西成のディープスポットを歩くために新今宮駅で下車。最近は、この周辺にはバックパッカー向けの安宿がたくさんあります。歩いてみると、激安の自動販売機があったり、昼間からお酒を飲んでいる人の姿を見かけたり、ほかの場所では見られない異様な光景が広がります。
このエリアのシンボル的な建物がこちら。日雇いの労働者たちが、職をもとめて集まる場所です。大阪社会医療センター付属病院もこの建物の中にあります。
周辺には、トイレを利用するのが面倒なのか、アンモニア臭ただよう場所もちらほら。
荻野茶屋一帯をあるきます。発見した最安値で1日500円より宿泊できる宿や、月30000円くらいのアパートがありました。激安の古着や作業道具を売る店も。週末のためか、公園では食事が配給されていました。かなりディープなスラム街です。
かつでこの町で暴動が起きたためか、このエリアにある西成警察署は要塞のような頑強なつくりです。この通りには、昼間から飲み屋で酒を楽しむ人や、道端でお酒を飲んでいる人がいます。夜の営業ですが、難波屋さんは、この界隈の有名店です。
この近辺の名物店「スーパー玉出」もあります。1円の商品や、98円のおにぎりセットなど、おそろしく安いです。
この一角を歩くと、こんな世界がいまだにあったのかと、カルチャーショックを受けること間違いなしです。引き戸をはずした玄関に座るつやっぽい女性の姿、その横にいる老女が、道行く男性に声をかけてきます。夜にあるくとネオンで彩られ、より妖艶さが増します。