桃太郎神社は、犬山駅から4kmほど。タクシーで10分くらい(1590円)。徒歩だと30分はかかります。犬山遊園駅からだと3㎞ほど。歩いて20分くらいで行けます。
境内には、浅野祥雲氏による、桃太郎とその仲間、鬼たちの、多数のコンクリートの人形が並び、かなり見ごたえがあります。桃太郎神社の桃鳥居をくぐると、「悪は去る(猿)、病いは去ぬ(犬)、災いは来じ(雉)」と言われます。
この辺りには、桃太郎の鬼退治の伝説が伝わります。桃太郎の鬼ヶ島への出陣を知って最初にかけつけたのはイヌ。このイヌが住んでいたのが、ここ犬山市だとか。また、このあたりには、猿洞(さるぼら)や猿渡(さるわた)、堆ケ棚(きじがたな)といった場所もあるとか。さらにお隣の可児市には、川に浮かぶ鬼ヶ島という島があります。
桃をもつおばあさんと、おばあさんが洗濯をしたときの足跡がのこるという洗濯岩が展示されています。
鳥居の前には、まさに桃から生まれたばかりの、桃太郎がいます。生まれた瞬間から5,6歳児くらいのサイズ。流石は、桃太郎です。
鳥居をくぐり、階段をのぼっていきます。滑り台のようなものがついていますが、滑ることはできません。階段途中に、おじいさんがいます。芝刈りに行く途中でしょうか。
階段の途中にある洞窟は「長命桃くぐり」。ここをくぐると、100歳まで豆に生きられるとか。近くでは、食事を運ぶ鬼がいます。
階段を登り切った正面には、桃太郎一家が勢ぞろい。鬼たちの姿もあり、撮影スポットとなっています。
桃の形の鳥居です。ユニークな神社ではありますが、皇室の方も来ている由緒ある神社です。
桃太郎に退治され、反省している鬼がいます。目からは、ポトポトと涙がこぼれ落ちています。絵馬には桃型のものも。
「悪運はサル」と書かれ像。おみくじを引いて、悪いくじがでたら、このサルの口に入れることで、悪運がサルようです。
お宮の裏手は、自然に包まれたひっそりとした空間。桃太郎の石像などが安置されています。
宝物館では、イヌ、サル、キジが、ハイテンションで出迎えてくれます。きびだんごを作ったという大昔の臼(うす)や杵(きね)も展示。
入館料:大人200円、小人100円です。
営業時:10:00~16:00
宝物館には子どもたちが遊べる公園もあり、退治された鬼や、宝を持ち帰る桃太郎一行の様子が見られます。
背中に乗れるやさしい鬼を発見。何ともいえない表情、体型、ポーズをしています・・・。
宝物館の建物に入ります。桃太郎ゆかりの珍品が展示されています。かつては展示されていたが、放火事件によって消失したも、鬼の骨や桃の化石などは、写真として展示されます。
祭りなどで出動する、宝を積んだ台車でえす。どうやら打ち出の小づちが何者かによって持ち去られたようです。
桃太郎神社のすぐ目の前にあるレストラン桃太郎へ。実は100年以上の歴史のあるお店。名物の、木の芽でんがく600円をいただきます。
お土産として、きびだんごなども販売しています。
電話:0568-61-1576
住所:愛知県犬山市栗栖古屋敷14-3
営業:10:00~17:00(季節により変動)