長野県の松本までは、新宿駅から特急あずさで約2時間半かかります。名古屋からは特急しなので約2時間です。
今回は、松本でさくら肉を食べます。信州は、古くから俊馬の産地でした。平安時代には朝廷直轄の「信濃十六牧」と呼ばれる牧場がありました。
そのため信州では、すきやきやモツ煮として食され、1965年頃(昭和40年代)に、冷凍技術の発達に伴い、刺身も食べられるようになり、馬肉文化が定着しています。
松本駅から徒歩5分ほど。1899(明治32)年にオープンした老舗の料理屋さんです。なんとここ「新三よし」では、しゃぶしゃぶで馬肉を食べることができます。
営業:月~金11:50~13:30(LO13:10)
月~土17:00~22:30(LO21:20)
定休:日曜、年末年始
かつては松本城の近くで料亭をしていた店ですが、現在は駅方面に移転しています。店内入口には、料亭時代の歴史を感じさせる調度品がたくさん並んでいます。
馬刺しもいろいろな種類を食べられます。大動脈、レバー、ハツ、極上霜降り、たてがみ、赤身。ただし、熊本の震災の影響で、内臓系はなかったです。
こちらは刺身三種盛り1700円で、赤身、霜降り、たてがみです。
オリジナルしゃぶしゃぶ鍋2630円(200g)。馬肉をすき焼き風にしていただく桜鍋はよくありますが、しゃぶしゃぶはかなり珍しいです。
鰹節のきいた和風だしで、馬肉をしゃぶしゃぶして、柚子こしょうでいただきます。なかなかの美味。
さくら肉は、牛肉の3.5倍、豚肉の6倍ものグリコーゲンが含まれているため、舌にのせたときに固有の甘味や旨みが感じられます。
馬肉の串焼き7種セット1930円は、カルビ信州りんご巻き、たてがみ長ネギ巻き、軟骨入りつくね、あばら肉生姜挟み、モツ長ネギ挟み、レバー、アキレス玉ねぎ挟みです。焼き物は内臓系もあるようです。
ちなみに、さくら肉は、信州、東北、九州、イタリア、カナダなどから仕入れているといいます。
きのこ天ぷら680円は、デッカイなめこ、しいたけ、生きくらげなどの天ぷら。そば、岩魚料理、サーモンなど、信州名物をいろいろといただけます。もちろん地酒もあります。馬肉や信州料理を堪能して、お店を出ます。
夜の松本の街をお散歩します。
さすが歴史のある町だけはあり、歩いていると、歴史を感じる石碑などがちらほらと見受けられます。
国宝、松本城に到着しました。堀の水すがたを映す、夜の松本城は、とても見ごたえがあります。
美しい松本城を堪能したら、ホテルに帰ります。飲み足りない人は、ハシゴするのもよいかもしれません。
昼間の松本を観光するなら、こちらのプランで。
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