新潟県新潟市秋葉区小須戸町は新潟駅からバスで約1時間のところにある町です。
江戸時代には「郷(田舎)に在る町」という意味の在郷町という分類をされていた場所だそうです。
当時は「町」は商売をすることが許された場所、「村」は作物などを生産する場所とされていましたが、小須戸町ではその両方が行われていたこともあり、それが在郷町と言われる所以だそうです。
現在も自分の畑でつくった野菜を販売するための定期市が立つなど、昔からの慣習が残っています。
今回はそんな町を歩いてみました。
お腹が減ったので、何かが食べられそうなお店を探していたところスナック喫茶と書いてあるお店を発見しました。
スナックとなると夜に営業している印象でしたが、ランチや軽食での営業もしているということでこちらのお店に入ってみることに。
隣のお寿司屋さんも気になったのですが、お店の前に自転車が停まっていて、入っていいものか分からなかったのでやめました。
■営業時間 11:30〜24:00
■定休日 木曜日
■住所 新潟県新潟市秋葉区小須戸375-1
店内は落ち着いた空間が広がっており、カウンター席とテーブル席がありました。
見たところおそらく2階にも席がある様子でした。
コークハイのポップが店舗向けの宣伝ポップをそのまま貼ってしまっている様子だったのですが、それもまた味がありました。
メニューを見てみるとランチメニューから軽食メニュー、さらにはパフェまで様々なものがありました。
野菜炒めランチ(¥680)を注文したところ、たっぷりの野菜が入っていて大満足の量と味でした。
店を出て歩いて行くと昔ながらの豆腐屋さんがありました。
長年こちらに店を構えていてなんと現在は4代目のご主人が店に立っているんだとか。
店の前には最近の街中ではなかなか見かけることのない「飛び出し坊や」もいました。
■営業時間 7:00〜19:00
■定休日 日曜日
■住所 新潟県新潟市秋葉区小須戸3752
新潟県と長野県を流れる日本一長い河川、信濃川を渡る小須戸橋のところへ行ってみました。
ここの土手が好きなんです。
なんだか『金八先生』の通学路の土手を彷彿させる気がしませんか?
小須戸は舟運で栄えた町と言われていますが、かつてはこの信濃川を多くの舟が通っていたそうです。
そこから歩いて小須戸商店街へ行きました。
昔ながらの街並みが広がっています。
見たことないような自動販売機があって気になりました。
「Lucky Bull」という缶を持ったブルドッグの絵が描かれていますが、レッドブルを意識しているのでしょうか?
http://www.kosudo-sci.or.jp
また、既に閉まっている東芝のお店の前には珍しい乾電池の自動販売機がありました。
もう既に使えない様子でしたが、思わず触ってしまいました。
商店街をさらに歩いて行くとカフェを発見し、入ってみました。
こちらは町屋をリメイクしてカフェにしたとのことです。
町屋というのは商人や職人の住居のことを指します。
■営業時間 10:00〜16:00
■定休日 月曜日
■住所 新潟県新潟市秋葉区小須戸3602
https://s.tabelog.com/niigata/A1501/A150101/15014425/
メニューはおしゃれなカフェメニューがたくさんあります。
その中でも徳永豆乳ソフトクリーム(¥260)を注文しました。
なんとこの豆乳は先ほど通ってきた徳永とうふ店の豆乳を使用しているということで、地域に根ざしたカフェだということが分かりました。
豆乳の程よい甘さが口に優しい味でした。
店内はフォトジェニックなスポットとしても盛り上がっているようで、写真撮影の許可をいただいたときに「ぜひこっちも撮って行ってください」と店員さんに勧められるほどでした。
実際にそのアングルから撮らせてもらうと、写真撮影に自信のない私でもいい感じの写真が撮れました。
こちらではアーティストの方による個展なども行われているそうで、カフェにゆかりにある人の商品も販売されていました。
町屋が有名だという情報をカフェで伺ったため、町屋を見て回っていたところなんと見学施設を発見しました。
しかし、この日は管理者の人がお出掛けのため不在で入ることができませんでした。
なんと「吊るし雛」というとても素敵なものが飾られている町屋ということで、凄く入りたかったのですが残念です…。
Facebookページには中の様子が書かれているので見てみてください。
■営業時間 10:00〜16:00
■定休日 水曜日
■住所 新潟県新潟市秋葉区小須戸3608
https://m.facebook.com/hina.no.machiya/
小須戸で1番大きいのではないかと思われる神社へ向かいました。
狛犬が異常に多いのが特徴のひとつです。
公園と呼ばれる部分もありますが、元々ブランコだった部分はすっかり錆びてしまい、うんていもずいぶん背の低いものなので、遊んでいる子供はほとんどいません。
■住所 新潟県新潟市秋葉区小須戸3732
少し歩いて行くと子供でも遊べる公園を発見しました。
しかし、誰も人がいないのでブランコで遊んでみました。
「あはは…あはは…………ふぅ…」
1分で虚しくなって公園を後にしました。
こちらのお店をご存じでしょうか?
新潟県で有名なホームセンター、コメリです。
あまりチェーン店がない小須戸ですが、そんなところにもこのお店はあって地域の人々の生活を支えています。
■営業時間 9:30〜20:00
■定休日 年末年始
■住所 新潟県新潟市秋葉区小須戸309
http://www.komeri.bit.or.jp/smt/
また、こちらのお店は新潟県の新津を中心に8店舗展開するにいつフードセンターです。
こちらもコメリと同じように地域に根差して暮らしを支えるお店です。
■営業時間
[通常]10:00〜20:00
[日曜]9:00〜20:00
■住所 新潟市秋葉区小須戸108番
http://www.niitsufood.com
美味しい焼鳥を食べたい人はここへ!
1本¥90〜という安い価格で焼鳥を楽しめます。
持ち帰りもできるので、購入して夕飯のおかずにする人も多いようです。
■営業時間
[平日]15:00〜20:00
[土曜]14:00〜20:00
[日曜]12:00〜20:00
■定休日 無休
■住所 新潟県新潟市秋葉区小須戸107-8
https://s.tabelog.com/niigata/A1501/A150101/15011693/
こちらのお菓子屋さんでは小須戸名物「おか免菓子」を購入することができます。
板状のお菓子の表面にずらりと並ぶかわいらしいおかめ顔。
ひと口食べると、玄米の香ばしい香りとほどよい甘さが口いっぱいに広がります。
また、隣には洋菓子店がありケーキなどが販売されています。
■営業時間 11:00〜19:00
■定休日 火曜日
■住所 新潟県新潟市秋葉区小須戸3631
小須戸町で有名なものをご紹介します。
それは「きむらのふるさとアイス」です。
夏季限定で販売しているアイス屋さんですが、小須戸で知らない人はいないほどの人気のお店です。
私のオススメは砂糖の甘さが嬉しい白アイスです。
この日は小学生が校外学習で訪れていたのですが、お店のご主人が「きむらのふるさとアイスを食べたことがある人〜!」と聞いたところ全員が手を挙げていました。
■営業時間 9:00〜18:00
■営業期間 7月上旬〜9月上旬(2016年は9月11日まで)
■住所 新潟県新潟市秋葉区小須戸3680
なんとこちらのアイスは持ち帰りも可能です。
パックに詰められたアイスもいいですが、作りたてのアイスを購入することも可能なんです。
注文するとその場でカップに盛ってビニールをかぶせてもらえる作りたてのアイスは、柔らかくて食べやすいですよ。
また、作りたてだと白アイスにバニラアイスを加えた「白バニラ」などを楽しめるのも魅力です。