金沢文庫駅へやってきました。ここから有名な金沢文庫や称名寺・市民の森等金沢区の有名観光スポットへむけて歩きます。約15分くらい歩きます。夏は麦茶を準備していきましょう。
なんと美しい庭!お寺とは思えないこの景色!!三渓園もびっくりの景色ですね。夏のこの時期、セミの声を聴きながら庭園を眺めるのはまさに最高の贅沢ですね。抹茶とか飲みたい気分だったのですが、寺内にはなかったのでもってきた麦茶で我慢します。
これが本堂です。厳かな雰囲気の漂う建物です。この寺は北条氏の一族である金沢北条氏の祖、北条実時が開きました。創建時期については確実なことはわかっていないのですがが、1258年頃、実時が六浦荘金沢の居館内に建てた阿弥陀堂がその起源とされているそうです。
このように称名寺では多くの人が落ち着いた休日を楽しんでいます。都会の喧騒から離れ、緑の多い自然の中で虫の鳴き声を聞く午後もたまにはおすすめです。
称名寺の庭園内には人に慣れたかわいい猫がいました。人が周りにいるのに逃げずに自分の体をなめまくる猫。かなりかわいい猫でした。きっと称名寺では人気者なんでしょうね。
お堂と庭園を楽しんだら、称名寺内にあるこのトンネルを通って、金沢県立金沢文庫へ向かいましょう。トンネルの壁には独特なデザインになっており、不思議な気分になります。
そして金沢文庫へ。北条実時は明経道の清原氏に漢籍訓読を学ぶ一方で嫡系の北条政村の影響で王朝文化にも親しんでいた文化人でした。実時は鎌倉を中心に金沢家に必要な典籍や記録文書を集め、収集した和漢の書を保管する書庫を金沢郷に創設しました。それが金沢文庫の起源です。その後紆余曲折を経て、現在は資料館になっています。この日は企画展「泥亀永島家の面影~永島家文書とその世界~」を開催していました。入館料は250円でした。