広島駅から宮島へ行くには早く辿り着くことができるJRを利用するか、広島を走る電鉄に乗るという2種類の手段があるのですが、今回は安さを重視して広島電鉄を利用します。
広島電鉄を利用して宮島を目指す方におすすめなのが、「一日乗車乗船券」の購入です。
こちらを利用すると、利用日当日の広島電鉄と宮島口から港まで出ている松大汽船の乗降が自由にできて820円です。
広島駅から宮島口の往復と、フェリーの往復だけで通常だと880円かかるのでそれだけでもお得です。
電鉄車内および広島駅電車案内所、宮島口駅売店、各定期券売り場、市内ホテルなどで販売しています。
利用の際は利用日の年月日をコインで削って利用します。
それぞれを2ヶ所以上削ってしまうと無効になるので注意しましょう。
電鉄が身近にない人は電鉄がどんなものだか想像しにくいかもしれません。
「電気鉄道」の略称の電鉄は広島では自動車道の中心部を走っています。
なんと市内は一律160円ということでとても利用しやすい大切な市民の脚です。
ちなみに利用できるICカードはJR西日本のICOCAか広島県圏内のカードのPASPYのみなので注意しましょう。
それ以外は後払いで、お釣りは出てこないため、乗務員さんが希望の乗客の方に両替をして回っています。
宮島行きの電鉄からは原爆ドームも見ることができます。
広島市民の日常の生活の中にはこのように忘れてはいけない記憶も息づいているのですね。
電鉄に揺られること約40分。
終点の宮島口駅の手前の駅で多くの人が降りていったので気になって見てみると、この日はボートレースの開催日のようで、競艇場前に臨時駅ができていました。
海が近くにあることから、多くの広島県民の娯楽として楽しまれているようです。
http://www.boatrace-miyajima.com/index_top.html
宮島松大汽船は、世界遺産・日本三景「安芸の宮島」と対岸の宮島口を結ぶ航路を運航しています。
千年の時を超えて、今なお息づく宮島の歴史浪漫が10分間の快適な船旅の先にあります。
船内は潮風を感じることができる甲板と、悪天候でも快適に過ごせる客室があるので10分間を思い思いに過ごすことができます。
宮島はすぐそこです。
とりあえず小腹が空いたので、宮島名物をいただきましょう。
牡蠣カレーパンには大粒の牡蠣が2つ入っています。
プリプリの牡蠣が食べれて満足です。
宮島のお土産やグルメの中心街がこちらの表参道商店街です。
私が訪れた日はちょうど店員さんがお店に雨凌ぎ用の屋根を設置していました。
宮島のお土産品はこちらで購入しましょう。
宮島表参道商店街には世界一の大杓子があります。
伝統工芸である宮島細工を後世に遺すとともに、杓子発祥の地である宮島のシンボルとして昭和58年に2年10ヶ月の歳月をかけて制作されましたが、展示場所が決まらず14年間倉庫に収められていたものを平成8年12月に嚴島神社が世界遺産に登録されたことと、宮島本通り商店街が宮島表参道商店街に改名したことを記念して現在の場所に展示されました。
多くの観光客がこちらの大杓子と共に写真を撮っていたので、私も1人で撮ってみました。
鹿とツーショットを撮りたくて、人がたくさんいる中で恥を忍んでインカメラで写真撮影。
その場ではうまく撮れたと思っていたのに、よく見たら知らない観光客のおじさんとのスリーショットになっていました。
ちなみにこちらの鹿に餌付けをすることは禁止されています。
こちらが本殿です。
入場料を支払うことで本殿の中に入って能舞台などの部屋を見ることもできるのですが、今回は本殿は入場料は支払わず外から眺めるだけにしました。
外からでもしっかりとした造りが伝わってきます。
宮島水族館(みやじマリン)は3世代のスナメリ一家が見られることで有名な水族館です。
入ろうか悩みましたが、今回は他に行きたいところがあったため諦めました。
また機会があれば行きたいです。
http://www.miyajima-aqua.jp/
ということで今回訪れたのは宮島港からすぐそこにある嚴島フクロウの森です。
2016年1月20日にできた施設で、1階ではひょう猫、2階ではフクロウとふれあうことができます。
フクロウや猫のお土産品もたくさんありますよ。
今回はフクロウとのふれあいに挑戦しました。
http://owls-cats-forest.com/free/owls-itsukushima
館内は森の迷路のようになっている空間で、フクロウが迎えてくれます。
フクロウたちはパフューム(Perfumeは3人とも広島県出身)、サンとフレッチェ(広島のサッカーチーム、サンフレッチェ広島より)、オイスター(広島名産品の牡蠣)、もみじ(広島県の木)など、広島県にゆかりのある名前がつけられています。
ただし、こちらのフクロウたちはあまりお客さんへのサービス精神がないのか、それともおひとり様には優しくないのか一緒に写真を撮ってもそっぽを向かれてしまいました。
必死に良い写真を撮ろうとしたら向かいにいるフクロウからは冷たい視線を浴びせられました。
背中の部分を手の甲を使って撫でることができるのですが、この日はご機嫌斜めの様子だったので触ることはなく終わりましたがモフモフ感に癒されました。
また、リスもいて元気に遊び回っている姿も見ることができましたよ。
牡蠣が食べたくて1軒のお店へ。
なんと焼き牡蠣も生牡蠣も楽しめるお店でした。
しかし、生牡蠣の場合はあたった場合も自己責任…など条件があったため焼き牡蠣でお願いしました。
焼きたての牡蠣はプリプリで味が濃く贅沢な味わいです。
のどごしすっきりのみやじまラムネと一緒にいただだきました。
宮島口へ戻ってきたら訪れてほしいのが「宮島口もみじ本陣」というお土産屋さんです。
一日乗車乗船券には宮島ロープウエーの割引券が付いているのですが、私が訪れたときにはロープウエーが運休していました。
ロープウエーが運行しているときはロープウエーに乗った後でこちらの乗車券を案内所で見せると、もみじ饅頭個とお土産屋の10%割引券をもらえるのですが、運休時期はロープウエーに乗ることなくもらうことができます。
全国各地の旅行先でしか購入することができない旅酒(http://tabi-sake.com/)やもみじ本陣オリジナル商品の「かきまるっ」など、様々な商品をお得に購入することができます。
買い忘れた宮島土産はこちらでどうぞ。