岡山城のある烏城公園へやってきました。公園内を歩いていると旭川を挟んで岡山後楽園があるのですがこれがものすごくよい景色なんです!それではこの景色を楽しみながら岡山城へ行ってみましょう。
歩いていると見えてきます。岡山城!黒い色がとても印象的なお城です。岡山城は天下人となった豊臣秀吉に身内並みに厚遇されて大大名となった宇喜多秀家が秀吉の指導を受けて築城し、8年の歳月を費やして建造されました。
岡山城にはもちろん櫓もあります。この月見櫓は岡山城本丸跡に現存する唯一の櫓です。中の段の北西隅にあり、城の裏口を守護する役割を担っていました。小早川氏の改易後岡山城に入った池田氏が、中の段の拡幅を行った時に建てた櫓です。かつて岡山城内に35棟あった櫓の中でも最新の櫓で、最も優美な櫓だといわれています。特例公開されることもあり中に入ることもできます。
また、岡山城の発掘調査では宇喜多時代につくられた古い石垣も見つかっており、このように岡山城の敷地内において展示されています。
全盛期の岡山城は、全域が32棟の城門で守られていましたが、明治維新後の廃城でこの門1棟を残すだけとなりました。この門をくぐるといざ本丸へ!岡山城の真下に出ます。
これが豊臣家の五大老宇喜多秀家によって城郭が建造された岡山城です!岡山城は天守閣の黒漆塗りの下見板を取り付ける時代の特徴で外観が黒かった為、別名「烏城」と呼ばれています。岡山城は西向きの城構えのため、旭川を城の東背後を流れるように改修し、天然の外堀として活用しています。このように秀吉らの助言により合戦に向いた築城がなされています。
このように岡山城天守閣内には備前焼の土ひねり体験施設「備前焼工房」があります。スタッフとともに小さなお子さんから大人まで簡単に丸皿、角皿、箸置き、葉皿等の備前焼を作ることができます。季節により風鈴やクリスマスリースなど、季節に応じた作品を作るイベントも開催されています。
体験料金:1230円(粘土500g) ※岡山城入館料が別途必要
所用時間:約60分
http://okayama-kanko.net/ujo/kobo/index.html
天守閣の最上階からは岡山市内の景色を楽しむことができます。岡山後楽園を見渡すことを特におすすめします。宇喜多秀家や小早川秀秋も見たであろう岡山の景色を存分に楽しんでください!
料金:大人 300円 (240円) 150円 小中学生 120円 (100円) 60円
観覧時間 : 午前9時~午後5時30分(入館は午後5時まで)
http://okayama-kanko.net/ujo/index.html
そして天守閣から見える岡山後楽園へ行きます。この庭園は今から約300年前に岡山藩2代藩主池田綱政がやすらぎの場としてつくりました。
岡山後楽園と言えばこの池!この池越しにお城が見えたりします。岡山後楽園はものすごく広いです。もし疲れてしまったら和式建築の休憩場もありますので休憩しましょう。
入園料:400円 各種共通券あり http://www.okayama-korakuen.jp/guide/
開園時間
3月20日~9月30日 午前7時30分~午後6時(入園は午後5時45分まで)
10月1日~3月19日 午前8時~午後5時(入園は午後4時45分まで)
そして岡山と言えば実はおかきがおいしい。岡山後楽園内にもおかきを売っている茶屋がありました。お土産などにぜひ勝っていきましょう。ぜひとも宇喜多氏と小早川氏の居城岡山城と岡山後楽園へ!