駅の外には土佐三志士像の巨大像があります。左から武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎です。
はりまや橋です。札幌の時計台などと並んで、日本三大がっかり名所のひとつに数えられています。高知の豪商である播磨屋と櫃屋のお店を結ぶ私設の橋だったようです。
道路側沿いにあるのが現在のはりまや橋(20m)で、こちらは、はりまや公園にある復元された小さい朱塗りの橋。ちなみに地下の広場には、かつての朱塗りはりまや橋がある模様です。
はりまや橋から、歩いても、路面電車に乗っても、どちらでもいけます。今回は、制作中の忍者本のリサーチもかねての城視察。追手門は2階に窓があり侍が詰められるようになっており、さらに城壁が折れ曲がり、侵入者を多角度から攻撃できる造りになっています。
城の石垣から、謎のでっぱり。高知はかなり降水量が多いので、石樋(いしとい)をつけているということです。右は板垣退助像。
三の丸の石垣はかなり高く、反っています。熊本城の武者返しに匹敵するかもしれません。いちおう武者返しの写真もつけておきます。
二の丸と本丸の間には、詰門があります。忍び視点だと、ここは石垣ではないので、火がつけられそうですが、侍がかなりの数控えていそうで、あまり近寄りたくありません。
二の丸方向からぐるっと回って、先ほどの詰門の二階をとおり、本丸に入ると、天守閣があります。
営業:9:00~17:00※最終入館16:30まで
料金:18歳以上420円、それ以外は無料
定休:12月26日 ~ 1月 1日
こちらは本丸裏手の黒鉄門。門の表面は鉄でおおわれ強固です。二階や壁際から、いろんな攻撃をあびせかけられそうです。
さきほどの詰門からここまでは道がつながっているので、こられますが、途中の道がせまく、上から攻撃できるようなっているので、ここにたどりつくのは至難の技です。城視察終了。
高知城かなか堅牢な守りに固められた城です。
こちらは高知城の追手門の前にある、2017年3月4日オープにした高知城歴史博物館です。
開館:9:00〜18:00※日曜は8:00~18:00
料金:500円※企画展開催時は700円
定休:無休
こちらは新発見された龍馬の書簡です。特別初公開のものです。龍馬が、福井藩の重役である中根石江(なかねせっこう)にあてた手紙。しかも龍馬が大宮で暗殺されるわずか5日前の手紙です。
展示物の数はそれほど多くはないですが、鎧や陣羽織、刀など、洗練されたものが展示されています。
今回の特に注目は、おもしろ兜コレクションです。ウサギの耳、髪の毛の形を真似て作られた受け狙いの鎧兜(3点)、さらに頭巾の形をした兜。
シルクハット、3枚の葉、ベレー帽、富士山、チョウチョをモチーフにした鎧兜です。なかなか遊び心あふれています。
さて、お次は、ひろめ市場へ。ここはフードコートのような形式の飲食店が多数ひしめく場所です。
席を確保したら、好きな店で食べ物や飲み物を購入するというスタイルです。ありそうで、なかなかこんな空間はありません。
こちらは明神丸で、カツオの藁焼きを作っているところ。なかなか見ごたえがあります。