標高132mの勝山の山頂にある本丸目指して、ロープウェイに約3分乗車します。
リフトの場合は、6分で到着します。
【ロープウェイ往復+観覧料】
大人:1,020円 小人:410円
【アクセス】
JR松山駅から市内電車で約10分、大街道で下車、徒歩5分
道後温泉駅から市内電車で約12分、大街道で下車、徒歩5分
ロープウェイを降りて10分ほど歩いて、本丸へ。
山腹からの敵の進入を防ぐ「登り石垣」は見事!!
登り石垣を拝めるのは、現存天守で松山城と彦根城のみです。
180度の急カーブの先にあるのが、戸無門。
ここで、最初に敵に攻撃する仕掛けが!
櫓や渡塀があり、敵の頭上から矢や石落しの攻撃をします。
次に現れるのが、松山城最大の門 筒井門。
三之丸・二之丸から本丸へ向かう櫓門で、最重要かつ堅固な門です!
敵を突破させないため、ここにも仕掛けがあります。
門の壁でひときわ色の明るいところは、「突揚戸(つきあげど)」
板戸を跳ね上げ式に外へ開き、棒で支え、鉄砲や弓矢で攻撃をします。
石落しもあり。
筒井門の奥の石垣の陰に隠された 隠門。
筒井門突破に気をとられている敵の背後を、奇襲攻撃!
城は全てにおいて、ぬかりがありません。
本丸広場に到着しました☆
敵がなだれ込んでくると、総力戦の場になります。
(大河の合戦シーンを妄想(*_*))
かつては、渡塀も張り巡らされていました。
桜並木もあり、日本さくら名所100選にも選ばれています。
松山城の創設者は、加藤 嘉明。
関ケ原の戦い(1600年)で徳川側に従き、陸路で石田三成勢と激突!
戦功を認められ20万石を得て、1602年より松山城を築城しました。
その前は淡路の志知城主となり、淡路水軍を率いています!
豊臣VS北条の小田原攻め(1590年)では、豊臣勢の水軍として、また朝鮮出兵でも淡路水軍を率いて参戦しています。
水軍に加えて、陸上の戦にも長けた武将といわれています。
天守が見えて、歓喜\(^o^)/
大天守、小天守、北隅櫓は渡櫓で結ばれ、国の代表的な連立式天守を有する城郭です。
大天守は三重三階地下一階の層塔型天守。
築城当時は、五重でした。
切符売り場の付近が、最も天守にズームインでき、フォトスポットです☆
ただし、連立式天守を収めたいときは、もっと後ろから撮りましょう!
櫓や天守の内側は、小広場となった枡形(ますがた)になっています。
城攻めでは、集中攻撃の修羅場と化す場。
敵は袋のねずみです(;゚Д゚)
小天守の内側から、大天守を眺めることができます。
絶景!
大和魂、侍スピリッツが刺激されて仕方がないです。
とてつもなく狭い狭間を覗くと、侍気分を味わえます。
矢や鉄砲の腕がたつ者でないと、役目を果たせないでしょう!
わかりやすい石落しも、必見です☆
小天守から本丸広場を眺めることができます。
山城は最強の眺め!!
天守の前に、櫓をいくつも配しています。
手前が馬具櫓、奥が太鼓櫓、巽櫓。
本丸広場も丸見えで、敵の行動を、粒さに掴めます。
大天守から松山市内を眺めることができます♪
瀬戸内海も見渡せる防衛態勢です。
敵を徹底的に寄せ付けません!!
時間が許せば、各櫓も見て回りたいところです。
松山城ロープウェイ街から徒歩2分、秋山兄弟生誕地に到着します。
日露戦争で活躍した秋山好古陸軍大将と、秋山真之海軍中将の生家が復元され、銅像、直筆の書、史料が展示されています。
ここは大将の家だ、という懐の深さを感じられる空間です。
司馬遼太郎先生ファンで長編小説「坂の上の雲」を読んだ方は、寄りたい場所ですね。
坂の上の雲は、2009年~2011年にNHKでドラマ化されています。
【観覧時間】
10:00~17:00(入館は16:30)
【入場料】
大人300円
【HP】http://www.akiyama-kyodai.gr.jp/
松山城ロープウェイ街の終点にある電停大街道から徒歩2分、坂の上の雲ミュージアムがあります。
司馬遼太郎先生の「坂の上の雲」の世界や、明治の時代背景が展示されています。
【営業時間】
9:00~18:30(入館は18:00まで)
【観覧料】
一般400円
【HP】http://www.sakanouenokumomuseum.jp/