びます。阪神間で一番の桜の名所は夙川でしょう。「日本さくら100選にも選ばれています。私が訪れた際はつぼみ状態でしたが。川には鯉がノンビリと泳いでいます。もちろん、桜以外でも美しい川ですよ。

夙川の最寄りはずばりJRさくら夙川駅。2007年開業の新しい駅です。夙川へは徒歩5分です。阪急夙川駅、阪神香櫨園駅からもアクセスできます。

芦屋市を流れる芦屋川。芦屋川は地元では「日本のセーヌ川」と呼ばれ世界遺産を目指したこともありました。美しい桜もさることながら、川沿いには美しい建築物が多いのです。桜も有名ですが松も有名。松は芦屋市の市松にもなっています。

アクセスはJR芦屋駅から徒歩5分。芦屋には新快速が止まるので、大阪・京都からも1本で来られます。

川沿いにあるカトリック芦屋教会。1956年に建てられました。ステンドグラスが美しくなんとも言えません。阪神大震災では神戸市内にある数々の教会が倒壊しましたが、芦屋教会は生き残りました。ちなみに、隣にある建物は税務署です。

芦屋仏教会館ですが見事な洋館です。なんと建てられたのは戦前の1927年。免震構造をしているので、震災でも耐え抜きました。

最後にご紹介するのが神戸市を流れる都賀川。都賀川の特徴は川幅が狭く水量が多いこと。なので、水遊びには最適。子供が元気に川遊びをしてくれます。身の回りの桜が綺麗ですよ。黄色のランプが光ったら急に水かさが増すので、急いで川から離れましょう。

最寄りはJR神戸線の摩耶駅。摩耶駅は2016年3月26日、できたてホヤホヤの駅です。周りは住宅地しかありません。摩耶駅から都賀川まで徒歩10分です。