京王線高尾山口駅で下車。車なら市営高尾山麓駐車場(1日1000円)に。ただし、シーズンや土日は混雑。高尾駅などのパーキングに駐車し、電車で高尾山口駅に来るのがベター。
ケーブルカー・エコーリフトのりばです。11月中旬から下旬には、真っ赤に色づいた紅葉がお出迎えしてくれます。11月中はもみじまつりを開催。
のぼりはケーブルカー470円がおすすめ。途中傾斜が、かなりきつくなります。上りと下りの車両がすれちがうところが見所。紅葉も楽しめます。
ケーブルカーを降りるとお店。高尾山の名物の「天狗焼」が売っています。行きよりも、帰りのほうが比較的空いています。
薬王院をめざします。途中、タコの足のような根を持つタコ杉があります。浄心門をくぐると分かれ道。左は108段の急な階段「男坂」、右は緩やかな「女坂」です。2つの道は合流します。
高尾山には、たこ杉、天狗の腰掛け杉といった見所もあります。
山門をくぐって中へ。薬王院は744年に行基(ぎょうき)によって開山されたといわれます。※12月上旬までは薬王院で平日予約なしで精進料理が食べられます。
薬王院を入ると天狗が待ち構えています。ここでも紅葉を楽しめます。大本堂でお参りしたら、階段をのぼって進みましょう。
御本社(飯縄権現堂)。彫刻がほどこされた、大変色彩鮮やかなお堂です。
ここには鼻高天狗と烏天狗の2種類の天狗がいます。
階段と舗装された道路を進みます。巨大な大見晴園地トイレが見えてくると、山頂までもう一息です。ちなみにこのトイレの総工費は1億5000万円、豪華トイレです。なんと、2015年に、日本トイレ大賞(内閣官房主催)を受賞しています。
標高599mからの眺めです。東京を一望でき、はるか房総半島まで見渡すことができます。大見晴園地からは富士山も見られます。
レジャーシートをしいてピクニックを楽しむ人も多くいます。お店もいくつかあり、生ビールや缶ビール、温かい食べ物などを販売しています。
シーズンや土日は、お店が混雑することもが多いので、おすすめはお弁当。山頂は少し気温が低いので、温かいものがあると良いと思います。
余裕があれば、陣馬山方面に進んで、もみじ台を見てきましょう。美しい紅葉を楽しめるスポットです。
下山します。帰りはコースを変えてみましょう。さきほどの巨大なトイレから、4号路(1.5km)に入ります。人も比較的少なく、舗装されていない山道が続きます。しばらく進むと、つり橋があります。
高尾山さる園・野草園に、ちょっと寄り道。大人(中学生以上)400円、小児(3歳以上)200円。飼育員のトークがなかなか面白く、まるで人間の社会をおもわせるような、サル社会がよくわかります。
山上駅へ。帰りはリフト470円がおすすめです。下っていくときの、目の前に広がる自然の景観が最高。http://www.takaotozan.co.jp/
リフトに乗りながら楽しむ紅葉も、また格別です。