アクセスは電車で西武園駅に行くことがおすすめです。ちなみに、八国山緑地には駐車場はないのですが、西入口広場のすぐ横に、有料駐車場があり、そこを利用することも可能（500円くらい）。すぐ近くの西武園競輪場がやっているときは、混雑することあるようです。
西武園駅から徒歩3分ほどで、西入口広場に到着します。西入口広場を抜けて、いよいよ八国山緑地に入ります。園内全体がコナラ、クヌギ等の雑木林で、さまざまな野鳥や昆虫の住処となっています。
入ってすぐのところに地図があります。尾根道をまっすぐ進むと、東の入口近くに将軍塚があります。ここは、鎌倉時代後期から南北朝時代に活躍した武将・新田義貞の鎌倉攻めの際の陣地だったと伝わります。
尾根道は、東西1.9kmほどの道です。適度なアップダウンがある道で、距離的にも初心者におすすめのコースです。
尾根道から脇道に入ると、道が狭くなり、森の中に入っていくという雰囲気になってきます。
道を進んでいくと、やがて大きな広場が見えてきます。ベンチなどがあり休憩できる「ほっこり広場」です。
ほっこり広場は縁の中心部くらいにある広場で、ボールあそびなどもできるくらいの広さ。ここで昼食をとります。園内にはいくつか、こんな広場があります。
ちなみに、この近辺から新山手病院という病院が見えますが、これは『となりのトトロ』の主人公のサツキとメイの母が入院していた「七国山病院」のモデルとなった病院だとか。
尾根からはずれて、脇道を降りていくと、緑が深くなって、トトロが住んでいそうな自然が広がります。
園内の南には２つの池があります。この周辺は、バードウォッチングのができるスポットとなっています。。
尾根道にもどってきて、西入口を目指してい進みます。それほど疲労も残ることなく、心地よいハイキングを満喫できます。住宅地に囲まれたエリアに、こんな自然が残っているのには、ほんとうに驚きです。
