最近、イポーの市内中心部でも注目を集めているのが「オールドタウン」と呼ばれるエリア。ペナンのジョージタウンのような壁画や、おしゃれなカフェ、おいしいお店やかわいい雑貨屋さんが並びます。
今回はこちらのゲストハウス「27 at Concubine Lane」に泊まりました。「Concubine Lane(おめかけさん通り)」という名前の通り、その昔、イポーを席巻した華人の鉱山王たちが、おめかけさんをこの通りの邸宅に住まわせていたそうです。
こちらのゲストハウスは、イギリス人のオーナーが古い邸宅を当時のままに改装して営業しています。3匹の看板猫ちゃんもいますよ!
イポーと言えば、外せないのが「飲茶」。広東系の華人が多いので、点心のお店がたくさんあるんです。
中でも有名なのが、「富山茶楼 (Foh San)」と「明阁香港点心(Ming Court)」。両者、道を挟んで並び立っています。
地元の友人によると「富山茶楼は観光客向き。Ming Court は昔ながらの点心という感じで、地元の人が多い」ということだったので、Ming Courtへ。
イポーの名物のひとつが、カスタードプリン。堅めで甘みが強くて、懐かしい味わいです。
こちらの「天津茶室」では、豚肉のサテ―(串焼き)が有名。サテ―というと、チキンや牛肉だけじゃないんです。サテ―と牛肉麺を食べました。
マレーシア人に愛されるハーバルティーの「何人可凉茶」。創業者の歴史やお茶の試飲が楽しめる博物館があります。創業者のHo Kai Cheongさんのバイタリティーや、さまざまなマーケティングのアイディアに圧倒されますよ。
何人可凉茶の博物館の横には、イポーの主要産業だったスズ鉱山の歴史博物館があります。一見地味そうな博物館ですが、ガイドの人たちがとても熱心で、内容も充実しているので、良い意味で裏切られます。日本からやってきた芸者の「からゆきさん」も展示に登場します。
マレーシアの名物といえば、あまーいホワイトコーヒー。実はこれもイポー発祥です。
マレーシアでもっとも有名なホワイトコーヒーブランドは「オールドタウンホワイトコーヒー」ですが、こちらの南香茶室がその1号店なのです。