ツインタワーのあるＫＬＣＣからＬＲＴクラナジャヤ線で約20分、空港電車が停まるＫＬセントラル駅からは約15分ほど。タマンジャヤ駅に到着しました。ここは、ＰＪ市役所やＰＪ裁判所の最寄り駅で、昔から市の中心部として栄えたエリア。駅の横には、大きな池のあるタマンジャヤ公園があります。
ＰＪパームは、ＬＲＴタマンジャヤ駅を下りるとすぐ目の前にあります。ファストフードの「Ａ＆Ｗ」の右並びです。
公共のプール、ジムのほか、バーが４軒、レストランが１軒、昼間営業のカフェが１軒、美容室やクリニック、ダイビングセンターなど。
今は誰でも料金を払えば利用できますが、その昔は欧米人駐在員の社交場だったそうです。
後ろの緑色に輝くビルがＰＪ市役所です。
このプール、ただの水泳用プールかと思ったら、ダイビングの講習もやっているんです。地元育ちの友人によると、「PJ Palmはダイビングのライセンスをとりたい人に有名」とのこと。体験ダイビングは80リンギ（約2,000円）、ライセンスは1,300リンギ程度でした。
今日は、プールサイドの南アフリカ料理レストラン「アウト・オブ・アフリカ」でディナーをいただきます。月曜日でしたが、欧米人のグループが何組か夕食を楽しんでいました。
マレーシアはサービスレベルが残念なお店が多いのですが、経験上欧米人のお客さんが多く集まる店、欧米人のオーナーが経営する店は、サービス教育が行き届いていることが多いです。こちらのお店も、なれなれしくない程度のフレンドリーで気が利く店員さんたちでした。
私は牛肉の「ウシシバーガー（Usishi Burger）」、友人はラムチョップをオーダー。
牛肉だから「ウシシ」っていうわけじゃないでしょうが、ちょっと謎なネーミングです。バーガーは28リンギ（700円ちょっと）でしたがジューシーでとてもおいしかったです。店の奥のバーベキューグリルで焼き上げたラムチョップもおいしかったようですよ。
２人でシェアするつもりで前菜のカニ肉のポタージュスープを１つオーダーしたら、店員さんが「シェアするのかなと思って」と２つのカップになみなみ注いでもってきてくれました。こんなところでも、サービスの気が利いています。
オーストリッチのカルパッチョなど、アフリカっぽい珍しいメニューもありました！
【Out of Africa】
http://outofafrica.com.my/v1/
首都クアラルンプール（ＫＬ）のベッドタウンとして発展したペタリンジャヤ（通称ＰＪ）は、中～上流のチャイニーズ人口が多く、日本人や欧米人駐在員にも人気のエリアです。ＰＪの心臓部ともいえるタマンジャヤの「ＰＪパーム」は、昔から欧米人駐在員に愛されてきた大人の社交場。現在は、誰でも利用できるスポーツ施設になっていますが、夜ともなるとムーディなレストランやバーが営業します。公共交通のＬＲＴでもアクセスしやすい「ＰＪパーム」について紹介します。