やってきました美保関町。この島根半島の東、小さな漁師町である美保関は、出雲御三社の一つ「美保神社」を抱えるなど、神の国・山陰にふさわしい神聖な地域です。境水道大橋を渡り、海岸沿いを走ると境港から約10分でたどり着くことができます。鳥取県西部地区から近いのですが実は島根県松江市なのです。
美保神社にやってきました。この神社では「三穂津姫命」、「事代主神」をお祭りしています。この神社名「美保」は三穂津姫命に縁があります。境内から勾玉の破片や土馬が発見されおり、天平5年には社が存在していたという歴史のある神社です。建物や、数多くの楽器など、国の重要文化財になっているものがたくさんあります。それでは近くを散策してみましょう。
美保神社の境内から青石畳通りへ。非常に風情のある門をくぐると細い路地のような道があるのですが、それが青石畳通りです。
まさに別世界へと移動したかのような独特の雰囲気、青石畳み通り沿いでは、歴史を感じさせる旅館や老舗の醤油藏など、古き良き時代を感じることができます。これらの家では今でも人々が生活をしているので生活感に溢れています。消えゆく日本の路地の原風景がここ美保関には残っています。
美保関灯台に到着。灯台には入れませんが、カフェがあったり、展示があったり楽しめます。さらに日本海の大パノラマを楽しむことができ、晴天の日には隠岐の島までを見渡すことができます。