伊賀までのアクセスは、電車で上野市駅を目指すか、車でアクセスするかですが、いずれもアクセスは不便。さすが忍者がくらしていた場所だけのことはあります。伊賀に到着したら、まずは市役所をめざし、周辺の有料駐車場に車をとめます。最初に、だんじり会館をめざします。
住所:伊賀市上野丸之内122‐4
電話:0595-24-4400
営業:10:00~16:00
料金:大人500円、小人300円
定休:4月第3日曜日・10/23~10/25・12/29~1/1
駐車:34台
だんじり会館には、上野天神祭(毎年10月23・24・25日)で使われる『だんじり』が展示されています。また、上野城下を練り歩く鬼行列の様子が再現展示されています。お面がリアルで、鬼たちかなり恐いです。
さて、だんじり会館では、忍者の忍び装束に着替えることができます。1500円。
忍者の衣装に着替えたら、まずはだんじり会館の外にある撮影スポットで記念撮影。そのほかいろいろと撮影の小道具があります。忍者装束に気軽と、がぜん気分が盛り上がります。
撮影用の小道具や屋根のセットがあったりします。伊賀の中心部には、忍者のアスレチックなどはありませんが、城の石垣や神社の鳥居、石の階段、広場など、子どもたちにとっては、いたるところが忍者の修行の場と化します。
伊賀流忍者フィールドアスレチック、伊賀忍者修行の里赤目四十八滝などでアスレチックは体験できます。
上野公園の中に、伊賀流忍者博物館があります。ここでは忍者屋敷とともに、忍者の様々なアイテムをみることができます。
住所:伊賀市上野丸之内117(上野公園内)
開館時間:9:00~17:00(入館受付は16:30まで)
入館料:大人756円、小人432円
休館日:12月29日~1月1日
江戸時代末期に建てられた忍者屋敷です。室内に仕掛けられた
「どんでん返し」「隠し階段」「抜け道」「刀隠し」「隠れ物入れ」といった数々のからくりを実演で見ることができます。
忍者伝承館には、さまざまな武器や忍具、忍術書などが400点以上展示されています。みているだけで、わくわくすること請け合いです。水蜘蛛の上にのって撮影できたり、いくつか撮影スポットもあります。
上野城の方に移動します。途中、俳聖殿があります。こちらは伊賀出身の松尾芭蕉生誕300年を記念して、上野公園の敷地内に1942年に建てられたもの。、丸い屋根は旅笠、木額が顔で、八角形のひさしは蓑など、芭蕉翁の旅姿を表現しています。ちなみ、信憑性はわかりませんが、松尾芭蕉の忍者説もとなえられていますね。
1608年に伊勢国津藩(三十二万石)の藩主に着任した築城の名手『藤堂高虎』が、五層の天守閣を建設。しかし、大暴風で倒壊。現存する天守閣は1935年に復元されたものですが、石垣と内堀は当時のままです。その美しい姿から別名『白鳳城』とも呼ばれます。
住所:伊賀市上野丸之内106
電話:0595-21-3148
開館:9:00~17:00(入館は16:45まで)
休館:12月29日~12月31日
入館:大人500円(高校生以上)、小人200円(小・中学生)
1階に藤堂藩ゆかりの武具や甲冑、忍具なども展示さています。2階に藤堂家の調度品や、芭蕉関連のものも展示。3階は横山大観まどによる色紙46点が天井に飾ってあります。3階からの景観も抜群です。
上野城の内堀の石垣は30mという日本有数の高さを誇っています。なかなか迫力満点です。この石垣は黒沢明監督の映画『影武者』のロケでも使われたそうです。流石に忍者も、この石垣は登れないかもしれません。
時間があれば城下町もぶらぶらしてみましょう。ゴールデンウィークなどはイベントを開催しており、より盛り上がります。忍者や歴史が好きな人にはたまらないスポットです。