今回の目的地へは愛知県の近鉄名古屋駅から急行に乗って向かいました。
急行に乗っても2時間、鈍行だとなんと3時間もかかってしまいます。
「もしかしたら本物のスペインに行く方が近いんじゃないの?」と思うかもしれませんがグッと我慢して電車に揺られましょう。
のどかな風景が広がっていて心が洗われます。
そんなこんなで電車の旅を続けること2時間、鵜方駅に到着です。
この駅で降りる人の多くが向かう先は私たちの目的地でもある「志摩スペイン村 パルケエスパーニャ」ということで、駅ではスペイン村のキャラクターのオブジェがお出迎えしてくれています。
駅から直行のバスが出ているのでそれに乗ると10分ほどで到着します。
「志摩スペイン村 パルケエスパーニャ」はスペインの情緒溢れるテーマパークです。
「パルケ」は公園、「エスパーニャ」はスペインという意味で、その名の通りスペインの公園を彷彿させる造りが随所に感じられます。
http://www.parque-net.com/sp
チケット料金については下記をご覧ください。
http://www.parque-net.com/sp/ticket/index.html
「そんなこと言っても地方にあるテーマパークのアトラクションなんて大したものないんじゃないの?」とお思いの方もいるかもしれません。
実はこちらには「ジェットコースター好きのためのジェットコースター」と言われるほどの大型ジェットコースターがあるんです。
その名も「ピレネー」。
スペインとフランスの国境にそびえ立つピレネー山脈をモチーフとしていて、全方向に投げ飛ばされるような感覚になります。
私が今までで乗ったジェットコースターの中で1番の迫力でした。
このジェットコースターのさらに驚くべきところが、とても迫力がある人気アトラクションにも関わらず列の待ち時間が20分ということです。
こちらのアトラクションはディズニーリゾートやUSJのアトラクションのように長時間待つことがないので繰り返し何回でも乗れます。
それにしてもこの「ピレネー」は、小さな子供も平気で乗っているので伊勢志摩の子供たちはこれに乗って強くなるんだなあ…と感じます。
http://www.parque-net.com/parque_espana/attraction/pyrenees.html
「テーマパークといえばキャラクターとのグリーティング!」という方も多いのでは?
志摩スペイン村でもキャラクターとのグリーティングが楽しめますよ。
私たちが行ったときにはまわりに人が全然いなかった主役の「ドン・キホーテ」や志摩スペイン村唯一の女の子キャラ「ダルちゃん」との写真撮影ができました。
「スペイン村ならでは」のアトラクションも充実していますよ。
チャイコフスキー作曲の「くるみわり人形」をテーマにしたアトラクションでは、くるみわり人形の物語を元に人形が動く世界を楽しめます。
さらに最後には写真も撮影してくれます。
http://www.parque-net.com/parque_espana/attraction/kurumiwari_ningyo.html
また、トマトの形の乗り物に乗って8の字にグルグル回る「トマティーナ」はスペインの「トマト祭り」をモチーフにしたアトラクション。
かわいいだけだと思って舐めていると痛い目を見るほどのスリルです。
油断していると振り飛ばされそうになりますよ。
http://www.parque-net.com/parque_espana/attraction/tomatina.html
ちなみにチャイコフスキーはロシア出身の作曲家なのでスペインとの関連性については謎です…。
他にも志摩スペイン村内には多くのフォトジェニック(?)なスポットがあるのも魅力です。
3Dアートの館やスペイン村内のオブジェなど、工夫次第で楽しい写真がたくさん撮れますよ。
お腹が空いたらキャラクターカフェで食事をするのはいかがでしょうか?
テーマパークだとハンバーガーは気軽に食べれて良いですよね。
私は期間限定のカニクリームコロッケバーガーセットを注文しました。
http://www.parque-net.com/parque_espana/restaurant/chicochico.html
また、訪れたのがクリスマスシーズンということもあってサンタさんに会うこともできました。
ツリーの前で写真を取ることができてクリスマスの良い思い出になりました。
さて、気になるお土産コーナーも見てみましょう。
衣類やバッグなどから、スペインっぽい人形、お菓子などのお土産を幅広く取り扱っています。
ぬいぐるみやカチューシャなどもありますよ。
ディズニーやUSJのように多くの人が持っているわけではないので個性を演出できるのではないでしょうか。
また、クリスマスシーズンのこの日はプロジェクションマッピングショーも行われていました。
「真夏の夜の夢~ウィンターバージョン~」というタイトルの矛盾に違和感を覚えながらもスペイン風の建物を活かしたプロジェクションマッピングはとてもきらびやかで素敵でした。
夜までめいっぱいパルケエスパーニャを満喫した後はスペイン村からすぐそこにある「ホテル志摩スペイン村」に宿泊しましょう。
私が訪れたときは1泊のホテル宿泊とパルケエスパーニャの2DAYパスポートがセットになって1万3,000円でした。
景色が非常に良くてホテルの部屋からはリアス式海岸を一望することができます。
ホテル志摩スペイン村については下記をご覧ください。
http://www.parque-net.com/hotel/index.html
ホテル内にあるお土産売り場では伊勢志摩のお酒を購入することができたので色々買ってみました。
伊勢志摩のおつまみやスペインの伝統のお菓子「ポルボロン」と共にいただきましょう。
夕飯はホテル内のスペイン料理のお店でいただきました。
かなりきちんとした形式のお店なので背筋がピンとした思いになるはず。
コース料理かアラカルトから選べるのですが、「デートで来たのなら男性は是非とも奮発してコースを頼んでほしいよね~」という話をしながら女子2人でアラカルトで注文をしました。
「ボカディジョ」というスペイン風のサンドイッチとイカスミのスパゲティです。
男性からしたらきっとイカスミスパゲティなんて食べる女性はお断りでしょうね(笑)
夕食を食べたら館内直結のひまわりの湯という温泉へ。
こちらも宿泊料金に含まれているのがありがたいですね。
朝食はバイキング形式です。
この日の早朝から名古屋に向かって移動をしなければならなかったので伊勢志摩の名物にお目にかかる機会はないかと思いましたが、パンコーナーに伊勢茶ロールやあおさロールなどがあって、ちょっぴり伊勢志摩感を味わうことができました。
実際にスペインに行くよりもずっと近くてお安いですよ。
あなたも「志摩スペイン村 パルケエスパーニャ」へ行ってみてはいかがですか?