ジョージタウンの中、「Chambell Street」を一本入ったところにお店があります。小さなお店ですがお客さんがぎっしり。この日は、マレーシアデーの3連休初日のうえ、チャイニーズが大切にお祝いする「中秋節（十五夜）」が重なった祝日でしたので、席を見つけるだけでも大混雑！！！
こちらのお店の特徴は、おばちゃんが点心をワゴンに乗せて売り歩いていること。昔ながらのワゴンスタイルのお店って、最近少なくなっているようです。おばちゃんは、蒸し物だけでなく、ごま団子などの揚げ物や、焼き餃子、大根もちなども売りに来ます。この日は店内大混雑でおばちゃんもてんてこ舞いでしたが、普段は「おばちゃんの押し売りが強い」という声も（笑）
食べたいものを選んだら、おばちゃんが伝票に記入してくれます。1つ100円前後から300円前後までとリーズナブル。
さらにここのお店のポイント高いところは、マレーシアの飲茶のお店でありがちな甘くてどろっとしたお醤油ではなく、薄口の普通のおしょうゆがテーブルに備わっているところ。
実は2日連続で行きました（笑）翌日は混雑もそれほどではなくて、おかゆ食べたいな〜と思って注文したら、なんと！おかゆまでワゴンサービスで売りに来る！！ クアラルンプールにもワゴンサービスの飲茶のお店は何軒かありますが、おかゆのワゴンは初めて見た。ガスボンベがくっついて、冷めないようになっています。よくできてる！
おかゆは、ピータンに豚のミンチやらが入ったしっかり味。中華のおかゆってなんでこんなにおいしいんだろ〜！！
ペナンといえば、マレーシア１の美食の都。チャイニーズだけでなく、マレー系もインド系も口を揃えて「ペナンの食べ物はおいしい」というのだからお墨付きです。しかし、ペナンのチャイニーズは福建出身が多いためか、広東や香港で食べられる「点心（Dimsum）」はイマイチという評判も。こちらの「大東酒楼」はそんなペナンのなかで、地元っ子も認める飲茶の名店です。