今回は広島駅からJRで向かいます。
電車に揺られること40分で到着です。
これは私があまり広島の地名に詳しくないからかもしれませんが、呉に向かうまでの駅は「矢野」や「坂」など、2文字の地名が多くて独特な感じがしました。
呉に到着です。
駅にはたくさんの観光案内マップがあります。
『男たちの大和』や『坂の上の雲』、『海猿』など多くの作品のロケ地になったのもあって見どころが満載です。
私が訪れた時は『この世界の片隅に』の観光巡りのマップが配布されていましたよ。
また、海自カレーガイドブックなるものもありました。
海自とカレー、一体どのような関係があるのかについてはこのあとお話します。
呉に観光に来た人の多くが訪れるスポットがこちらの施設です。
海軍や海上自衛隊の拠点として使われてきた呉の歴史や造船技術について学ぶことができる歴史史料館となっています。
ミリタリーオタクの人はたまらないスポットに違いません。
こちらには巨大戦艦として有名な大和の1/10スケールの模型が飾られています。
全長が263メートルという大和は昭和20年に実際にその威力を発揮することなく3000人の乗組員と共に沈没してしまいましたが、今でも多くの人に愛されている戦艦です。
そんな大和を細部まで丁寧に表現したこちらの模型は様々な角度から見ることができますよ。
また他にも多くの戦闘機の模型があったり、造船の際に使われる技術について子供でも理解できるような展示がされています。
大人から子供まで楽しめますよ。
「呉といえばカレー」と理由も分からないけれど、呉に来た瞬間に目に付いた海自カレーガイドブックに触発されたので、カレーを食べに行くことに。
ガイドブック内で最も気になったお店を訪れました。
でも、行ってみて初めて気付いたのですが実はここはうどん屋さんだったのです。
でもきちんとガイドブックに載っていたカレーもありました。
うどんが好きな私は悩みながらも、やっぱり呉に来たからにはカレーを食べなければ…ということでカレーをチョイス。
船の形のお皿で海軍カレーがやって来ました。
シーフード入りのカレーでボリュームもあって大満足です。
また、海自カレーは呉駅周辺にたくさんあるのですがそちらのカレーを食べるとシールをもらえます。
ガイドブックに貼ってシールを集めることで特典と交換できる仕組みになっているようです。
出入り口にはお土産のレトルト食品も売っているので、もし気に入ったら家庭で海自カレーが楽しめますよ。
続いてやって来たのはこちら。
今回訪れたときは残念ながら上部は塗装工事中でしたが、本来は大きな潜水艦が目印の建物です。
こちらでは主に海上自衛隊の歴史と活動について知ることができる史料館です。
「海上自衛隊が海の平和を守っているのは分かるけど、具体的には何をしているか分からない」っていう人、多いですよね?
私もそうでしたが、こちらに行ったら海上自衛隊が体を張って海で仕事をしている様子が分かりました。
特に、地雷の撤去作業については手に汗握ります。
気になる方はぜひ訪れてみてください。
この中に海上自衛隊の食事について書いてあったのですが、海軍や海上自衛隊の方は潜水艦の中で金曜日にカレーを食べる習慣があるそうです。
というのも、長い海の中での生活では曜日の感覚がなくなってしまうもの。
そこで金曜日にカレーを食べることで、曜日の感覚をリセットさせるという目的で食べているのだそうです。
これで海自カレーの謎が解けました。
また、外観は塗装工事中ではあったものの潜水艦の中に入って、潜水艦の中での生活を体験することもできます。
海上自衛隊の方の部屋や、望遠鏡、操縦席も実際に見ることができますよ。