会津若松駅。会津若松エリアの観光スポットへは、30分間隔でまちなか周遊バス「あかべぇ」と「ハイカラさん」がまわっているのでとても便利!あかべぇとハイカラさんはそれぞれ逆回りで観光スポットをまわっています。運賃も1回210円、1日フリー乗車券が500円とお得。今回紹介する飯盛山へも、あかべぇとハイカラさんが走っています。
両脇にお土産屋さんが並ぶ通り道で、「どこから来たの?」と話しかけられ、「新潟から来ました!」と言うと、「それなら白虎隊知らないでしょ?白虎隊記念館から見た方がいいよ!」、「何もわからないまま行くよりも、白虎隊のこと知ってからの方が飯盛山で内容入ってくるよ!」と割引券までいただいたので、行ってきました。受身モードで白虎隊記念館に立ち寄りましたが、これが行って大正解!2階で10分間の白虎隊のアニメがエンドレスで流れていて、白虎隊のことを何も知らず行っても理解できます◎
白虎隊とは、会津藩が構成した16-17歳の軍隊。会津藩は旧幕府軍の敵と見なされ、新政府軍の標的になります。当初は予備兵力とされていた白虎隊でしたが、出陣することに。しかし、新政府軍の一斉射撃を受け、負傷した白虎隊20人が飯盛山へと退却します。飯盛山で黒煙に包まれる鶴ヶ城を見て、20人全員が自刃します。自刃後、1人生き残ったため、白虎隊の話が後世へと受け継がれています。
会津若松市内を一望できるスポットであると同時に、白虎隊が黒煙に包まれる鶴ヶ城を見たとされる場所。矯正視力1.5あるわたしが見ても、鶴ヶ城どこ???状態。白虎隊は鶴ヶ城周辺の城下町が燃えているのを見て、鶴ヶ城が落城したと早合点したと言われていますが、早合点してしまった理由も、ここに来たらうなずけます。
飯盛山で自刃した19人の慰霊碑。鶴ヶ城を見て、どんな想いで自刃したのだろうかと、胸が締め付けられます。自刃した19人の慰霊碑の近くに、戦死した白虎隊の慰霊碑もあります。
白虎隊自刃の地。喉を突く者や、お互いを刺し合う者がいたそうです。遺体は戦後も見せしめのために放置されていました。自刃後の生き残りの1名がこの話をしたのは、晩年になってからと言われています。
会津若松には、飯盛山や白虎隊記念館の他にも白虎隊関連の観光スポットがあります。是非、お立ち寄りください!
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