JR大糸線信濃大町駅
ここは北アルプス山麓地域/アルプス登山/黒部ダム・アルペンルートの玄関口であり、たくさんの人が行き交う旅の駅。
大糸線は南は中央本線、北は北陸新幹線へと接続します。
東京へは特急あずさが毎日運行されており、松本城のある松本駅へも繋がります。
駅向かいからは白馬〜新宿間の高速バスも1日7便の運行があり、東京から来やすい地域です。
黒部ダム・アルペンルートへもこの駅からトロリーバスの扇沢駅まで向かうことができます。
信濃大町駅周辺の大町市街地。
ここは100年前まで日本海と信濃を繋いでいた塩の道街道の宿場町でした。
その後黒部ダム建設が始まり、たくさんの工夫で街は賑わいました。
蔵が並ぶ街道と、路地裏の飲み屋街、人の少ない駅前アーケード、やってるかどうかわからない地元の名店。
そして、全方位山!!な山岳地域ならではの景観。
どローカル臭漂う田舎町の趣を味わえる町並みです。
信濃大町駅からバスで扇沢駅へ向かい、トロリーバスに乗り換え黒部ダムへ。
長野県と富山県の境にある日本で一番大きな(壁の高さ)ダム。
50年前に造られた巨大なコンクリートの塊と切り立った山々の景観は息を呑むほど圧巻な景色!!
ダム湖の遊覧船ガルべ乗船すれば、エメラルドグリーンの湖から立山連邦の山々を見上げることができる。
ガルべ乗船場から奥に見えるつり橋を渡ると、国有林のブナ林が広がります。
ここの壮大な森!!の木漏れ日は美しすぎる。
マイナスイオンに包まれるひと時を堪能できます。
大町市美麻中山高原内にあるラビットさん。
お店の周辺の高原の丘は、春は菜の花畑(NHKドラマおひさまのロケ地にもなった)で一面黄色い花に覆われ、秋はソバ畑となり一面白い花で覆われます。
ここでいただけるお食事は、地元のジビエ(獣肉)や自家菜園で育てたお野菜を使った手作りのもの。
どれもこれも自然の暖かみのあるお料理ばかりです。
写真:鹿スープカレー温玉のせ(野菜サラダ、ご飯付)1,400円
農園カフェラビットHP>>
http://nouencafe-rabbit.com
農園カフェラビットさんがある中山高原内にある自家焙煎のカフェ美麻珈琲さん。
ラビットさんの山を挟んで反対側にあります。
高原のゆったり流れる時間と、香ばしい珈琲の香りは贅沢過ぎる時間。
土日の日中は少し混んでいることがあるので、平日や夕方くらいの時間帯がのんびりするにはオススメです。
美麻珈琲HP>>
http://www.miasacoffee.com
紅葉がとても有名な霊松寺-reishouji-
「お葉付き銀杏」と呼ばれる葉のついた銀杏(いちょうの実)を見つけると子宝に恵まれるという言い伝えがあり、黄色い絨毯の落葉をかき分け銀杏を探す人がたくさんおられます。
なんとなくですが、きっとパワースポットです。ここ。笑
大町市の町並みと見下ろし、北アルプスの山脈が真正面に眺望できる展望台。
恋人の聖地にもなっており、ハートのモニュメントが設置されています!
この見晴らしはなかなかのドキドキ感。
ベタベタに、恋人同士でこのハートの中に入り写真を撮るのもきっと楽しいはず!笑
高瀬渓谷の中にある秘境!
葛温泉のかじか荘の露天風呂は、大町に数ある温泉の中でも特にオススメです。
切り取られたように、風呂の外の森が映し出せれます。
葛温泉は、大町温泉郷にもお湯を分けている大町の大湯元で、3軒の温泉宿が並んでいます。
かじかそうは日帰り温泉の入浴時間が10時〜15時までなので、入浴の際はご注意ください。
無人駅簗場駅-yanaba-を降りると、そこには湖面をキラキラさせた湖と、まっすぐ伸びる橋。
その向こうには正面に鹿島槍スキー場の山と、小さな集落が広がります。
日本の田舎と自然の癒し感半端ない中綱湖-nakatsuna-
ここは大町市以北、白馬村との境にあります。
大町市には仁科三湖と呼ばれる3つの湖があり、その中の中央に位置する一番小さな湖です。
春は桜が咲き誇り湖面に映し出されます。
夏は湖の向こう側に大きな入道くもがかかり、THE日本の夏を感じることができる景色が広がります。
青々とした田んぼの絨毯と、白とピンクの蓮の花。
朝は湖の向こう側から太陽が昇り湖面をオレンジに染め上げます。
冬にはたくさんたくさん雪が降り積もり、湖は雪と氷で真っ白な湿原のような姿に変わります。
なんてことない観光地なんて呼ぶにはおこがましいんだけど、素朴でゆるりと流れる時間は特別なものとなるでしょう。
中綱湖畔の集落の中にあるゲストハウスカナメ。
小谷村にある古民家ゲストハウス梢乃雪の2号館で「田舎の入口」「初めての旅」をうたう田舎系ゲストハウス。
地域で採れた野菜や米、果物を使って食事はその日集まったゲストとスタッフで共同調理をして食べるという珍しいスタイルです。
泊まるお部屋は男女別の相部屋雑魚寝スタイル。
まるで修学旅行のような夜!
昭和レトロ感漂う家には、アンティーク食器や古めかしい家具が並びます。
初めて来たのに、なぜだか懐かしい!
そんな日本家屋で、ゆっくりと流れる田舎の時間を存分に楽しみたい。
そんな宿。
ゲストハウスカナメHP>>
http://tabiyado.jp
ゲストハウスカナメFb>>
https://www.facebook.com/kozuenoyuki2/
北アルプス山麓地域南端の鹿島槍スポーツヴィレッジ。
中綱集落から見上げた真正面がスキー場のゲレンデになっていて、集落の中から伸びるリフトを登り、降りた先には写真の景色がどん!!
北アルプス鹿島槍の麓にゲレンデフィールドが広がっているのです。
良質なパウダースノーに恵まれ、国内外から多くのスキー/スノーボード客で賑わいます。
メインゲレンデにある大型のレストハウスにはムラサキスポーツ、レストランなどの飲食施設、大浴場、宿泊スペースまで完備されています。
ゲストハウスカナメよりリフトまで徒歩2分。
中綱集落から車で20分ほど、鹿島槍スポーツヴィレッジから山沿いに南に山道を進んだ小熊山山頂。
木崎湖を眼下に見下ろし、運が良ければ写真のように雲海と日の出が見える場所です。
こちらの写真はゲストハウスカナメの朝活での光景です。
写真で伝えることなんてできない!!!
そんな絶景が広がります。
息を呑む。そんな景色。
「死ぬまで訪れたい〜」
個人的にそれ程の価値のある景色だと思う場所です。