旧軽井沢銀座から一歩奥に入ればそこは静かな別荘地。
美しい木々に囲まれた道を歩くだけで癒されます。
旧軽井沢でのショッピングや人混みに疲れたら、ぜひ裏道を散策してみてください。
中でも有名なのは、詩人の室生犀星が亡くなる前年まで毎夏過ごした旧家。
無料で観覧できるので、旧軽井沢に行く度に立ち寄ります。管理人の方が色々教えてくれるのもお楽しみ。
ちなみに室生犀星は猫好き。特に火鉢に手をかけて目を細めて気持ち良さそうにしている「ジイノ」という猫が可愛すぎる!と少し前話題になっていましたね。
【公式HP】
http://www.town.karuizawa.lg.jp/www/contents/1001000000973/index.html
室生犀星記念館の向かい側にあるカフェ「涼の音(すずのね)」は、旧軽井沢という中心地にありながら軽井沢の自然やゆったりした空気を味わえます。
モーニングとランチのみの営業。
ずっと気になりつつも店内が見えず入るのを躊躇すること数年、観光協会の方にオススメされたので思い切ってドアを開けました。
思ったより広い庭やテラスがあり開放的。
この日は少し雨が降っていたこともあり、しっとり大人な雰囲気に惹き込まれます。
実は登録有形文化財という貴重な建物。
明治末から大正初期に建てられたという歴史ある別荘を改装したそうです。
軽井沢彫など家具の一つ一つが味わい深く、どんな物語がここで生まれたんだろう?と過去に想いをはせながら注文したメニューを待ちます。
今回は素泊まり旅だったので、軽井沢最終日にチェックアウトして旧軽井沢テニスコート前に駐車し、「涼の音」でモーニングして銀座をぶらぶら。
モーニングは9:00~11:00、水曜日は定休日です。
※オープン日や時間は時期によるので事前にチェックを。
【公式HP インフォメーション】
http://suzunone.main.jp/info.html
スープかキッシュを選べて1,200円(税抜き)。
キッシュは野菜たっぷりでパイ生地も美味しい。
サラダの野菜も新鮮、パンはふわっふわ。
なんとコーヒーはおかわり自由!時間を気にせずまったりと過ごすことができます。
店内の家具も元々あったものをなるべく活かし、大切に使っているそうです。
軽井沢彫だったりテーブルが昔の足踏みミシンだったり。
大正時代にはこの足踏みミシンで、どんな人が何を作ってたんだろう…と想像がふくらみます。
私の母もむかしは足踏みミシンで洋服や小物を作ってくれていました。
スタッフも皆さん優しく温かく、どこか懐かしい雰囲気はこのお店ならではの魅力。
週末は少し混雑するそうですが、一つ一つの席が離れていてゆったりくつろげます。
「旧軽井沢Cafe 涼の音」、お気に入りのお店がまた増えました。
旧軽井沢でのショッピングに疲れたら、一本奥に入って喧騒から離れ、軽井沢らしい森林と歴史を感じながら休憩してみませんか?
【公式HP】
http://suzunone.main.jp