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【マレーシア在住が教える】マレー鉄道の旅!ペナンまで新型特急で4時間になりました!

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2016/09/18
【マレーシア在住が教える】マレー鉄道の旅!ペナンまで新型特急で4時間になりました!
最近、ついにマレー鉄道の新型特急ETSが、マレー半島北部のタイ国境近くまで開通!その途中のペナンまでも鉄道でかんたんにアクセスできるようになりました。所要時間は3時間半〜4時間。 沢木耕太郎の「深夜特急」に憧れて、マレー鉄道の旅を計画していた方もスケジュール的に無理…とあきらめることはもうありません?!
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KLセントラル

列車は、クアラルンプールの「KLセントラル」駅を出発します。そのとなりの「クアラルンプール駅」からも乗車できますよ。チャイナタウンに宿泊の方は、クアラルンプール駅のほうが近いかも?たいした距離ではありませんが。
KLセントラル駅のプラットフォーム。「南行きプラットフォーム」って書いてありますが、北行きのETSもここから出発します(笑)ほぼ定刻通りに出発!!

KTM

車両はデビューしたてなのでまだまだキレイ。しかし、座席の半分が反転している仕様なので、進行方向を考えて座席を取らないと酔っちゃうかも。。。。
グループ旅行や家族連れには、2席分だけ向かい合わせのボックス席もあります。車両の一番前はかなり足元広々なので、荷物のある方などはこの席がオススメ。ちなみに荷物棚もありますし、スーツケース置き場もありますよ。
車両は中国製のようです。

KTM

チケットは、KLセントラル駅のカウンターのほか、KTMのサイトからオンラインで買えます。トップページが全面マレー語なので若干ひるみますが、「Eチケット」のページは英語なので大丈夫。カード決済できます。いまだにオンラインで切符が買えないJRの新幹線より進んでいます。。。
列車は「ゴールド」と「プラチナ」の2種類あり、時刻によって運行列車が変わります。停車駅の違いだと聞いていたのですが、行きが「ゴールド」、帰りは「プラチナ」に乗ったら、帰りの列車はおやつが出ました。。。。あと、プラチナ車両はWiFiが飛んでいました。繋がらなかったけど。。。。
ペナン島最寄りのバタワースまで、ゴールドで4時間58リンギ、プラチナは3時間半78リンギでした。

KTM

列車はKLを出発し、途中でKLから2時間くらいの地方都市イポーを経由しながら進みます。イポーはおいしい飲茶やもやし料理など、ペナンと並んで美食の街として有名なので、途中下車してもいいですね。
車窓はこんなジャングルや、見渡す限りのカンポン(田舎)の風景も。。。。クルマで高速道路を使って訪れていたらきっと目にしなかった光景です。「世界の車窓から」の気分が味わえますよ!

KTM

小さなカウンターのみの営業ですが、食堂車が付いています。売っているのはコーヒーなどの飲み物と、サンドイッチ、ナシゴレンやシュウマイのお弁当など。独立記念日でセットメニューを展開しています。
食堂車の横には、イスラム教の方のための礼拝スペースがあります。
お手洗いは、こういう列車内にしてはまずまずキレイなほうでした。トイレットペーパーもありました。でも念のためティッシュ持っていきましょう。
あと、車内はめちゃくちゃ寒いので、女性はひざかけ必須です!!!!

KTMバタワース

4時間かかってペナン島の対岸、半島側のバタワースに到着しました!!バタワース駅の目の前にはバスターミナルがあるので、高速バスでやってきた場合もここで降ろされます。
ここからペナン島まではフェリーで移動します。

バタワースフェリーターミナル

バタワース駅を出たら「フェリー」と書いてあったので、「フェリーターミナルはこっちなんだな」と看板の向きに歩いて行こうとしたところ、なぜか警備の人におしとどめられ、駅正面からシャトルバスに乗るよう言われます。警備の人はマレー語しかできなかったので、推測ですが。。。シャトルバスは無料です。
ちなみにペナン島からの帰りのときは、シャトルバスが見つからず、人の流れに合わせて歩いてきたら、この「フェリー」の看板のところに出てきたので、やっぱり行きも歩いて行けたはず。。。。
フェリーは大人1・2リンギと激安!!しかもお金払うのはバタワースから乗る時のみです。ペナン島側には改札がありません。乗車時間は20分ほど。15分おきくらいに運行しているようですが、時刻表はありませんでした(笑)いよいよペナン島に到着〜!!

クアラルンプール(マレーシア)×旅行・観光のプラン
※ 記事の情報は取材時点でのものとなりますので、変わっている可能性があります。